日本の狩猟鳥利用(雉毛鉤)

日本雉毛鉤

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日本雉

保存方法と利用方法
裏側のスキン部分の油分に注意し過剰であれば除去
ぬるま湯に中性洗剤を溶かし手洗い後陰干し
必要な場合は防腐剤処理

各部位に分けて

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日本雉

程度が最高の一品

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日本雉

ウィングとボディフェザーに分けて
各々、キッチンタオルを下敷きにしてジップロック

油分の多いテール部分はスキンよりニッパーで切り離したほうが保存性が高い

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日本雉

日本雉の各部位・・・剣羽根

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剣羽根 日本雉

特徴的なテール部分・・・フェザントテールと違い裏面が黒い

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日本雉

各部位

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日本雉
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日本雉
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日本雉
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日本雉
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日本雉

フェザントテールとの違い

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日本雉テールとフェザントテール

ブルーダンに似た輝きに裏面の黒さが違う
フェザントテールが銅なら
日本雉はいぶし銀

以下、ジジイの戯言 ———————————————–

毛鉤なりフライを巻きだして一通りのマテリアルが揃うと判るのが
なぜコンプリートで手に入れなかったのかと思うマテリアルの多い事
ヘンフェザント・パートリッジ・ゴールデンフェザント・クート・・・
七面鳥やら孔雀はサイズ的に無理でも
小袋で買い求める以上の価値は有ります
出来ればマラード・ギニヤ等も

初期の販売されていたフライマテリアルの思い出
インディアンハックルは塩漬けの様な物
油抜きも無く防腐剤代わりの塩の塊
中性洗剤を溶かした温湯で手洗いして下処理
それでも夏季には油が染み出るので裏紙の交換は必須
ウィングならヤカンの湯気で羽根を繕い
プライマリーやらセコンダリー
使い易い様に裏から刃を入れ各部位に分ける程度は
オールドスクールなら誰しも経験済み
危険な薬品処理されたであろうマテリアルも多かった気がします
今は家庭用洗剤も進化して強力な脱臭効果も有りますので
昔の様な苦労も笑い話

バックテールの独特な臭気(皮脂の腐敗臭)
これですら今の脱臭剤で消える程
それから比べれば鳥類はまだ手軽かと・・・

エゾシカのヘヤーもマテリアルで流通して来ていますが
次は日本のゲームバードが控えています

海外でのマテリアルは家畜以上にゲームバードと狩猟採取された
獣毛類の利用は日本で考えられる以上に一般的に使われています

日本もその流れが見えだしているので、有害鳥獣対策も含め
ネット販売の強みを生かし、育って行ければと願っています
前出の川鵜毛鉤でも述べさせて頂きましたが厄介者の川鵜でも
マテリアル的には非常に優れた各部位を持っています

英国を代表する釣具メーカーのハーディー社も
日本雉で作られた毛鉤の凄さを英国のフェザントで再現しようとしましたが
彼の地でのフェザントでは効果的なフライを作れず
又、輸入しようにも数が揃わず製作を断念した逸話も残っています

ヨーロッパでは流通が禁じられているヒーロンにも似る部位が多い
日本では有害な鳥として駆除費を出している川鵜
他にも
マガモ(マラードダック)
コガモ(ティールダック)
バン(ムーアヘン)
ゴイサギ(ヒーロン)・・・

フライでの使用は勿論ですが
出来ればテンカラ毛鉤なら尚更・・・

高麗雉の剣羽根も良いのですが、出来れば国鳥の日本雉なら尚更です
手に入るなら、その命に見合うだけ最大限に活用できればと思います

日本の狩猟鳥利用(雉毛鉤)” への2件のフィードバック

  1. 遅くなり申し訳ありません。

    素晴らしい!の一言に尽きます。

    魂のこもった毛鉤に生まれ変わるのを見るのを楽しみにしております。

    いいね

    1. 松本様
      お褒め頂き恐縮です。
      お分け頂いた貴重なマテリアルですから
      その丁寧な仕上げ工程に見合う様に
      使わせていただきます。

      いいね

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