ヒゲナガ ニンフ・フライ

犀川本流も水底が見えるようになり
早速、釣行
11時からのゆっくりとした入渓
1時間程度の現場なので却ってジタバタしない
群馬・山梨・長岡の方と入れ替わりながら
各メジャーポイントを探る
まずはダブルハンドで新調したラインを試し
ある程度慣れた後は実釣
定番のストリーマーで反応を見る
沈み石の手前のよれから
鰭を目一杯広げながら、虹鱒が出る
食い気も充分、引きも充分
ダブルなので50前後は余裕(有り過ぎ・・・)
折角なので、シングルハンド
ハーディー デラックス 11Fに持ち替え
ラインは久々のタイプⅡフルシンク
毛鉤はヒゲナガ・ニンフフライ

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ヒゲナガニンフフライ

ザグバグ風でも有り

鈎 ガマカツ ロングシャンク c11 #10
テイル ラビットファー オレンジ
ボディ ピーッコックハール
オーバーボディ フォーム材 黒
リブ カッパーワイヤー
ソラックス ラビットファー 緑系
スロート パートリッジ ダイドグリーン

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ヒゲナガニンフフライ

実釣済み 40から50オーバー
テールからアイまでのオーバーボディの
フォーム材はトップコートで補修済み

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ヒゲナガニンフフライ

オーバーボディだけレジ袋のオリーブ色に変更
余り代わり映えしない

入れ替わり立ち代わりの後ですから
単純にストリーマーでは出てきませんので
ラインを長く取りながら各ポイントで
俗に言う、アンマ釣り
ポイントの底へ毛鉤を届けたら
竿先で、ラインを小刻みに引き上げる
もわっとした当りが出たら、合わせず送り込む
魚が咥えるのでなく吸い込むイメージ
けっこう神経を使うのですぐ飽きてしまうのが難点

所々でもじりが見えだしたのでドキドキしながら
フローティングラインに変更していたら
静かな流れに・・・
シャツでは寒くなってきたので退散
周りを見れば楓が紅葉に変身中

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ヒゲナガニンフフライ

実釣で良い結果が出ると
早速・・・
キールタイプやらスイミングニンフフック
形は様々でもドレッシングは同じ
このタイプを入れたフライボックスは
開けるのに躊躇する
ご当地名物
ザザムシの甘露煮ぞろぞろ・・・

スペントフライ

———————
修正入れます
10月18日から水が落ち着きだしました
まだ雪代並みの青白さでは有りますが
やっと水底が見えるようになりました
——————— 20日 記

頼みの犀川本流(殖産漁協地区)
相変わらずの増水中
取り付く島もない
いつもなら膝下の水位が胸下
それでもカゲロウはハッチ中
荒川鮭釣り用フライを試してみるくらい
ダブルフックバージョンでも
ドレッシングのせいか意外と沈まない
それだけ強い流れと思う
いつものプールが流れの中
後もう少し澄んでくれれば

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スペントフライ

飛べない、浮かない毛鉤
(なんとなく釣が出来ない今の自分と同じ)

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スペントフライ

エッグサックにフロータントを浸み込ませて
辛うじて水面にへばりつくように薄いハックル
ハックルも要らないけれど
バジャーの地に細かい胡麻入りを使ってみたいだけかも

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スペントフライ

ウェットとドライの中間
wally wing はクイルウィングに比べて丈夫
ラインスピードが速い今風のグラファイトには辛い

勿論、CDCバージョンも用意して

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CDCスペントフライ

ぽっかり浮か無いように
スロートハックルにパートリッジ
赤ミューシュリンを附けてダビングしたエッグサックと
ソラックスカバーのフォーム材でバランスするように
CDCは薄く巻き止める

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CDCスペントフライ

余りいじり過ぎると何事も上手く行かないので
気分転換に山の畑に転身

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霜降りシメジ

山もいいね!
多少の前後は有っても有る処には有る

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本シメジ

沢山の大黒様にも出会えた
葉隠れもビクいっぱい
釈迦シメジの大株は勿論、鍋
チャナメ・シロナメはキノコ汁
クロカワは焼いて
珍しくシモコシも採れたし
ヤマブシタケはどう料理しようか

#16 ドライフライ

オールコックフックをはじめ
パートリッジやシーリー
TMCやガマカツ、マルト
餌針の淡水から海用
テンカラ毛鉤からサモンフライまで
必要に迫られて巻くため色々集めました

出来栄えよりは実釣での丈夫さ優先
#10以上が当たり前の定番サイズ
出る魚を足で拾っていた時期とは違い
今ではこの辺りでも#16程度がドライフライの定番

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#16 定番ドライフライ

ドライフライ群は全て#16フック
TMC9300からシーリーSF2
TMC102YとTMC500U

9300と500Uでは同じ#16でも
巻きあがりは倍程違う
英国のパターンを見るには昔の本しか無いけれど
サイズ感を確認するにはその当時の鈎を手に入れるしか・・・
その時は釣に使わない鈎を集めるなんてとは思わなかった
今は終活一歩手前
全て使い切るのが目標と思っていました
そんな時のプレゼントが隣のタランチュラサイズ
北海道のデカニジ用ドデカフライ
推定#4程度のストリーマーフックに巻いたドライフライ
今迄考えれる範囲外、夢のドライフライ
そのシュチュエーションを考えるだけで嬉しくなってしまう

ありがとうございました。
終活なんて言っていられない!
毛鉤1っ本で気持ち迄変わる・・・

暗ーくなっているのは
夏以降、度重なる台風のお陰で
今現在まで全く犀川殖産で釣りが出来ない
猛暑・渇水の夏はまだ渓流が有る
期待していた今月(10月)は尚更増水
30㎝下が見えれば良い方
折角の秋口・・・
11月中旬には雪が舞う

Wonder wing dry fly

wonder wing dry fly
ワンダーウィングドライフライ

チマチマしたミッジドライフライを巻き飽きると
目が慣れている内に#16程度の
定番トラディショナルドライフライを巻き貯める
#20番以下を巻いた後だと#18なり#16は
細かい細工がし易い
Wally wing dry fly の悲しさが
#18以下だと素材が透けるため
スティルウォーター以外、とても見にくい
流れの中、よれに入ってココで出る
一番大事な所で毛鉤が見えない
見えなくても魚は釣れるけど

ドライフライの一番大事な場面
綺麗に浮いたドライフライを
静かに咥える魚の白い口が見たい

若い時なら見えたのに・・・

そこで
Wonder wing dry fly
机の上では、並べても変わらない
水面に乗るとマットな色調で見易い

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Wonder wing dry fly

ヘンのハックルを2枚
化学繊維と違いマットな色調は小さいサイズでも見える

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Wonder wing dry fly

パラシュートタイプに飽きた時には一番

鈎 TMC9300 #16

巻いている時間も惜しんで釣に行く時には
とても巻いていられない毛鉤

#20以下の毛鉤 MIDGE DRY FLY

#20以下となるとユスリカ・コカゲロウ
フィシャーマンズ・カース
呪いとまではいきませんが近いものは有るようで
眼鏡屋さんでそろそろ来てますよと言われた老眼初期
それこそ必死に巻き貯めた毛鉤がミッジ・ドライ・フライ
一晩中巻いて巻いて100本程度はざら
魚に食われるより虫に食われたり
魚に持って行かれるより人が持って行ったり
結局、目を棟方志功ばりに毛鉤に近づけて
今も巻いている・・・たぶん、これがその、呪いかもしれない
色々、試行錯誤で最終的にはこのパターン

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MIDGE DRY FLY

このサイズだと化繊が一番
エアロドライウィング一択

鈎 GAMAKATU S13S-M 又は R11-BM
ボディ スレッド 又は ポーキュンパインのガードヘヤー
テイルとウィング  ADW
ハックル 黒他淡いバフ色に染めたグリズリー

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MIDGE DRY FLY

ハックルは2巻き程度でスカスカ
多少、オーバーサイズ
パラシュートタイプのポスト素材だけ浮いている様な状態
ボディ素材はストリップドピーコックハールより
丈夫なポーキュンパインガードヘヤーがお気に入り
シルエットとすれば
昔の鍵穴の様にソラックス部分だけ丸く太く
後は出来るだけ細く
捩ったポストは現場で開いて調整

色を変えればコカゲロウ・・・

これでだめなら

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MIDGE FLY BOX

以下、ジジイの戯言
ミッジをついばむライズ
ミッジドライフライで反応がなくても
一般的なアントフライに反応したり
それもホットオレンジ物だけとか・・・
#16程度のオレンジパートリッジだったり
単純な順毛毛鉤の#20のブラウン色しか反応しなかったり
(胴の中程にハックルをぱらりと巻いた毛鉤)
この毛鉤が良いは、釣り人のエゴかもしれない
でも、この毛鉤で釣りたいという我儘が楽しい

スノーシューラビット ドライフライ

スノー・シュー・ラビット ドライフライ

ガマカツ C14-BV #18
定番トラディショナルも、勿論、良いけれど
竹竿に似合うドライフライパターンで
何か悩む時にはガマカツ・フックをバイスに挟む

取り敢えずベースを巻いて

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GAMAKATSU  C14-BV

此処まで巻いて仕上げを考える・・・

ソラックスにCDCダビングしてインジケーターとウィング
それとも、ボディとウィングを詰めて巻いてアンダーボディパラシュート
バレリーナ・ダンには無骨、でも折角のエキステンド・ボディ
ハックリングして下側カットのダンパターンも良いかもしれない
タイイングの楽しい時間

CDCは釣れたら後が忙しいので限定使用が常
アンダーパラシュートタイプはこれで釣れたの記憶は無いし
最低限5匹程度は乾かすだけで使いたい
数々の制限の中
スノー・シュー・ラビット

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スノー・シュー・ラビット ドライフライ

結局、スノー・シュー・ラビット ドライフライ

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スノー・シュー・ラビットドライフライ

アンブレラフライでもないし
行き当たりばったり型
バーチカルアイは老眼に愛が有る
でも、ティペットの存在が・・・とか
余り変わらないけれど

兎に角この鈎は掛かりが早いし保持力も有る
ニジマス相手よりはヤマメ向き

写真を見て気が付いた!
ソラックスのダビングを忘れてる
用意済みの特製タップスのダビング材・・・スノー・シュー・ラビット入り
このタイプの鈎が出る前は
鮎掛け鈎にアイを附けて、タイイング、同じ仕上がり
ただこの鈎が出たお陰で小型が巻ける

某温泉下のプール、早春のガガンボ
性懲りも無く来シーズンを夢見る

DOUBLE LIMERICK HOOKS

PARTRIDGE DOUBLE LIMERICK HOOKS R1A

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パートリッジ社 ダブルリマリックフック

絶版のトラウト用ダブルフック

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シルバーマーチ

ウィングはターキー等、自家版

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ダブルフック・ウェットフライ

定番トラディショナルウェットフライのダブルフック版
犀川漁協の犀川本流では活躍してくれました
不思議な事に
犀川殖産漁協管轄の犀川本流では・・・
虫を意識していないとは思えないけれど
勿論、時期的なものは有るとは思いますが
シルバーマーチ以外のトラディショナルウェットパターンの中で
実釣でこれだと思う物が犀川漁協地区程感じない
やっぱりシルバーマーチは小型ミノー?

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ウェットフライ ダブルフック ボックス

犀川漁協地区の水を充分飲んだ毛鉤達
新調したホイットレーフライボックスへお引越し

高番手シルクラインには
シンクレート調整で使えるダブルフック

来シーズン用に・・・