浮世毛鉤 Ⅲ Modern style Kebari Ⅲ

浮世毛鉤 Ⅲ Modern style Kebari Ⅲ

其の儘、今様毛鉤・・・
化繊流行りでは有りますが毛鉤位は天然素材
カワネズミ胴の銀鼠色は勿論の事
染色による劣化が無いなら伝統的な素材も色で遊ぶ
モール素材自体知らない方も多くなって
時代的な違いを感じてはいますが
素材自体の可能性を遺物にしてしまうのは
・・・勿体無い話

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浮世毛鉤 Ⅲ Modern style Kebari Ⅲ

土竜胴でもカワネズミ胴でも呼び方の違い程度

3~5㎜程の毛をスレッドに撚り附ける
微細な毛羽立ちはフクロウのフェザーウィングを
ツイストボディにした様
・・・素材はベージュ色に染色
バランサーとしてラビットシューでウィング仕立て

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浮世毛鉤 Ⅲ Modern style Kebari Ⅲ

同素材をクラレットに染色

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浮世毛鉤 Ⅲ Modern style Kebari Ⅲ

ラビットシューにジェル状フロータントを擦り込んで
インジケーター代わり
沈めても浮かべても魚の反応は良いと思う

以下爺の戯言 ————————————————————

山本素石氏ら先達はテンカラ釣りの言葉を広める努力と共に
敢えて「西日本の釣り」としたのは
地域の気候風土に根付いた釣りだからこそ
(自身の行動範囲での釣りとして考えていたからこそ)

紀州トバシのロングレベルラインすら
竹株氏自身が根付いたその土地の釣り方
地元に根付く場所すらない作り上げたテンカラ釣りでは
それこそ根っ子が抜けた根無し草・・・
地方色を排除した後人が今更ながら風土に根付いたと
言を翻す今の現状・・・
(0.2秒の時と同じ不様な茶番劇)

テンカラの言葉さえ木曽開田地区で使われていた言葉
・・・その言葉を広めた素石氏自身が明言している事
山のテンカラ(ひっかけ釣りの意)
対して海のテンカラ釣りは古くから伝わっている釣法の一つ

敢えてテンカラの語源を天然唐松を竿にしたからと嘯く方が
バチ蛇をツチノコとして全国区にした素石氏らしい・・・

同時期に言われたテンカラ釣りの語源の一つ「天外釣り」
この方が今のテンカラ釣りに似合っているかもしれない

史実として
木曽開田地区は廃藩置県の際に役人に成れなかった
鮎毛鉤を作りその毛鉤でのドブ釣りを許されていた
加賀武士階級の移住先

逆さ毛鉤でさえ飛騨益田川地区で古くから使われていた
地方色溢れる特異な毛鉤
地域の気候風土以上に渓に合わせて生まれたもの

それを戦後の渓流釣りブームの折に本で紹介したのは
「正統テンカラ逆さ毛鉤」執筆者の右田政夫氏

それが今では
各地で古くから使われていたとする逆さ毛鉤 ?
それも各地の名前を冠した伝承逆さ毛鉤の存在は不思議
昔が50年程前なら理解はできる
・・・その程度の昔話と思えれば

流行りでは無い地域に根付いた毛鉤釣りは宝物

毛鉤釣りだけでなく
薄っぺらい根っ子が抜けた釣雑誌よりはウェブサイト

英国伝統のフライフィッシングなら
http://www.fishingmuseum.org.uk/index.html
日本の数ある釣雑誌を並べた以上の情報が有る

金になるFF釣法を喧伝するために
先達の知恵と経験の塊である毛鉤を
粗末な杣人毛鉤として揶揄された毛鉤なり毛鉤釣り
50年前でも現代テンカラと言われて今も同じ繰り返し

今の釣雑誌の存在自体が
川立ちは川で果てるを地で行く有様・・・

 

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