毛鉤のプロポーション

毛鉤のプロポーション

フライのプロポーションは伝統的なフライであれば
均整のとれた自然な美しさを持つのは厳格な規定があるから

毛鉤となるとそれこそ十人十色

kebariプロポーション
毛鉤のプロポーション

毛鉤に愉しさを求めてもそろそろ良いのではないかと思う
過去の毛鉤はその当時に間に合う鈎と素材が限られていたし
なにより今のフライフックの様にアイも無い
その当時の制約が今でも付き纏うテンカラ毛鉤の不思議

以下間違った認識を感じるのが

1、アイが有って当然のフライフック
過去のフライにおいてはブラインドアイフックも多いため
シルクガットでアイを作っていた
アイ(チチワ)も添えるし鈎素そのものを巻き留めたフライも多い
・・・毛鉤だけでは無い

2、毛鉤は手だけで巻く
昔はどこの国でも手だけで巻く、特別な技術ではなく慣れ
フェザーウィングフルドレスサーモンフックすら手だけで巻かれていた
・・・毛鉤だけでは無い

3、誘いを掛けるのが毛鉤釣り
長い竹竿でダッピング・スケーティング・リフトアップ等
フライフィッシングでも毛鉤釣りと同じ誘い
リールが無い時代は余るラインは上着のポケット
振り方も昔のテンカラと同じ振り方
ジョージ・セルウィン・マリアットの時代
・・・毛鉤釣りだけでは無い

・・・等々

振り方も今様テンカラ釣りはアップだけの不思議
サイドにアンダーも有ればエイトロールにスネーク
ロールキャストにボウキャストやらタワーキャスト・・
オープンループでは無くタイトループが基本
これは昔の毛鉤釣りの竿捌きを英訳しただけ

竿より長い道糸と鈎素を引きずらない為にリズムを取りながら
渓の前ではいつでも回し振りしながら遡上したのが毛鉤釣り
それ以外にも
今様テンカラ釣りではいつの間にか変わったことが多い
進化とかではなく十人十色が画一的な釣り方に成っただけ
・・・十人十色とは風土を背景にしている事も忘れている

テンカラ釣りは日本独自と思い込むその考え方に
ガラパゴス的な思考方法を感じてしまう
違いとすれば場所と渓の違いと対象魚
・・・他の国なら鮭まで毛鉤で釣る

今更、毛鉤は何でも良いとか一種類とか一本だけとか
・・・潔さの美学又は懐古趣味なのだろうか

その割にはラインは数多く、竿も数多い
アレがいい・これがいいは本来の釣り談義であっても
道具として真っ当に使えれば
たかだか4.5m程度のラインにそれを操る竿
何を使おうがロングラインで大型鱒相手のFFとは
勝負所が違い過ぎる

拘りも良いけれど向こう岸を釣る為ではないし
山岳渓流を対象とした毛鉤釣りなら
騒ぐ程そんなに代わり映えはしない
昔の毛鉤釣りは竹そのものだし折れればその辺に有る灌木の枝
グラスの餌竿も長かったしその後のグラファイ
尚更釣れるわけでもなく軽くなっただけ
重い荷物を持たない(持てない)現代人用になっただけの事
世界的にもテンカラ釣りは云々と宣う煩わしさ
過去の釣り雑誌を見直せば正体が見える

今の画一的なテンカラ釣りなら
そろそろ脱ガラパゴス化が必要と思う

以下爺の戯言 —————————

この頃痛感するのが基礎体力の無さ
一人前なら肩に30㎏(籾一袋)片手20㎏(肥料一袋)
それを上げ下げして一日働くのが普通の百姓仕事
若い人や脱サラに定年退職者の今の農業研修生は
肩に20㎏片手で15㎏がやっとこさ
それを二~三回繰り返せば目に涙が浮かんでる
一緒に仕事していてやりづらい・・・
フライロッドの竹竿も同じ
10Fはたかだか3.3m
昔の毛鉤釣りや餌竿の長さより短い
振れないのは技術以前の話・・・

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