up eye dly-fly hook
アップアイドライフライフック
スピナーパターンと対の様に言われるがそれだけではないしボディに針素を結ぶのが定番化したのは却って日本だけ、それだけ沢田氏の影響力が強かったのかもしれない(笑)
伝統的なドライフライフックとなればアップアイ
アイ自体が無いブラインドアイフックからの大いなる転換点
試行錯誤と好みの鬩ぎ合い
途中でペネルリマリックフックに見られた
鈎素の存在を水面に及ぼさないと言う
ターンダウンアイクランクドシャンクフック
・・・それだけ当時の針素は太いし結び目ともなれば・・・
ペネル・リマリック・ターンダウンアイクランクドシャンクフック
遥か昔
各有名な釣人なり釣クラブでの一大論争
辛辣な言葉が飛び交って・・・取捨選択の結果は明白
それでもなお
ペネル・リマリック・ターンダウンアイクランクドシャンクフックは上品で美しい
スイミングニンフやスペントフライまで含めれば
現在では形を変えて一部に残るだけ
市販型

大事な点は当時の太くて脆い天然テグスとノットの存在
ドライフライフック00番(No.16~18)に5X~4X相当の絹単糸を結ぶ以上の話
たとえ天然テグスの先を細くしてアイに通したとしても
結局は鈎のサイズに似合わない結び目の大きさが残る
それと共に色選択だけではないヘッドの重要性
フライパターンに残るヘッドにハール一巻き・ティンセル一巻きの拘り
・・・ヘッドを邪魔する無粋な結び目の存在
up eye dly-fly hook knot
アップアイドライフライフックの結び目
アイ直後のタールノットなりウィング後ろでのタールノット
これとは別にフッキングまで考えると様々・・・
All About Hooksより
ポイントに対する支点・力点・作用点の物理学
ならばダウンアイフックはテンションが掛かると沈み易い?
Straight Shank Hooks Vs Offset Shank Hooksまで考え出すと終わりが無い・・・

論争盛んな時代と違う、現在の細く均一で強い鈎素
アップアイドライフライフックとノットに対しても違う考え方が当然
ミッジ用であった7Xが今は10Xが普通?
それより細い鮎用鈎素の選択までとなればこれも終わりの無い話
そんな繊細さよりは・・・
神経質な大型鱒に対する新たなアップアイドライフライフックの回答の形
Tiemco TMC500U (Tricos & Midges)
・・・現在は廃盤品
ダウンアイによるゲイブ幅への影響と水面への鈎素の影響防止
伝統的というよりも
古風なアップアイドライフライフックの転換点
それと共にアップアイフックに対するノットの転換・・・
手練れの毛鉤釣りも水面を賑わす鈎素の影響を極力控えたと同じ考え方
手持ちのアップアイドライフライフック
アップアイドライフライフック
パートリッジ CS 32・B・L3B 他 各サイズ
シーリー SF 2 各サイズ
マスタッド94842 各サイズ
TMC500U 各サイズ その他諸々
up eye dly-fly hook knotに拘るよりも
鈎素の水面での存在に拘った鈎の形状が面白い
狂気なのか驚喜なのかCS32の1番手違いのサイズ揃い
そこにスネッキーリマリック
この捻りを生かしたラインの重さでの昔のフックセット方法
FF釣法のライトライン・ショートロッドには手厳しい・・・
それでも
3.6m以上のテンカラ竿なら容易い
竿先を上げるフックセットと違う愉しみ・・・
再販されることは無いだろうコードB(太軸・捻り入り)
之すら餌針の中から探してアイを付ければ再現できる
管付きなりアイ付きにこだわらずアイを付ければ
鈎選択の広がりも楽しみの一つ
海津鈎ならCLASSIC YORKSHIRE SEDGE HOOK(笑)
アングラーの語源であるアングリング
その言葉の意味は奥深い・・・
PARTRIDGE