MINOGE KEBARI 蓑毛毛鉤

蓑毛毛鉤

剣羽根毛鉤は流れが迸る様な場所
落差が激しい小滝の連続する
流れの中の石がいつも洗われている様な
巨石累々の源流域か
反対に、有名処で入渓者が絶え間ない場所が
主な使用場所でした

淵が有って流れ出しと流れ込みが緩やかな傾斜地
石が苔でおおわれる様な一般的な渓流では
蓑毛毛鉤を使っています
この胴の元は秋山郷と聞いていますが
もっと遡れば秋田マタギからの伝来と聞いています
初めて見た時は鶏の羽根のグルグル巻きを
タバコの火で焼いて体裁を整えていました
拘りが有り
鋏では駄目で煙草の火が一番
本当は短い毛がいいのは当然のこと

古参のフライ作りの名人が体裁を一変
更に手を加えて、今に至ります
当初のパーマーハックル風毛鉤から別の毛鉤に生まれ変わり
通常のドライフライだけなら使用しないネックハックルの
上側の利用法としても面白いと思います
今様のジェネティックハックルなら
非常に密に巻けます(サドルなら尚更)
グリズリーならグレーのまだら模様
ダングリなら、クリーならとバリエーションが広がります

取り敢えず巻き方の紹介を
前出 黒毛鉤にて紹介済みでは有りますが
小さくて見難い等、ご指導受承りまして再出です

dscf4673
パートリッジ社  K12ST  #16

K12ST #16 シルバーシャドー
セッジ用のフックですからロングシャンク
並みのフックであれば #12位
ショートシャンクのTMC102Yなら#9程度

dscf4674
蓑毛毛鉤 ベース

ゴールドワイヤーでタグを作ってからリブ用に切り残します

dscf4675
ボディ用ハックル

使い残りの古いメッツのハックルです
今のと若干、艶と張りが違います
毛先の透けもキラキラしています
上側の羽根をまずはダブリング

dscf4677
蓑毛毛鉤 ボディ

ここから息を止めて一気に巻きます
ストークが重なると見栄えも悪いですし脆くなります

dscf4678
蓑毛毛鉤 ボディ

単一のジンジャー色のハックルですが透けが入っているためまだら模様となります
ハックルを選ぶとエッグサック風の仕上がりとなります
スレッドを一旦ウイップフィニッシュして

dscf4683
蓑毛毛鉤 ボディ整形前

ここからボディを整形します
要領はディアヘヤーのスピンボディと同じです

dscf4685
蓑毛毛鉤 ボディ整形後

残したゴールドワイヤーで補強のためリブを入れます

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蓑毛毛鉤 ボディ完成

ソラックスに山繭ダビングでハックルのベースを作ります

dscf4687
蓑毛毛鉤 ハックル

様々な色が流通した新ホフマンのヘンハックルです
見ての通り剣先型で透けが強く、蓑毛毛鉤には最適でした
コックハックルをそのまま柔らかくした羽根で
入荷すれば買い求め、何枚有るか、今でも数えたく有りません
買い求めたほとんどがvaliantです
これはダンバジャーの先黒でスプラッシュの斑模様が入っています
これでも表記はバリアントです

好みと渓に合わせた組み合わせと
翅脈論の実践も楽しめます

dscf4688
蓑毛毛鉤

手に持って巻いていた毛鉤からフライ作りに興味が出た頃
「100本を1ダース単位で巻かないとフライ作りは慣れないね。」
という無茶苦茶のご指導も有り
バイスを買い求めタイイング道具とハックリングの練習を兼ねて
それでも100本単位で巻いていました
実際、巻き過ぎて馴染みの釣具屋さんで販売もしていました
自分が使うより気を付けて巻いたお陰で勉強にはなりましたが
手間賃と材料代を考えれば儲けなど無いと同然でした
その頃からリーガルを愛用しています
ダイナキング シュープリームも気の迷いで手に入れましたが
ステンのボディでは左手の置き場に冬季冷たすぎ
結局
リーガルのロータリー ミッジとスタンダード・ジョー 二刀流です

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