modern style kebari 浮世毛鉤

浮世毛鉤

現代風tenkara-kebari

TMC200R #18

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TMC200R #18

ロングシャンクですから並みのショートシャンクなら#14位

クリンクハマータイプに整形

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TMC200R #18

 

 

手が悴む冬は折り易くなりますので暖かい処でゆっくり整形

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ベースのドレッシング

ここでワイヤーを巻き込んでいますが先回のフェザントテールの切り残しを使うためです

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ボディ

ボディの素材は好みです

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スノー・シュー・ラビット ポスト

スノー・シュー・ラビットをポスト代わりに
ヘヤーウィングフライの様に立てます

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スノーラビットシュー ポスト 整形

巻き易くなるようにジェル状の浮力剤を擦り込みます
ミューシュリンの赤を使っています
気温が高いと透明感が出ます

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ハックル巻き

ホフマンハックル ゴールデンバジャーのスプラッシュ 先黒 2巻き
スノーシューもハックルもこれで毛鉤を浮かべる訳では有りません
視認性は高まりますが水中でのバランサーの役目が主目的です

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浮世毛鉤

タイイングで使ったウィングのミューシュリンが使用時効きます
流れの中でホーバー状態となりますので浮かべるも沈めるも自在です
このサイズですが老眼対策も有りますのでアイのスペースは大き目です

TMC200R #18をわざわざ変形するのには訳が有ります
一般的なサイズの魚を掛けると判りますが口の端にカンヌキの様に刺さります
BLで使っていますがシャンク全体がバネとなって食い込んでいます
同じメーカーなら2312等も同じタイプで有りますが
200R独特のアウトポイントとベンドのデザインが利いていると思います
細軸で表記サイズが#18ですが保持力は#14以上有りました
尺上程度のやり取りの最中でも安心感を感じるくらいです
当初心配した変形部位も餌の裸鈎とは違い毛鉤ですから
幾重にもスレッド他でドレッシングする事で丈夫
却ってベンドのバネの力が強まった様
合わせもスムーズな気がします

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一番の利点は鈎全体で挟み込みますから穴を広げる事も裂く事も有りませんでした
刺さり優先で魚体の保護はバーブレスでは無く
そろそろ掛けた鈎の穴を大きくしない
そんな鈎のデザインが必要と思っています

この頃、昔の鈎を引っ張り出しているのは今風の鈎は細軸でゲイブのバネが固い
刺さりは良くても魚の口を傷めやすい
折角のキャッチ&リリースなら出来るだけ早く傷を付けずに放したい
昔の鈎は太軸で刺さる穴は大きくてもやり取りで広げない気がする

以下 爺の戯言  —————————————-

渓流釣りは面白い
餌釣から始めて渓流歩きを覚え
魚より山菜やキノコのお土産も豊富
何より渓を歩く事は山登りとは違った楽しみ
嵌り易いのですが
登山道を使った山登りと違って沢登りは裏街道の様なもの
職漁師の様な稼業ではないにせよ
それなりの覚悟が必要です

関門のいくつかに
バブアーにショルダーバッグの英国風から
ベースボールキャップにフィッシングベストの米国風
釣りより道具の蘊蓄ばかりは
自分の様な膝の関節が痛いジジイに任せて

山歩きや渓歩きが好きな方にはシンプルなテンカラが一番
源流を詰めるにも杖代わり
馬の面に人参をぶら下げると同じ
V字谷なら登り詰めないと退渓も出来ません
お勧めはいたしませんが
不思議なもので急流の渡渉でも釣竿を持つと
バランスが取り易くなります

安全確保は大事です
水の入ったウェーダーの重さで滝壺に沈み
水流の強さで手がオイデ・オイデと動く姿にはなりたくありません

川案内をしていると
まずはテンカラ毛鉤は見え難いと言われます
最初は
パラシュートタイプなりエルクヘヤーカディスをお勧めしますが
どうしてもティペットやらラインを水面に置く癖が付きやすくなります
本来のテンカラの面白さは竿先の上げで
ラインとティペット部分を水面に付ける事なく毛鉤だけをを水面に乗せる事です
勿論、ラインを流れの中へ送り込みもしますが
それでもラインを水面に乗せると掛け辛い気がします

蓑毛で誘って胴で喰わすのがテンカラ毛鉤ですから
猫と猫じゃらしで遊ぶように風と流れを利用し自在に操ります
フライフィッシングが線の釣ならテンカラ釣りは点から点をつなぐ釣り

ラインとティペットを緩めず張らず毛鉤の針先を生かすのは竿の操作
テンカラ独特のリズムが自然に出てきます

作り物の毛鉤を生かすには水の表面張力と流れと風を蓑毛の張りで受け止める事
風に乗る凧を糸で操る事に似ていると思います

浮いても良し、沈んでも良し、風で踊るも良し
迸る水流なら剣羽根の硬い羽根がまるでバネの様に
弾力的な踊りを見せてくれるでしょう

水面だけでなく水の中でも同じ事
流れよりちょっとだけ早く、ちょっとだけ遅く、時には流れのままに
立つ位置と流すポイントで魚は案外ゆっくり出てきます

いかにゆっくり魚を出すか、それが毛鉤釣りの醍醐味
最後に魚と対峙するのは毛鉤ですから不信感を持たせず
魚を惹きつける毛鉤作りがまた楽しみ

渓流の餌釣り師は餌を飲み込まれるは恥、口の何処に掛けるかを粋としました
毛鉤釣りも同じです
釣り上げた時、口や腹が裂けたり目玉が飛び出した魚は見たくありません
電光石火の早合わせにはどこか無理がかかります

木化け・岩化けは魚との間合いを詰めて
魚の一挙手一投足の姿を愛でる事かと思います
各鰭を震わせ毛鉤に向かう姿
寝ている様なのんびりとした動きでゆっくり口を開ける姿
躍動感に溢れる宙を舞う姿
半世紀前の記憶でも思い出します

渓流が舞台なら魚は役者
竿と毛鉤は舞台道具
繰り広げられる芝居を見逃せるはずがありません
出来れば毛鉤を小道具よりは役者に仕立てたい
舞台に合わせ毛鉤を設える楽しみ・・・流れの強さに蓑毛の腰の強さを合す
蓑毛に拘り、胴に拘る

数を釣った、大きいのを釣ったは
今となりますと却っておぞましい思い出かもしれません

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