Angling at the surface

スキューズニンフ風毛鉤バリエーション
スネックベンドフック

穂高周辺の川がまだ三面護岸前
山葵田用の水路は和製チョークストリーム
今も面影が残るとすれば大王ワサビ農園前の万水
おおらかな各養魚場の囲いから逃れた虹鱒たち
鏡の様な水面で吸い込み
砂底の水草と共に揺らめく
岸の影には大岩魚が潜み
底石の撚れは山女魚が遊ぶ
川岸に並ぶ柳で身を隠しボーキャスト&ロール

スキューズニンフ風毛鉤バリエーション
ウィスクはギニヤの首毛
地色ブルーダンで薄紫に輝く
意外に丈夫で張りも有る
指定の3本でも納得できる強さ
アブドメンはピーコッククイルの弱さを嫌い
ポーキュパインの針毛では無いガードヘヤ
こちらも指では切れない強さ
ソラックスはナチュラル・モール
ハックルはミディアムブルーダン

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スネックベンドフック

鈎はパートリッジ REF CS21 #16
オリジナルよりは細軸でブラックフィニッシュ、バーブも今風
針先に入る僅かな捻りが嬉しい

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スネックベンドフック

懐古趣味の復刻版

G.Bが流行り始めの頃
厚く水草の重なる底から引きずり出してみたり
各種パターンや鈎強度を試したり
マテリアル毎に違う反応を楽しんだり
釣場というよりは実験室
同じ魚相手ともなれば尚更深まる

以下 爺の戯言 ——————————————————

パートリッジ社が日本市場に掛ける意気込みは凄かった
有名処の名を付けてのJapanオリジナル
沢田氏のロングメイ・フックはまだしも
島崎氏のヤマメのアップアイとダウンアイ
ワイドゲイプのスネックベンド!
正方形の鈎・・・
リンクでご覧下さい

The Little Marryat

The Little Marryat
リトルマリアット

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The Little Marryat

鈎 マスタッド  94842 #16
テール&ハックル ブラウン
ボディ      ラビットアンダーファー
ウィング     ティールダックブレストフェザー

明るめの茶色に胡麻入りのテール&ハックル仕立て
ボディのアンダーファーも明るめの極細
ウィングはブレストフェザーのウォーリーウィング
釣り人特有のシャイで先鋭な方であれば
きっと一筋縄ではいかないはず・・・

アップライトウィングドライフライの魁
George Selwyn Marryat
1840,6,20生 ~ 1896,2,14没

クイルマリアット
ジンジャークイル
レッドクイル
オレンジクイル
・・・
羽根を立て水面を流れる姿が美しい
それと共に
エポックメイキングな転換点

こんな毛鉤を使いたいからハーディー竹竿 
イッチェンなりクラウンホートンにシルクライン
我満に愉しむ

盛夏用毛鉤

スパイダー・ソフトハックル・ダブルハックル・・・

気温と共に水温も高まり
ドライフライでは日中の反応が弱い時
流れの落ち込みの岩の下に落とし込む毛鉤

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盛夏用毛鉤

鈎      TMC111 #14
ボディ    スレッド
リブ     ホログラムティンセルをワイヤーでツイスト
ソラックス  ピーッコクソード 1本
リアハックル サイズが合えば何色でも コックネック一巻き
Fハックル  パートリッジ他ソフトハックル

流れの強さに合わせてダブルハックル仕立て
ソラックスのピーッコクソードとリアハックルは
フロントハックルの抑えの為
(毛鉤はある程度の動きが欲しい)

用途とすれば羽蟻パターン

山岳渓流で出の渋い時に使っているけれど
サイズとマテリアルを変えればパターンは様々
流れの強さにソフトハックルがすぼまない為のリアハックル

イナゴ毛鉤 7月後半の毛鉤

グラスホッパーフライ

草原の横を流れる真川
一歩毎に飛び立つバッタ(イナゴ)の時期
期間も短く天気でも状況が変わるため
いつも課題で終わる毛鉤
食い気が起ち出すためにイナゴには派手な出方
定番の毛鉤は出てはくれるけれど
釣れはしてもピント外れ
ウルフパターンならイナゴの出方
スティミュレーターは突くばかり
出方まで我儘を言うようになる後半戦用毛鉤

材料はディアヘヤーとミッジサドル・ダイドオリーブ
極力、軽量化

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イナゴ毛鉤

スティミュレーターとエルクヘヤーカディスの合作
TMC200Rを一寸だけワイドゲイプ化

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イナゴ毛鉤

上から

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イナゴ毛鉤

ボディをオレンジにしたり赤が良かったりしたスティミュレーター
犀川の虹鱒なら好いのだけれど岩魚は半信半疑
ボサボサ頭を軽めに仕上げて

底の見えない深いプールに浮かべて暫らくほったらかし
風か流れか毛鉤がスッと動いた時が楽しい・・・

爺の戯言 —————————————————

一世を風靡したエルクヘヤーカディス

ドラックがかかりティペットで引かれた時に
浮かぶか沈むかは
ヘッドのカットの角度で大違い・・・

鮎毛鉤「千曲」風鮭毛鉤

鮎毛鉤がどうしても気になるこの時期
鮭有効利用調査用毛鉤に写し取り

鮎も鮭も遡上魚程度しか共通点は無いのだけれど
色のグラデーションで喰わすのか動きで喰わすのかは共通

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鮎毛鉤風鮭毛鉤

ベースフックは在庫放出利用イントルーダー型
金鈎にGBヘッドでそれ風に

ツノは赤のグースバイオレット
蓑毛はレッドヒーロン
先玉は黄色のシェニール

モデルにした鮎毛鉤の名前は「千曲」

結構、本気
鮭用述べ竿で本流テンカラ 鮭釣り ?

SST Jacket and Guide Jacket

Patagonia SST Jacket and Simms Guide Jacket

梅雨時の必需品 ウェーディングジャケット

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SSTとGuide ジャケット

古くなりましたが補修しながらSSTも現役
漬け込むタイプの撥水処理剤で疲れ知らず

白地に青のゴアテックスラベル
着るとゴアゴア言うからゴアテックスの時代から
悪天候で気持ちが落ち込まない事は凄い事

この頃
打たれ弱くなったのか軽量化された今風ハードシェルが辛い
今迄は雨粒の大きさを感じる事は無かった
今は雨に当たっているだけで疲れる
渓を駆け上がっていくより棒杭の時間が長いと
3レイヤーは有難い

袋に入れたまま登山用パックの中のゴアのレインスーツより
納戸にぶら下げてる方が長持ちしている
通気性の良い田舎家だからこそ(笑)

DRY FLIES or WET FLIES No,2

DRY FLIES or WET FLIES No,2

コッキーボンデューなりグリーンウエル、グレイダスター位なら
ハックルさえ揃えばオリジナルに近くなる
チョット困るのがアイアンブルー
単純にダークグレイダンならそれ風
スチールブルーダンでレッドが所々スポットのアンダルシアン・コック
イケマセン・・・

アイアンブルーの憂鬱

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アイアンブルー
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アイアンブルー

もっと困るのが
定番であろうマーチブラウン
ブラウンに近いグレーのラビットアンダーファーでも色が違い過ぎ
赤味の強いコックフェザントテールにゴールドワイヤーのボディなら別物
テールもハックルファイバーやフェザントテールにブラウンマラード
一般的にはハックルもチョコレートダン?
ダークグレイダンからコーチマンブラウンまで
英国風にパートリッジのブラウンフェザーをフロントに3巻きしても
出来上がりは別のフライ・・・

マーチブラウンの困惑

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マーチブラウン
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マーチブラウン

勿論、投射性を考えてフロントハックルは上半分に
・・・100年ほど前のフライでも行われていたこと
パラシュートタイプも有ればノーハックルにキールタイプ
オストリッチハールのブラックナット・・・
フライの殉教者達の熱意は凄い

ドライフライで使うならワセリンなりパラフィンから
ダックオイルにダックグリスのフロータントでも
チョークストリームならラインの操作無しで浮かぶかもしれない
リールも無く残りのラインはポケットの中の時代
それでも11fの長い竹竿で毛鉤を直接に操作しなければ
浮かび続ける事は至難の業
ラインの飛ばし方と毛鉤の操作は余りテンカラ釣りと違わない

毛鉤釣りがテンカラ釣りと煽られた50年代の毛鉤なら
ドライ風やらウェットフライ風にニンフ風
今よりもバリエーションが豊富

伝承毛鉤に縛られるのはチョークストリームのクラブ並み

サーモンフライの様なウェットフライが無いのは
単に日本では鮭を対象に出来なかっただけの話
鮎毛鉤のパターンを大型にしたら鮭も釣れるかもしれない
今風イントルーダー型でも有るし( ^ω^)・・・
何よりも会話が楽しそう
「何で釣れた?」
「やっぱり青ライオンかな」 なんてね!

大雨後の青空が眩しくても釣りどころではないと
毛鉤が増えていく・・・

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英国風 トラディショナルフライ

トラディショナルドライフライパターンでも
渓流域で使うとなればイマージャー
沈めても浮かべてもテンカラ毛鉤と変わらない・・・

違うと言えば
今風レベルラインテンカラで多い
フライでいうアウトリガーニンフ釣法
リーダーとティペットの長さを競うLLにも似て
こねくり回した御陰で魚より人が釣れている
結果テンカラもフライも違うものに成って行く

DRY FLIES or WET FLIES

DRY FLIES or WET FLIES #12

トラディショナルフライでは有るけれど
このままでテンカラ釣りに使いたくなるフライ

定番のブラックぺネル

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ブラックぺネル

レッドタグ

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レッドタグ

ウィリアムズ・フェイバリット

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ウィリアムズ・フェイバリット

フェザントテール

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フェザントテール

スモールハリー

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スモールハリー

チョークストリームより渓流域に似合いそう

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#12 リマリックフック

 

空梅雨で終わりかと思えば
先回の関川・鳥居川氾濫並みの大雨
犀川・千曲川も堤防ギリギリ
久々の青空でも好きな畑仕事も出来ない
出来たとしてもこの周辺の露地果樹は全てピンポン玉程度の降雹で全滅
後は収穫できない果樹の防除作業だけが続く
天気には勝てないけれど用意は怠りなく( ^ω^)・・・

白孔雀胴毛鉤

再生復活の意 白孔雀胴

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白孔雀胴 烏胴

白孔雀のアイ
天然パールホワイト

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白孔雀 アイ

現物は貴重な白孔雀では無くブリーチしたもの
以前からあったけれどブリーチの加減が良くなく
折角のフィリューがボロボロの物ばかり
こちらはその中でも良品
パールホワイトに輝く

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白孔雀胴毛鉤

リブはワイヤーをパールマイラーと共にツイスト

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白孔雀胴毛鉤

以下 爺の戯言 ———————————————–
毛鉤釣りをして早や半世紀以上となりましたがハッチマッチとは違う
限定的では有っても魔性の毛鉤は有ると思います
シンプルな毛鉤なら尚更ですが同じに巻いて出が違う
蓑毛が擦り切れ胴がボロボロになっても釣れる當針の不思議
積み重ねた経験がものを言うのが釣りでは有りますが
それ以上に毛鉤に頼る釣りが毛鉤釣りではないかと思います
フライも同じ思いをしています
同じパターンを最低5本以上はボックスに用意して有りますが
結局そこから摘み出したフライはティペットの切れ端がついた使ったフライ
ティペットに結び付ける時に気が付きます
バイスの下に置いた受け皿に並んだ時は同じパターンの毛鉤なりフライ
渓で結ぶのは同一パターンの中でもほぼ同じ毛鉤なりフライ
時合いを知るのが経験でも
白い毛鉤なんてと思う釣り人以上に魚を狂わす白毛鉤の不思議

ハーディー・バンブーロッドリペアⅡ

ハーディー・バンブーロッド リペア

竹竿で塗装が劣化した竿のクリーニング
メルトダウンなりクラックが常の古いハーディー竹竿
補修で上からバーニッシュを厚く塗り固めたものでなければ
特にオリジナル塗装なら尚更・・・簡単!
剥離剤は接着剤劣化が怖いので使わない

気になるラッピングスレッドもハーディーなら基本は
クラレット・ペールグリーン・イエロー・スカーレット・グリーン
ロッドラッピング用のゴッサマーシルクで事は足りる

経年変化(バーニッシュの黄変)で竿毎に色変り
合う糸を裁縫屋さんで探すより染色した方が早い
ほぼ薄茶色か茶色の加色で済む

竹竿にエポキシを選択するかワニスを選択するか
自分なら次のクリーニングを考えてワニス

クリーニング前

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ハーディー竹竿

クリーニング後

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ハーディー竹竿

メルトダウンして竿袋に張り付いたり剥がれたり
自分にすれば世俗の垢の様なもの
1950年製作のロッドだから67年分・・・

クリーニング後に現れるウブな竹色が堪りません

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ハーディー竹竿

グリップは石鹸とたわし
リール金具はピカール
塗装の除去 ラックニスにはアルコール
布に浸けて拭くだけで感動するくらい綺麗になる

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ハーディー竹竿

6角を潰さぬ様に薄く拭き塗り
ラッピングの補修後、再度ワニスの拭き塗り
此処までで3時間はかからない
後はしっかり乾燥 8時間
最低限必要な防水は完了
釣行後必要に応じてバーニッシュを重ねる
でも余り厚塗りはガラスの塗膜で有っても似合わない
工芸品でなく釣り道具の範囲
その時は再度クリーニング

余りクリーニングし過ぎるのも
この竿が重ねたであろう時間が失われる気がする
かと言って厚く塗り重ねられたロッドでは厚化粧過ぎる

前出のハーディー竹竿フェルール リペア

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ハーディー竹竿フェルール リペア

竹竿 メンテナンス Way 12f 1/2