鮭釣りフライ用フック

鮭有効利用フライフック
ならぬ
在庫放出有効利用フライフック( ^ω^)・・・

本日は久々の完全休日
釣具の手入れを兼ねてブログ更新
天気予報は曇りでも山は暗いし偶に光る
そんな時に出る
河原を大蛇の様にのたくる雷には会いたくもない

田圃の水回りのついでにタックルベリー長野店
山積みのルアー用シングルフック6本入り50円
今は無きコータック扱いの品物
#4なら鮭用に最適・・・大人買い
次は釣具のオオツカ 長野店
ガマカツのワームフック#1~#3/0
12本入り同じく在庫放出で定価500円が200円
それでも売れなかったらしく
最終手段の50円ラベルがその上に貼られている
棚の篭盛りを全て大人買い
これを30Lbのブレイデットラインで繋げば
鮭用フライフックのベース完成

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鮭釣用フライフック ベース

ワームフックのシャンク利用でとても安価なイントルーダー型フライフック完成
ワームフックならではの滑り止め用についているシャンクのスピアーが役に立つ
勿論、ワームフックそのままでも充分フライは巻けるしワイドゲイプが頼もしい

以下、爺の戯言 —————————————————–

サーモンフライとなれば
カナダはミラミチリバーのガイド氏が巻いたフライ
観賞用では無い実釣用のヘヤーウィングサーモンフライ

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ヘヤーウィングサーモンフライ

サイズは2/0 ボリューム全開
一見、おおらかで大胆でも
繊細さと真面目さが底に有る
巻いた人の人柄から個性まで出てしまう
フライなり毛鉤だからこそ面白い・・・

ハーディー・JET 8f半 6番

ハーディー・グラスファイバーロッドのJET
8f半 6番 基本中の基本
JET SET Jon E.Tarantino

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ハーディー・JET

フライの渓流釣りは8半の6番 一択の時代

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ハーディー・JET

初期型の白ペグに狭いスネークガイド
popな竿袋のお城ラベル

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ハーディー・JET

60年代からの透明感のあるメノウガイドにトップガイドも丸形
コスメは同時代の竹竿と同じ
以後は簡略化される

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ハーディー・JET

これが始まり・・・
今でもこれが精神注入棒

以下、爺の戯言 ——————————————————-

金属フェルールからの脱却と素材革新の産物
竹竿を再現したものでは無い
今となれば限界点も案外低いし竹竿以上に癖も強い
グラスだから許容範囲も広いなんて事も無い
ただ、手にも腕にも魚にも優しい独特な感触と
ツボにはまった時の鋭さは流石

プラスティックラインの6番ではその頃でも荷が重い
某Shakespeare社のDTライン、太さがバラバラでも商品として流通
リーダーも太さがマチマチで一部は平ら
真のライン品質ではサイエンティフィック・アングラー
品質がまともな日本製のリーダーが世界を席巻した時代
ついでながらノッテッドリーダー自作の方が良かった時代

幅の狭いスネークガイドを見て古い形ですね~。と言った某キャスティングの講師
知らないから仕方が無いけれど今の形でスネークガイドを出したのは20年代のハーディー社
曲がりの深いグラスに合わせ敢えての狭い幅(フットによるブランク破損防止)
手持ちの40、50年代JJH・LRHは今の形のスネークガイドで
ブラックフィニッシュがオリジナル
巻きの向きは英式が本来、米国の古い竹竿も英式が多い

ヘキサグラフ・フライ・ロッド

印籠継で4・5・6の3番手指定のヘキサグラフ・フライ・ロッド
試し振りで完全に嵌り込みましたが貴重品
その後
各ショップでオリジナルのヘキサロッドの流行
メノウガイドで定番の8f半の2psと3psを手に入れ
3psが良すぎたため同じ仕様のミラーロッドを追加
ついでに、ハーディー・サーモンデラックス 9f半のコピー
スレッド色はオリジナルの逆バージョン(笑)
その後に手に入れた
ハーディー社サーモンデラックス9f半竹竿と振り比べ
魚を掛けた後のバットの強さまでほぼ同じ仕上がりに却って驚く・・・
8f半は手前味噌ながら70年代のWF・ハーディー?

最終的にオリジナルヘキサグラフ15f 10~12
このしなやかさと剛性感は竹竿とグラファイトロッドの良いとこ取り
・・・リールシートはダブルロックに交換済み

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ヘキサグラフ・フライロッド

赤メノウガイド

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赤メノウガイド

ストリッピングガイドだけで飽き足らず

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赤メノウトップガイド

トップガイドも同じ赤メノウガイド仕様
軽いリング式トップガイドではこの竿の持ち味が・・・(笑)

シーズンともなれば
渓から家と会社に通う有様・・・
出張先まで同行してもらって日本各地で釣り三昧
補修でスレッドワークやらエポキシの扱いに慣れ
スネークガイドの交換に段巻き追加・・・
竹竿の風情で全天候型が幸いし何時でも何処でもこればかり
ラインもプラスティックからシルクまで
あらゆる面で出来の良すぎる万能型

以下、爺の戯言 ———————————————————

時代的には踏み絵の様な存在
ヘキサグラフの釣り味と遠投重視のシューティングロッドの大きな分かれ道
どちらもトラウトキラーなりサーモンキラーロッド

追記・・・
同じ様に見えるブランクカラー
St仕様とDx仕様がその当時有りまして
グルーラインだけの物がSt仕様
Dx仕様は写真をご覧ください
保守の面で・・・
ブランクそのままでオーバーコートされていない場合
この塗料は水を吸い変色します
乾けば元通りになりますが様々な要因が加味されて
角の部分から塗料に割れが出てきた物を見ました
ご注意ください

スティルウォーター・ロッド

足繁く通った山上湖
鏡面から白兎に季節の移ろいを水面に映す
金魚並みに鰭が伸びたヤマメに脅かされたり
丸太と思えば岩魚だったり
流れとは別の楽しみで世界が広がる
ロッホスタイルに遠投
シンクラインの深みにはまりつつも
シューティングまではたどり着けなかった・・・

ユスリカがメインの清水ヶ池
#10~12のソフトハックルフライで引っ張り釣りなら数は出る
一番面白いのはミッジフライ
ドライで遊びウェットで引きを楽しむ
鱒達に飽きられないよう引き出しは多くなる
回遊魚目当ての湖も面白い
でもジンクリアの池で見える魚も面白い

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スティルウォーター・ロッド

グラファイト・デラックス 11f 8~7
スティルウォーター    9f3 8~9
ソブリン         9f    6
ボロン・フライ      8f半   5

フライにのめり込んだ時期の残渣
それでも筆記体のルーミスやらスコット、ダイヤモンドバック等をウロウロ
結局残ったのがハーディー
当時は土地柄か選択肢も無くハーディーだらけ
結果、今では自分もハーディーだらけ

そろそろ渓を釣り上がる限界も見えてきたので
無茶をせずこのロッド達の出番かもしれない

以下、爺の戯言 ——————————————–

ハーディー・ボロンフライ・ロッド 8f半 5番

70年代のグラス登場と80年代に登場したボロン
どちらも革新の産物ながら短命なのはボロンロッド
ハーディー社では1983年だけの僅かな期間に製造された稀なロッド
製造過程で作業員の怪我が多すぎて製造中止と説明されているが
同規格のグラファイトロッドに比べて持ち重り感は多い
竿径が4番手並みの細さだから尚更感じる
反発力の高いのが売り文句でも
ツンツンした感触は有っても余り差異は感じない
グリップも幅の狭いリングを重ねて硬めに仕上げてあるのも助長する
感度が高いからスティルウォーター・ロッドには最適らしいけれど単純に硬いだけ?
何よりざらつきの有る砥石の様なストリッピングガイドのリングは不評
グリップ自体米式輸出用となれば米国メーカー対抗にカタログ掲載用モデル?

某国産ルアーロッドの様にグリップシートだけボロンシートを巻き付けて
ボロンロッド規格を得る様な半端な仕事をしていないだけでも
メーカーとしての良心は有る
破壊試験でそれが露呈した某国産ロッドメーカーは
言い訳でグリップの感度を高める為と言い換えたよりは遥かに・・・まし!
色々、話題豊富なボロンロッド

競技用自転車がまだクロモリにロングイタリアンカットラグ全盛期に
登場したフル・アルミフレームの様な気がする
軽量化のために薄いパイプでも計測機器では良好な数値
それでも素材の反発力が操る人間には強すぎる
かと言って物理的な強度を高めれば重くなる
溶接技術も確立されていないためフレームパイプは接着剤で組み上げる
接着剤の劣化でパイプが抜ける事故多発
溶接技術確立後の今では安価な実用車で多用されている
この頃はまた、ボロンロッドの発表も盛ん

犀川本流 ドライフライの愉しみ

ダブルハンドは暫らく休憩と言いながら
結局持ち出すハーディー・ワイ・11f

本来ならばシングルの出番

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高番手竹竿

ゴールドメダル  10f半
クラウンホートン 10f
サーモンDX   9f半

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ハーディー・アルミ・チューブ

ウェットフライではなくドライフライで愉しむ

以下爺の戯言 ————————————
ゴールドメダル 10f半
40~45程度の虹鱒達に遊んでもらって釣り下り
平瀬の流れで60越えの虹鱒
一気に下流に加速され竿がへしゃげる
左手でバットを抑えて付いて行くのが精一杯
立てたら折れるの言葉が頭の中でぐるぐる回る
竿の曲がりを見ながらダメなら魚より竿が大事と思った途端
フッと冷静
グラス特有のヘタレ感も無い、キリキリするグラファイトとも違う
柔軟であっても芯の強さが残る独特な安心感
芯の強さがどれ程の物かは折って見ないと判らないけれど
竹竿とその長さに魅入られた瞬間・・・

ドライフライの次の楽しみ

ハイシーズン突入の渓流域
毛鉤とフライで充分愉しんだ次の楽しみ
毎回訪れる渓ならこの石、この流れに居つく魚は確認済み
次の愉しみとなればトラディショナルなドライフライに竹竿

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ハーディー バンブーロッド

定番 ゴールドメダル     9f半
繊細 イッチェン       9f半
万能 LRHドライ&ウェット 9f3
豪胆 LRHドライフライ   8f9
遠投 JJHトライアンフ   8f9
軽快 デラックス       8f半

梅雨明け間近
天気が良ければ竹竿の時期

リール金具のクスミを磨き各部位点検

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注意書

保管方法

竹の唯一の弱点は水分
アルミケースに入れたままの保管を嫌うのはその為

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ギャランティ・カード

折角の竹竿なら
長い竿の曲がりと振り心地を愉しむ
なにより長い竿は無理な力を嫌う

以下、爺の戯言 —————————————————-

基本はあくまで9f半にDT6
ポイントを見極めラインを水面に延ばす
別にダウンクロスで使わずにドライフライをアップに投げ
ラインの重さと捻りのある鈎の組み合わせで合わせる
そんな竿先だけで合わせるフックセットではない愉しみ

軽量化のお陰で何を失ったか・・・
ショートロッドの楽しみだけでは勿体ないし
渓流は3~4番と決めてかかるのも愉しみが少ない

シンプルイズベスト?

春先の菊芋掘りからハウス物のサクランボ
梨やら林檎に桃の摘果
田植えに露地物のサクランボの収穫
夏野菜の植え付けやら玉葱の収穫
農的生活よりは完全な百姓・・・
シンプルな生活に見える農村の生活は意外と忙しい
それでも6月16日は鮎の解禁
田休めも兼ねて久々の海を眺めながら友釣り
この時期にしては塩焼きサイズの釣果に喜ぶ
釣欲が高まったお陰で犀川本流
気温32度、水温18度 お互いギリギリの状態
そんな中でも白く沸き立つ早瀬はフライの独壇場

シンプルイズベスト

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ハックルフライ

#14  ウェットフライ定番のリマリックフック
ハックル ラスティ・ダン(バリアント)
ボディ  イエローシール・天蚕ダイドイエロー

一見、とてもシンプルな英国風イマージャー・パターン
でも色々な小細工と拘りの楽しみ

早瀬を駆け上がる砲弾型のギラギラした虹鱒を
竿全体で受け止めるハーディー・ワイ 11f
下流に長く伸びたDT7ラインを11Fの長さを生かしてピックアップ
そのままシングルホールで打ち返し
オーバーヘッドでもシングルスペイでも
ワイのシャキッとした持ち味が気持ち良い

シンプルそうに見える農村生活と同じ味わい・・・