テンカラ毛鉤の名前について tenkara kebari 

近所に真田毛針が有る
蚊頭・ヤマメ・イワナ用は販売されている
幼少時代、内職が盛んな頃
アメリカへの輸出用毛鉤を巻く奥さん方が近所におり
ハックルが開く程度で 驚いた事が思い出

毛鉤は特に実物を手に取り
他人様が巻いた毛鉤を見る事が最良
写真で見る平面的なものとはボリュームが違いすぎる
実際、スコットランドで使われていたサモンフライ
ハンドバイス即ち手で巻かれたもの
羽根がふかふか、何処から見ても流線型
羽根の束をきっちり巻き止める、実戦の凄味

DSCF3793
福富針
DSCF3792
鮎毛鉤 櫻巻

イワナ=黒・ヤマメ=黄
それ以外
まったく拘りが無かった
釣る数とサイズだけの時代
釣れなければ、釣れる魚の居る所まで
さすがに長靴に荒縄巻ではなかったけれど
水中型ウェイダーのフェルトはシーズン中に1回、張替
足の両親指の爪も1回からひどいと2回、生え変わり
ダイワの4.5m ファイバーグラスの琥珀で毛鉤釣りをしていた頃
ラインは4.5mから6m、ハリスは一ヒロ
毛鉤のサイズはTMC102Yでいえば11号、 黒か茶の蓑毛
胴はクジャクに黒の絹糸16号荒巻、 ベンドまで被る芋虫様の太い胴が定番
飲めない水の魚は釣らないという矜持があり
ほぼイワナ域でしか竿を出さなかった
鮎釣りが盛んで重複するヤマメ域では
渓流釣りそのものが出来ないというこの地域の事情もある
実際、ヤマメを釣るという意識も無かった
関川をホームグランドに、上越から糸魚川 小谷をへて乙見ダムに至る周辺のすべて
上流部であればイワナのみ
それこそ大振りな毛鉤でおもしろいように釣れた
大場所にはそれに見合う大型も居た頃
餌釣り師が半日以上粘った後の夕方
関川の氷沢出会いの淵
琥珀で引き出せなかったイワナ
竿尻を魚に向けるなんて西洋釣絵画にある姿そのまま
手のひらサイズの尾鰭を見せるだけ
西野へ降りて、下流へ一旦下がり、乙見ダム下までがのんびり1日コース
大水が出るまでは通ラズは有るし、高巻もある
平坦になった今とは大違い
春の山菜・竹の子から禁漁間際のナラ茸・早出の舞茸
春蘭・金蘭からショウジョウ、クリンソウ、黄花シラネアオイ、白・ピンクのカタクリ
色変わりから希少種まで様々な植物分布限界が混ざり合う場所
見慣れた大岩も無く、今はただの河原

あの頃の釣果は無いにせよ
この時期ならこの毛鉤
あの川ならこの毛鉤
そんな気持ちで巻いている
釣る魚の種類も増え、源流部から
下に降りてきた原因も有る

そろそろ
テンカラの毛針もフライ並にスタンダード・パターン名が必要に思える
なんの毛鉤で釣っていると聞かれ説明に困る
甲冑並に(それ風な文字の羅列です)
赤漆頭・雉剣揃・薇丸胴金筋・緋色毛引威の何番なんてね

ちょっと気持ちが惹かれてしまう

ちなみに

DSCF3794
剣羽根 ゼンマイ胴 横
DSCF3796
剣羽根 ゼンマイ胴 上

これが赤漆頭・雉剣揃・薇丸胴金筋・緋色毛引威の16番(笑)
勝手ながら、真田藩のイメージ

言いたい事は伝わるかもしれないが長すぎる
でも、剣羽根毛鉤、ゼンマイ毛鉤・テンカラ毛鉤・毛鉤だけでは
範囲が広すぎて伝えられない
個々の川の当り針を洗練し一般化したのがフライのトラディショナル
3千とも4千とも言われ個々に巻き分けられる、鮎毛鉤が羨ましい

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