剣羽根毛鉤 独り言

蓑毛で誘って胴で喰わす
蓑毛の張りは流れに合わす
などと言われて毛鉤巻き
その中でも別格は剣羽根毛鉤

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剣羽根毛鉤

胴  絹糸 黒
リブ ファインワイヤーツイスト
蓑毛 剣羽根 黒

1950年代のテンカラ釣りブームの陰の立役者
釣り本に登場初期は山女魚用の毛鉤
ルアー機能の極小サイズと持ち上げられて
その後擦れた岩魚用に転用
毛鉤釣りブーム以前の岩魚なら
ボサボサの大振りな毛鉤で充分釣れるから
もったいなくて岩魚に使うのは躊躇した位の位置付

1960年代以降一気に職漁は皆無となり
仇花にも似た岩魚用剣羽根毛鉤だけが残る
昨今のFfなり毛鉤釣りブームで再登場
覚えているだけで都合4回目位
林道整備のお陰で源流域でも
擦れた岩魚ばかりとなり花が咲く
その後
地方財政の圧縮に伴う林道放置に通行止め
これが進めば源流域は昭和の時代
となれば
岩魚用剣羽根毛鉤は仇花?ラストホープ?

以下、爺の戯言 ————————–

幼少期の安曇野の穂高に始まり
妙高高原町の爺共の魚篭持ち
津南町から越後秋山郷やら野沢温泉から信州秋山郷
岐阜高山での逆さ毛鉤に南信の段巻き
この段巻きで幼少期の思い出が蘇り泥沼行

日光に甲府・群馬・秩父・信州
生魚が貴重な内陸性山間部から
温泉地に付随した各地各様の伝承毛鉤と釣り方

自宅からは青森駅・下関駅まで共に車で1200Km程度
場所的に恵まれても車があってこその釣り巡り
なにより
タイムトラベルにも似た毛鉤との出会い
妙高高原町でも日光でも避暑地の毛鉤はFFの影響
今は全国一様のテンカラ釣り・・・
毛鉤も既製品の様

東北地方の山間部から中部山岳地帯の釣りが
愉しみが多いしやっぱり故郷の釣り

地元の秋山郷毛鉤の今風アレンジも面白い

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秋山郷毛鉤の今風アレンジ

タグ&リブ ファインワイヤーツイスト
ボディ   日本雉テール
ハックル  狐色ファーネス色変わり(茶・黒・白)
ソラックス ピーッコクソードの上にオーバーハックル気味に

今風と書いても爺の毛鉤(笑)

言い訳代わりに
あの頃に今のマテリアルと道具が有ればのタラレバ~毛鉤

基本的に職漁は毛鉤に出る魚の拾い釣
入渓点も決まっていれば退渓点も決まっている
隣に道路なりゼンマイ道も無いのが職漁の場
退渓点はその後の荷運びが伴うため
あの流れ、この石でなからの数の目星をつけて渓に入る
生魚が貴重だからこその釣り方
(川は天然の冷蔵庫の意)
だからこその毛鉤の種類で一カ所で粘らない
なぜなら次回の入渓で数を揃えられないから
一つの淵でもっと釣れるのは承知の上
先が有るから飛ぶように駆け上がる
それをテンカラ釣りは
一つの毛鉤でとか釣り方が大事とかは
基本の根っ子が抜けた話

だめな時なら隠し沢
それでもダメなら
毛鉤を変えて淵で粘るための隠し毛鉤有り
サイズと数を揃えられない時の毛鉤

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毛鉤蓑毛 一期一会

蓑毛の違いで魚の出が違うのは
フライフィッシングでなら
誰しもが経験する事
ドライフライピュアリストなら尚更
ジェネティックハックルは確かに素晴らしい
それでもOld English Gameに拘るのは歴然とした違いが有るから
そこまでこだわらなくても
インディアンハックルは種類も多いし値段も安い
希少な色も探しやすいし偶に化物も出る

毛鉤の蓑毛となると羽根で浮かばせる概念が無い
言われてきたのは羽根の腰と輝き、透明感

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ジェネティックサドルハックル

ジェネティックハックルの高品質はサドルハックルでは尚更、良く判る
それでも毛鉤の蓑毛の大事なことは表の色だけでは無い

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逆さ毛鉤 蓑毛

定番の逆さ毛鉤の蓑毛 表面から
先が霞む張りの無い羽根に見えるかもしれない

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逆さ毛鉤 蓑毛

ヒーバート・サドルハックル・バジャー
(バジャーハックルは高品位が多い)
裏側から見ると蓑毛は光輪の様
写真には写り辛いが虹色のハーレーション
爺様達が言っていた透明のハックル

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逆さ毛鉤 蓑毛

逆さ毛鉤

蓑毛 ヒーバート・サドルハックル バジャー
胴  山繭 ナチュラル
リブ パールマイラーをファインワイヤーで撚ったもの

蓑毛用のハックルは表の艶と
裏側の透明感が大事な事

選りすぐった中でも貴重品
毛鉤蓑毛は一期一会

以下、爺の戯言 ————————————–
コレクター趣味では無く必要に迫られて求めたハックルは
数える気も無くす枚数・・・
コックネックにコックサドル、ヘンネック
ウェットフライ用にコックにヘン、コックサドル、ヘンサドル等の
色鮮やかなダイドのフェザー達
毛鉤とフライに憑りつかれた期間の長さに比例しただけとしても
家一軒分の在庫を誇る某K氏に比べればまだ大丈夫
そんな枚数の中でもこれと思うのは少ない
別格のオーラを身に纏うそんなハックルは
一期一会なり邂逅に近い・・・

今でも使うに躊躇するプリモウス(クックー)
白黒のバード模様・・・グリズリー
拝金主義の権化として認識した過去のトラウマ
その実、効果が特に優れていたわけでも無い
唯々、高価なだけの金の持ち腐れ
今ならナチュラルブラックより潤沢
自家版でダイドして使うくらいが関の山

面白いのがその頃のバリアント
薄ぼけて色も様々、模様も様々
規格品に当てはまらない
売れ残りを安く買えたお陰で今が有る

毛鉤釣りへの回帰

テンカラ釣り?

通常の毛鉤から
キールタイプに成る鈎の形状
シャンクの長さとゲイブの形状
太軸・細軸に丸・平打等
ドレッシングによる全体的な重心も含めて
水面・水中での姿勢=フッキングの良さ

雄黒矮鶏・烏胴毛鉤
雄黒矮鶏・・珍重されたが毛質はコックネックよりはサドルに近い
烏胴・・・・天然黒色に独特な臭いが効くとされていた

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黒矮鶏・烏胴毛鉤

フライフィッシング用なら伝統的なMETALLIC RATIO
ドライならテールはシャンク長 ハックルはゲイブの1.5~2
それでもクライドスタイルからペイジェント
スパイダーなりファンシーに脈翅論まで
サモンフライなら・・・
勿論
各部の微細なバランスやマテリアルの使い方は、自由であると思う
それでも
今様のサドルハックルを長さに任せギッチリ巻いたブラシ様には
機能性を含め毛鉤としての体を成していないと感じてしまう
尚更
人工マテリアルで巻かれた今のフライよりは
先達のテンカラ毛鉤の方がより美しさが有ると感じる
これは
拘りの有る毛鉤達の良さを伝えきれなかった責任とも思う
だからこその
剣羽根の処理・山繭胴・ゼンマイ胴・カワネズミ胴等の紹介
幻とか希少価値は魚を釣るより人を釣り易いだけ

テンカラは釣法が大事で毛鉤は何でも良い
毛鉤に拘る様じゃ腕が知れる
ロングラインを操るのがテンカラの腕の差
テンカラ毛鉤は誘って使うから何でも構わない
テンカラには安直にE.Hカディスやブラパラが良いとした流れも原因
どちらにせよ
経験の積み重ねで釣果は得られるだろうが自ずと限界は近い
それを魚が居ない、管理が悪い等の他人任せなら尚更近い
仕掛が悪いとなればテンカラ屋の術中に嵌る

流れに出た山女魚相手ならレベルラインの
ソフトプレゼンテーションも判るが
穴の奥に居る岩魚はそれよりもピンポイントが大事
4間先のお猪口に入れるのは当然
それよりもその左右に打ち込めるが大事
レベルラインで迸る流れと風の風圧の中
ピンを打てるのか?それには4号でとなればもっと?

テーパーラインでソフトプレゼンの方が容易
レベルライン至上主義は不思議な話

対する魚が違うのに一緒くたのテンカラ釣り

毛鉤は誘うのが云々は誰が言い始めたことだろう
基本はあくまでナチュラルドリフト
作為的なナチュラルドリフトも
竿の長さが有れば容易

いつのまにやら変貌している
釣雑誌テンカラ

地元の毛鉤釣りへの回帰の時期
山岳渓流のイメージも違い過ぎるし
そもそもここら辺の
山岳渓流に山女魚は居ない
それとも
山釣りもいいかもしれない

職漁師の実釣用毛鉤自体を目にした方は何人数えられるのだろう
粗末とか簡便では無いと知る感性は伴っていたのだろうか
それこそ石のシャッポを被った爺様たちに笑われる・・・

職漁師自体1950年代前半には虹鱒の本格的な養殖により駆逐され
自家用程度か小塚い稼ぎですら1960代には皆無・・・
現役の職漁師との面談は最後年でも60年程前の事になる
となれば
会えて話ができたと言う方の年齢すら推して知れる
この近辺ならその世代は30年程前には石のシャッポ
漂泊の民とかのロマンも不思議な話
マタギ集団の他に漁労に長ける木地屋集団も居るし山窩も居る
定住地が有っての全国行脚・・・
テンカラを売り物にしたい方の創作童話めいて不思議な話
深山でも山女魚が居る場所の話なのだろう
(スギノコかもしれませんが)

以下 爺の戯言 ————————————-

There is not boring kebari

The kebari where the feelings of the fly-tier was expressed is very interesting
Do not you think it is a lot of fun to understand the origins of
kebari,s and the best way to use them?
Sorrowful thing is「猿真似」
It is to use the tool without knowing the difference between the tool usage and the tool
Kebari is a tool of harvest and flies is a tool of sensibility
Both are full of wisdom

I tying kebari as a harvest tool
but it approaches completion as it comes with beauty

From kebari and fly poisoning patients

スペイ・ジャケット

バブアー・スペイ・ジャケット

ダウンロード
バブアー・スペイ・ジャケット

 

ハーディー・スペイ・ジャケット

hardy
ハーディー・スペイ・ジャケット

先オイルジャケットに続いて
作業が捗ったので次の作業は
本来のスペイジャケットの番

今様のスペイキャステングには馴染まなそうな
バブアーとハーディー製スペイ・ジャケット

どちらも古くなりましたが
使い続けられる耐久性
手間も掛かるが道具とすればそれも楽しい

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バブアー・スペイ・ジャケット

2ワラのラベルに昔のzipper
Barbour A130 spey jacket オリーブ

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ハーディー・スペイ・ジャケット

厳冬期に有難いフードとウールライニング付き
ハーディー・スペイ・ジャケット ダークグリーン

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ハーディーお城マーク

バブアー・スペイ・ジャケット&ハーディー・スペイ・ジャケット
違いとすれば軽いバブアーに暖かいハーディー
中に着込めばどちらも同じ
生地も違えば作りも違うが
共に昔ながらのスペイ・ジャケット
違いがもう一つ
共に内ポケットが有るけれど

ハーディー・スペイ・ジャケットに二つ
バブアー・スペイ・ジャケットは一つに
腰回り一周のゲームポケット

ハーディーは釣具メーカーらしく釣り道具入れの位置
バブアーの方はフラスクを入れてもバランスが取れる位置

入れるウィスキーはモルトやピュアポットスティルかもしれないが
フラスクはUK製のお城マーク付きでも
もっと癖の在るバーボンウイスケーが好み

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スペイ・ジャケット他

時代遅れの廃盤品が並ぶ
良く使う持ち物が時代遅れになった事は
持ち主も・・・

秋に向けてメンテと虫干し
コスプレ並みの気恥ずかしさを無視して
秋シーズンの出番が有れば幸せ

以下爺の戯言 ——————————–
出来れば鮭釣りにでもと思ったけれど
荒川鮭釣りは今季から常時ライフジャケット義務化が始まる
事故防止は歓迎するし何か有ってからでは遅い
今から悩むのが着るタイプかウェスト式
どちらもウェーディングするには辛い
自動膨張式ならもっと大変

バブアーオイルジャケット

バブアーオイルジャケット

ダウンロード

Royal Warrant付きのバブアージャケットに代表されるオイル・ジャケット
竹竿にシルクラインでオイル・ジャケットとなれば
今ならコスプレの様に感じてしまう

今から20年以上前
釣行帰りに馴染みのラーメン屋に向かって歩いていると
カメラを持った2人組に追いかけられインタビュー
店の中に早々に逃げ込んだお互いの恰好は
ハンター長靴のギャロウェーに
バブアージャケット&オイルハット
フル定番アイテムでも薮漕ぎの後
ファッション誌に出れる顔でもないし

今は死語ともなった「バンカラ」を気取るのは難しい・・・
そろそろファッション・アイテムでは無くなった様なので
今年の秋に再登場させるためのオイルコーティング開始
暑い今なら作業も捗ります
オイル缶のデザイン変更も使いだして3回目を数える
臭いも無くなり益々白パラフィンに近づいている様な・・・

廃盤のゲームフェア インナー&フード付き
山菜採りから茸採りまで
採れ過ぎたりすれば収穫袋代わりで流石にボロボロ
補修はウェーダー用のアクアシールを補修糸の上から塗り固め
硬めのブラシにオイルを取りジャケットに塗付け
ドライヤーで広げながら浸み込ませる

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バブアージャケット

手前の定番ビューフォートは今様のクラシックシルコイル・コーティング
世話の焼きようも無いしお町用で出番も無い・・・
襟元のRoyal Automobile Club バッジも趣味の一つ(examinator 審査官)

コスワースのカムはとかルーカス製ガラスポットの形が云々等
面倒な事を言っていた時代の名残り
今はロータス7SrⅡコスワースと共に倉庫に眠る

汗をかきながらのこの作業も何十回目だろう
オイルが抜けた風情も良いけれど
洗濯機でしっかり洗うなんてするものでは無い
道具である竹竿やシルクラインの補修と同じ
シルクラインもバブアーも白くなったら弱くなった印
早目に手入れが長持ちの秘訣
生地同士が擦れ合う場所と縁を重点的にリプルーフ
後は全体を薄めに塗り広げれば一缶で充分10回以上
余り使いすぎるのも考え物、却って汚れを招く原因
買った当時は
「30年は持ちます」・・・確かに
それどころか死ぬまで使えそう

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バブアージャケット補修

最盛期なのに悪天候 川は茶色に濁っているから
こんなことでお茶を濁す・・・

The results of my Fishing quest is tenkara
This is neither simple nor complex nor the result of minimalism
My car choice was the same
This car is simple but never cheap
but it gave me a lot of things

以下爺の戯言 ————————————

家の女性陣には評判が悪いジャケット
洗わないで着込む、昔なら召使に暫らく着せてから着たものだ
なんて言えばそれこそゴミ箱行き
彼の地ではヒースだろうが薮漕ぎでも刺すら滑る丈夫さで活躍

そんなに言われる程臭くないし
オイル塗りたてでなければ迷惑も掛からないと思っていたけれど
家のタンスには入れて貰えず納屋行の上着
その後ファッション・アイテム化
却って着れずにお蔵入り
現場の仕事着と同じに見られていた頃は却って着やすかった

そろそろ・・・
米国レッドヘッド製
ガンパッチ付きハンティングジャケットと交代

フィルソン製もそうだけれどなんで米国製のアウトドア用品は
女性陣に受けが良いのだろう(タンスには入れて貰える)
これだって1970代のジャケットで用途は同じなのに
もうじき肩に茸ビク、腰に山刀の時期・・・

渓魚は0.2秒の早合わせ

竿とラインに毛鉤で三種の神器
組み合わせは無限でもシンプルな仕掛け

・・・テンカラ釣りは儲からないからダメ
行きつけの釣具屋さんのセリフ・・・

確かにその通りでした

初期のカーボン竿は良く折れましたが
その後は丈夫になりましたし
ラインは富士流が新製品時代から
(もっとも新製品が出れば使ってみましたが)
型が決まればなんとお金の掛からない趣味でしょう
山菜・茸等の収穫も多いですし
美味い水と旨い空気に囲まれ
渓を駆け上がる気持ちの良さ

そのお陰で馴染みのお医者様には
「膝関節の使い過ぎでガバガバです!」
この程度の代償位 軽いものです
それだけ充分に楽しみました

そんな今迄での中で衝撃的だったものは
渓魚は0.2秒で毛鉤を吐き出す
かの国有テレビでの実証実験番組が最初で
民放でも様々な番組で取り上げられました

釣り雑誌ではそれを鼓舞するように渓魚は早合わせに限る・・・
図解入りで早合わせの練習方法まで掲載した雑誌も有りました
洋風毛鉤釣りのFF仕掛では日本の魚は釣れないと
真顔で言われた時代です

その当時以前から毛鉤釣りをしていた仲間内では
もう疑問符ばかりでした
魚に悟られずゆっくり出すのが
釣人のスキルでしたから・・・

そんな反応が影響したのでしょうがその後の説明では
ハリスにテンションが掛かっていると0.2秒と変わりました
多数の誤解を招いた番組構成が原因でしょうが
今でも0.2秒早合わせは独り歩きしています

これも
十人十色のテンカラ釣りの一つ でしょうか?

0.2秒 毛鉤 早合わせ の検索は面白いです

ご参考までに
http://keiryuu9jou.o.oo7.jp/kebaritaidan.html

どちらも正論でしょうがお好みはどちらでしょう
某有名FF氏でもペレットフライ発表後・・・
趣味の世界は容赦無しです

海外のテンカラ釣りフォーラムで掲載されたリンクを
ご参考までにご覧ください
完全にデジャブの世界
昔のFF釣法導入期にテンカラ釣りを含めた
既存の日本の渓流釣りを比較(揶揄)して
FF釣法を広めようとした釣り業界の文面とほぼ同じ
それがテンカラ釣りに変わっただけ
http://aitech.ac.jp/~ishigaki/tenkara/top/esaturi.htm

不思議なアンケート調査結果
http://aitech.ac.jp/~ishigaki/tenkara/2017/question.htm
テンカラ釣りは関西以南の釣りなのでしょう・・・
中部山岳地方から東北、北海道地域は
昔ながらの毛鉤釣り・・・安堵

殊、テンカラ釣りに関して言えば
釣り雑誌よりは農文協様・白日社様が実際の語り部
正統派の朔風社様は廃業・・・光が消えました

以下爺の戯言 ——————–

闇が深まると魑魅魍魎の世界
地獄からの使者が跋扈する
そこに亡者が集まれば地獄絵図の完成

1950年代から集めた釣り雑誌を
時間が有る今読み返すと
斜め読みしていた頃には無い
不思議な事が沢山
それ以上に疑問符は山の様
初期のフライフィッシングに
今はテンカラの記事に多い

渓に聞け魚に聞け以上に毛鉤は雄弁

山国の生活史の一部の業がテンカラ釣り
ハンティングよりは農作業に近い
大物を狙わず皿付きのサイズで注文の数を得るための業
27~28㎝で200円から250円の現金払い
それを50本も釣れば小遣い以上の好い稼ぎ
今様に道路も無いし有っても林道程度
一級国道でも地方なら2車線も無い砂利道
ウラジロを使うのは持ち帰るための仕事
一斗缶を背負うのも仕事の内
第一乙見ダム工事の道路でも
ジープのタイヤが外れる位の道の頃
三菱のジープでは無かった
確か払い下げ・・・MB?
魚篭持ち以前の昔話

テンカラ・ラインについて

テンカラ・ラインについて

元々は馬の尾を撚って馬素のテーパーライン

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馬素のテーパーライン

堀江渓愚氏に至ってはフライラインを推奨
今は無きコートランドで販売されたフライラインのテンカラライン
ペールグリーンで2~3番ライン程太くて重いレベルライン
今のフローティングランニングラインなら・・・
ことほど左様に一流一派 己の好み

本来のテンカラ釣りを昇華された方は

軽いナイロンラインを操る
紀州とばしの孤高の名手
ナイロン・ロングライン 竹株渓遊氏
対照的な
誰でもロングラインテンカラの功労者
ロング・テーパーライン 富士弘道氏

逆さ毛鉤を使うのはその当時でも
本流テンカラ釣りとして別扱い

師弟関係の結びつきが強い関西方面が主では有ったが
各テンカラ釣りの名手達が檜舞台に上がれた事は
テンカラ釣りがブームになった最大の功績と思う

岩魚主体の山岳渓流域と山女魚主体の渓流域では
釣り方やスタンス自体が違う・・・
この周辺はほぼ山岳渓流域で岩魚だけ
蜉蝣の釣りとは別世界・・・
尚更
本来の職漁師の毛鉤釣りを紹介したのは当人では無く
伝え聞いた解説者の言葉・・・伝言ゲームの又聞きの様相
秋田式の空鈎仕掛も有れば盛岡毛鉤の瀬釣り式も有る

その頃はまだグラスファイバーの餌竿で毛鉤釣りが最新
昔ながらの二間から二間半の竹竿も多い
道糸3号・ハリス1.5号の餌仕掛けのまま(長くするだけ)
勿論、道糸はナイロン製
釣具屋の棚にはテンカラ馬素として黒馬の尻尾が当然の様に
並べられていた・・・白馬が良いけれど貴重品
使う前に水に浸して柔らかくして撚りや癖を整えたり
派手な色のテンカラ・マスターライン(リリアン様)出現・・・😭
そんな中で画期的な
富士弘道氏製作の富士流撚糸テーパー・ラインが新発売
グラファイトテンカラ竿と相性が抜群
その後改良されて軽くしなやかでお釣りも出ない

釣行は解禁日から禁漁まで振りっぱなしでも
撚れもせず切れもせず今も使っている耐久性の良さ
その頃は水中型長靴のフェルト底を最低2回張替が普通
・・・両足の親指の爪も2回ほど張替 😭

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テンカラ・ライン

マキシマのリーダータイイングキットを購入して
能生川や犀川の本流域用に
10m段付きラインを作ったり
(取り込みが綱引きより忙しい)
その時に出来る事は試してみたけれど
今も使っているのが富士流SPプロ
レベルラインテンカラは昔からの普通の仕掛け
今更ながらの技術でも無いし
却ってレベルライン至上主義は気持ちが悪い
「ナチュラルドリフトにはレベルライン」
となればいっそのことFFの方が具合が良さそう
歴代のテンカラ釣り師がFFも嗜むのはその結果

モノフィラの単糸が撚れと癖と耐久性が悪いのは周知の事実
撚糸を無理に引っ張るから使えなくなるだけの事
使い方を知らないだけ・・・

市販されているテンカラ用レベルラインの値段の高さ
餌用とスプールは同じで体裁が違うFF用以上に高い
餌釣り用なら値段は三分の一以下
値段のわりに性能は感じられないのは
不徳なり精進の悪さかもしれない・・・
竹株氏が使っていたナイロンライン(ハイループ)
50mで定価800円以下
釣具の常の値段なら店頭価格は・・・

本来のテンカラ釣りなら
山岳渓流で4.5mにハリス1m
それ以上の長さでは落差を
釣り上がるリズムが大事なテンカラには辛い
反対に落差も無く釣り歩ける清流程度なら
ロングラインでも長さに応じたのんびり
ゆっくりならリズムは取れる
勿論
本来は振りっぱなしのテンカラ釣りでは無い

対象河川と対象魚が違えば仕掛も違うのに
一律にテンカラ釣りとした弊害

木化け岩化けでにじり寄るのも
毛鉤に対する魚の一挙手一投足を愛でるため
距離感も大事な楽しみ

6m上のラインならフライフィッシング仕掛が楽しい・・・

以下爺の戯言 —————————–
動画に出て来る手巻き毛鉤が本来のテンカラ毛鉤
普通の伝承毛鉤

不思議なのが売り物の伝承系毛鉤
この○○系毛鉤のは何を意味しているのだろう?
まだ
日光毛鉤風とかの○○風ならタイプとして判るかもしれないが
雑魚川で漁場を同じくした職漁師でも違うのに
秋山郷毛鉤と一括りでは言えないのと同じ
まして時代が違う毛鉤が同列で並ぶ本からなら・・・

言葉遊びになるけれど
伝承+系 の伝承は何処から来たのかも不思議?

出来るなら「私が伝承する毛鉤」で有って欲しい
・・・私=毛鉤製作者自身の事  勿論、小生では無い

上記の動画の頃は今ほどマテリアルが有る訳でも無く
天然物は豊富でも作りたい毛鉤のサイズに合う訳でも無い
その頃には作りたくても作れなかった毛鉤が
今なら手軽に作れるのはとても素晴らしいと思う
釣れる事と丈夫な事が大事なテンカラ毛鉤でも
今なら毛鉤作りもテンカラ釣りの楽しみ

軍鶏の嘴やもっと怖い足の剣も無いし(笑)

逆さ毛鉤の胴にゼンマイ胴
違和感を覚える不思議な組み合わせ
今のソフトハックル逆さ毛鉤ならではとも思う

ホットスポットフライHot spot flies

Hot spot flies

ホットスポット・フライも紹介されて久しいが
毛鉤でもヘッド・ソラックス・テール等に差し色を入れる
鮎毛鉤なら全体的な色の取り合わせの中に入る

天候と水の色に合わせて
濁り(色付き)には
明るい赤・緑・黄等
雪代等の白濁には
青・白等
晴天で澄んだ水なら
淡い色調のピンク・青等
深みを探るなら
ピンク・紫
・・・・・・・タンニン色なら青
そこに
ティンセルの金・銀・銅

経験則なら
岩魚はホットオレンジ
大岩魚はチャートリュース
ヤマメは赤・黄
虹鱒はピンク
ブラウンは蛍光色系
勿論、各位の自論で相違は有るだろう
色とりどりのサモンフライ
全体的な色調の中に魚が反応する色が時に応じて有るそうな
今はなかなか難しい各種インコの羽根なら蛍光色系にも似る

効果的な差し色となれば色相環(補色)で見るのが早い
オストワルト色相環・マンセル色相環・PCCS色相環(日本色研配色体系)・・・
全体的な色調には明度と彩度の複合概念であるトーンも・・・

HLSColorSpace
色相環(Wikipedia)

全体的なバランスは毛鉤も黄金比(感性?)

大増水と増水を繰り返す周辺の河川群
マッチャな泥濁りと増水に効く色は無いのだろうか
日照不足で元気が出ない作物と同じく
釣りに行けないと元気が出ない
もっとも
ホットスポットと差し色(ポイントカラー)は考え方が違うし
構成の黄金比も一つでは無く大和比も有る
(黄金比、白銀比、青銅比)
それでも鮭釣り用のヘヤーウィングサーモンフライには使える
色々な事を考えながら毛鉤巻きで充電中

今朝獲れのイタリアントマトにフルーツトマト
ミニトマトから桃太郎トマトがバケツに一杯
大量消費の為に
生トマトソース作りで鍋をグツグツ言わせながら
雨のち曇りの天気の中
明日からはまた雨が続くらしい・・・😭

以下爺の戯言 ———————————-
先の画像に
透明度50で青白(グレー)のフィルターを掛けると

HLSColorSpace-1
透明度50で青白(グレー)

次はアンバーのフィルター

HLSColorSpace-2
透明度50でアンバー

勿論
魚が人と同じ色彩感覚では無いでしょうが
意図する色は人間の感覚・・・

意外とトラディショナルウェットフライのティンセルは
ゴールドよりシルバーティンセルが多い
タンニン分が多い水は紅茶色、結果 銀も金
意外と一般的な
ホットオレンジやレッドよりは・・・

蛍光チャートリュース
蛍光オレンジ又は同格のレッド
ピンクにライトブルー
産卵期には紫  
意見様々では有るけれど
色で遊ぶ鮭毛鉤には共通点?
後は無彩色の白と黒の使い方

テンカラ竿用鮎毛鉤

テンカラ竿用鮎毛鉤

対象は20~25㎝程度の鮎
テンカラ支度で一本毛鉤
となれば
極小GBにロングシャンク#18以下

鮎毛鉤

DSCF5187
テンカラ竿用鮎毛鉤

鈎   #18
先玉 ゴールドラウンドティンセル
先巻 グースウィングファイバーダイド青
角  グースウィングファイバーダイド赤
胴巻 グースウィングファイバーダイド黒
中金 ゴールドフラットティンセル
元巻 マイラーティンセル赤
蓑毛 コックネック
金玉 極小GB

聞き合わせしながらの流し釣りのため
様々な鈎で楽しみ中
ハリスは0.6号使用

TMC300の#18でストレートアイが有れば理想

以下爺の戯言 ——————————————————

加賀鮎毛鉤では一本槍と呼ぶらしいが

自分が教わったのはステッキと呼ぶ
小脇に挟んだ棒の先にピンバイス

ミッジサイズのロングシャンク鈎に
ハリスを巻き上げ漆で先玉を仕上げ
ファイバーを1本毎に巻き上げる
脆い材料相手となれば結局手巻き
暗い照明の下で良く巻けたと思う
フライ用のマテリアルが有る今なら
もっと愉しみは多い

GBに金針だけで釣れる時は釣れるし
リザーバー用ウェットフライのミッジサイズも面白い
反対に鮎毛鉤をサイズ変更して
リザーバー用に使うのも面白いかも・・・

テンカラ竿に鮎毛鉤で大事な事は錘の場所
簡便なスプリットショットにドロップシンカー