伝承毛鉤について

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伝承毛鉤 蓑虫毛鉤

各地・各渓・名手の手による様々な毛鉤

~道では無いけれど、魚籠持ちから始め
渓への道から歩き方、山で必要な知識を得る
山菜・茸に詳しい者、獣に詳しい者
勿論、魚採りが巧みな者
餌釣り、毛鉤釣りが巧みな者
才能と知識が溢れていた
それが、萬ある中の、生きる術の一つ
仕事を共にすることで伝承される業
田畑作業から家造り、道普請から川ざらい
全てが己の手と皆の手で作り出されていた
昔、信州と新潟の秋山郷周辺は秋田マタギの縄張り
妙高山周辺は木地屋集団、檜皮葺きを生業
笹ヶ峰周辺は隠し金山守護ともいわれる辺境守護
近代、ジャガイモで開墾、開拓、撤退を繰り返す
その地、その地で歴史もあるし、人と人の交流もある
この毛鉤のルーツは遠刈田毛鉤かもしれない
乙見ダム建設で来られた方の手慰みの毛鉤が
親交のあった方から伝えられたもの
この毛鉤の倍ぐらいデカいのを関川の一ノ橋下で使っていた
爺様も石のシャッポを被ったし、もう使う人も居ないと思っていたら
信濃町の人が関川で使っていて懐かしいやら驚くやら
これも一つの伝承

今ではこれも関川のりっぱな伝承毛鉤
作る人もいれば、それで釣る人もいる

独特な使い方は伝わっていくのだろうか

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伝承毛鉤 蓑虫 上

針      がまかつ R10-B #12
ボディ    絹穴糸 16号  オレンジ
ウィング   日本雉 テールサイドウィング

日本雉はフライで使われるフェザントテールと違い、裏面が濃い又は黒い
先ではなく軸側の皮付きを使うのはヒゲナガのウィングを表現
(ボリュームを出し水面の振動と波紋で魚を誘う)
3段でカディスウィング状に付ける
夕方、水面を滑らすため敢えてキールタイプに巻く
ヤマドリでなく雉を使うのは、水弾きが良いから
この一つ一つが業、これが伝承、

先回ご紹介した、剣羽根の処理も同じ
この処理方法も一つの伝承

なぜが判ればそれが伝承毛鉤

採るには早い小さな舞茸なら屋号を残し
大きくなるのを待ったもの
そんな共同体意識も、はるか昔の話

以下爺の戯言 ———————————–

夕方、一ノ橋下の二つのプールで振ってた
爺様の毛鉤はデカかった
遠目に見ても判る毛鉤の大きさ
羽軸の皮を毟り取ってそのまま餌針に巻き付けたもの
細く切ったプラスチックの束の様な毛鉤

伝承毛鉤について” への2件のフィードバック

  1. Thank you for showing me very good kebari! I am learning to tie without the vise is very hard to do, one my kebari will catch fish and look good too! Mark from Colorado Good Fishing

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