逆さ毛鉤・順毛鉤・普通毛鉤

テンカラ毛鉤の形態として
逆さ毛鉤・順毛鉤・普通毛鉤の3形態
勿論、材料と針によって中間型も有る
剣羽根毛鉤は形態が普通毛鉤でも
ここまで堅い羽根だと違和感というか、別格というか・・・
エルクヘヤーカディスの様に羽根を束ねたものは
順毛鉤の亜種としても
遠刈田毛鉤も含まれるかと思うと・・・
取り敢えず
蓑毛の向きで広く分けたとして3種類
飯山の奥、秋山手前で見かけた
カケスのフェザーをスペント型よりファンウィング型に近く広げた
まるで蝶のような毛鉤もあるし・・・
以後、実物を巻いて写真で上げていこうと思う

普通毛鉤           逆さ毛鉤         順毛鉤

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普通毛鉤・逆さ毛鉤・順毛鉤
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普通毛鉤・逆さ毛鉤・順毛鉤

そこにヤマメ用毛鉤とイワナ用毛鉤の違い
伝承毛鉤も独断では
西日本はヤマメ用毛鉤、東日本はイワナ用毛鉤が
主に伝えられてきたと感じている
そこに外国人避暑地のその当時のフライの影響
古式と言える、その地方、その川用の個人作成の毛鉤
縫い針を曲げての時代までとなると広すぎるので
市販の餌針がある時代からとしても
釣法、竿、仕掛けの違いから様々な毛鉤

テンカラもグラファイトロッド全盛となりフライロッドと同じく
画一的な、投射性重視の毛鉤ばかり
釣果重視ならそれも仕方がないけれど
バンブーロッドにシルクラインで楽しむフライフィッシングの様な
もう少し、幅広い楽しみ方も面白い
昔しテンカラでは無いにせよ
マッチ箱に毛鉤を入れて川辺の手頃な枝なり、竹なりを竿にして
そんな原点のようなシンプルなテンカラも楽しい
意外に、太めの柳の枝も良く撓って面白い・・・

 

余り紹介されない順毛鉤

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順毛鉤

小さなバックテール・ストリーマーにも似る

フライの解釈はこれに近い

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順毛鉤 フライの解釈

はたまた

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順毛鉤 フライの解釈

これも

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順毛鉤 フライの解釈

もしくは

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順毛鉤 フライの解釈

普遍的なら

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順毛鉤 フライの解釈

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CROW KEBARI 烏毛鉤

こちらではあまり使う人を見かけないカラス毛鉤
フライでブラックパラシュートは定番でも
胴は黒でも、巻き毛まで黒は見かけなかった
白い底石の川ならカラス毛鉤も見えるだろうが
こちらは川底の石が黒いので、全く見えない

川底の石の色で地方色が出るのも、その土地の伝承毛鉤
アルプス系の花崗岩質に根附く烏毛鉤
ダブルハックルでレネゲイド風から
フロント側に厚めに巻いた物
トリプルハックルで各巻きは薄く巻いた物 様々
烏の独特の臭いが魚に効くと言う
(確かに、鼻に突く臭い)
素材に基づくカラス毛鉤から
色に基づくカラス毛鉤までこちらも様々

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烏毛鉤

鈎 パートリッジ社 TS2ST #12
ボディー 烏 ウィングフェザーツイスト
ハックル 烏 ウィングフェザー

油が浮き出るような独特の素材感
・・・甲虫の表面のようなテカり

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烏毛鉤

鈎 パートリッジ社 SF11 #12
ボディー 手縫い絹糸16号黒 前ピーコックハール
ハックル ヘンハックル 黒

じぶんにとっては、毛鉤のイメージの原型

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烏毛鉤 段巻き

鈎 SF1 #10
ボディー 手縫い絹糸16号黒

針先をハックルで覆わない、そんな拘りを持つ人が多かった

毛鉤のプロポーション

タイトとルーズ

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毛鉤のプロポーション

 

タイトタイプ
鈎・・・・・TMC9300 #14
テール・・・フェザントテールダイドイエロー
ボディー・・シルクフロス
リブ・・・・ゴールドワイヤー
ソラックス・シールズファー ダイドラスティブラウン
ウィング・・ヘンハックル

ルーズタイプ
ボディー・・チャドウィック477
他、同様

どちらのボディーも絞った巻きが耐久性を高める
同行者と同じ流れの縒れを同じ様に流し
素材感の違いだけで釣果に違いが出る不思議
どちらが良いではなく
その場に応じて変化する
同行者が居てくれる事で判る有難さ