the grandfather of fly-fishing

Lon Ellington, a Phoenix fisherman and outdoorsman once described as “the grandfather of fly-fishing,” died the weekend of April 2. He was 85.

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Lon Ellington

彼の作るフライを手にした事は無いし勿論、彼と面識がある訳でも無い
只、米国の友人から彼の話を聞いた、「とても穏やかで親切な人だ」と
無論、日本の釣雑誌に登場する有名人では無い
フライ作りを50年以上、竹竿作り35年以上と聞いても
地元の方も判らないかもしれない
それでも哀悼の意を表すために掲載する
一つの大きな世界を失ったのだと思う

以下爺の戯言 ———————————-

縁も所縁も無い日本の片田舎から哀悼の意を顕す
それは日本でも表に出る事が無くても地域から認められた方々は多い
米テンカラフォーラムの方からこの写真の方は誰か答えよと謎掛けが来た
秋山郷の毛鉤名人だと、雑誌に有る不鮮明な写真を添付して来た
顔すら判別できないけれど雄山荘の山田和幸さんかそのお爺さんらしい
そう答えると「OK」と返ってきた
でも、考えて欲しい
釣雑誌に登場するような方々は確かにその地域で名人と認められているのだろう
それでも、それ以上に手練れもいるし名人も多い
古びたその雑誌が気になって再度、返答する
(雄山荘の山田和幸氏では無くその先代の重雄さんかもしれない)

お答えします
雄山荘の山田和幸さんが有名ですがその古そうな雑誌だと
先代の山田重雄さんではと思い直しました、
「秋山郷唯一の使い手は和山の重雄さんだ」
と屋敷の山田亀太郎さんが
言う程ですから中でも抜きんでていたと思います。
もしかすれば共に釣りと猟をした仲間ですから
亀太郎さんも一緒にその写真に写っているかもしれません。
・・・答えを書いていてもきっと彼には判らないだろうと思う
狭い秋山郷とはいえ本に出てこない方でも名人は沢山
亀太郎さんだってその腕前は素晴らしい
勿論、他の地域でも同じ
自分が見知ったこの狭い範囲の中でも
渋の竹節さん野沢温泉の天谷さん
天谷さんともなれば8畳間いっぱいにカモシカ・熊等の毛皮を敷き詰め
それでも足りずに壁やら廊下にぶら下げて齢80を超えても
釣った岩魚を放すんだと庭に池を掘る有様
妙高には加藤蕎麦屋の親爺に赤倉の古澤さんに斉藤さん
田口の山崎酒店の親爺だって休みとなれば渓流通い
信濃町や戸隠にも曽根原さんなりカワウソもいる
元組合長の峯村さんのあの飄々とした釣姿・・・
白馬やら安曇野までとなれば際限が無くなる程いらっしゃる
今となれば石のシャッポを皆様被っていらっしゃる
・・・今だに生きているカワウソは今まさに熊と格闘中かもしれない(笑)
言葉や本に残らなくても皆さん、竿を持つ姿を見れば美しい
何よりも皆様に共通する山や渓に対する矜持が素晴らしい
釣り場で出合うその一瞬の一期一会でもその立ち居振る舞いだけで
話をしなくてもその方が良く判るのも不思議な話だし
それは自分にとっても同じ事
・・・自分にとっては大きな諌めでもある

知恵を授けてくれた親愛なる先達達の皆様
その地域オリジナルだけではないけれどその知恵は今作っている毛鉤に残る
秋山郷毛鉤にだって平気で実釣用にワイヤーリブを補強で巻くし
大町で教わった段巻きも同じ、色も変えればタグも巻く
伝承と伝統の違いを判って欲しい
毛鉤もフライも
亡くなった先達の知恵と蓄積は形が変わっても必ず残る
テンカラも第二ジェネレーションなり今は第三ジェネレーションらしい
それでもなお物言わぬ毛鉤にはその先達の声が残ると思いたい

この片田舎の長野でも伝説の英式ハックル先駆者で有り
英国ハーディーの最初期インストラクターでもある入船食堂の小平氏が居る
お陰で手持ちの竿もほとんどがハーディー社の物ばかり
リールなんて全てがハーディー社の品物ばかりで他を知らない
それだけ先達達の影響力は強く今も残る
それは本だけで無く人から人へ直接伝わっている

 

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4月8日 日曜部の朝

昨日までは強風でも20℃越え、天気予報は曇りのち晴れ
完全に出鼻をくじかれてふて寝・・・

the grandfather of fly-fishing” への8件のフィードバック

  1. 今日は寒かったですね。
    郡上の白鳥に行った(釣りじゃなく)のですが雪が舞っていました。
    今日は竿を出さずに正解だと言われてしまいました。
    先日まではポカポカ陽気で、長良川本流でも太ったアマゴが釣れだしたのにしばらく様子見です。

    「テンカラ」・・・
    国内ですら謎だらけの有様なら、情報の限られた海外なら嘘でもなんでも信じてしまうでしょうね。
    もしかしたらその「謎」が魅力の根源だったりして・・・(笑)

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    1. 鮎たわけ様
      昨日と違う明るい光の中、目を開けるまでは本流では無く渓流行を確信していたのですが
      外は真っ白・・・頭の中も真っ白 完全に打ちのめされました(笑)
      テンカラなりtenkaraがいつの間にやら世界中に広がっています
      第二ジェネレーションとか第三ジェネレーションは1980年代以降をテンカラと認めているらしいです、それ以前は無いし今現在も認めないとか何やら小難しい話にもなっています
      結局、石垣氏と瀬畑氏がマスターで鬼テンカラの方までくらいでしょうか?
      それ以前のハス毛鉤は存在した証拠も無いから認められない、証拠も無い物を掲載するなとハッキリ言われました。その後、フォーラム内でのやり取りを一晩中、お互いに根負もせずに終わりも無く続きました。純粋主義者も言葉を変えれば真摯な気持ちの顕われですから無碍にも出来ずお付き合いしましたがそれだけ鮎たわけ様の資料にはインパクトがあったのだと思います。朝方そのやり取りに気が付いた日本の参加者も入って大変楽しくも長い話が休憩となりました。

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  2. テンカラと毛鉤釣りの違いは?
    広義の毛鉤釣りで狭義のテンカラ?
    認めるとか認めないとか宗教じみた議論に意味があるのかなぁ(笑)
    どの世界も一緒で、商売のために流派を作り師匠になりたがる。
    他人を否定することでしか己を肯定できない人ばかり。
    似たような考えの人だけで徒党を組んで安心したい・・・

    そうならないために、実物だけを信じて、先入観を排除し、残っている文献も疑ってかかることから初めて見えてくることがあります。
    しかし、現物が残っていないからと否定することも、それもまた事実を歪める可能性があると常に自分を戒めながら思いを巡らせる。
    遺されている物の方が少ないのだから。
    だから、他人の言うことを鵜呑みにせず、簡単に迎合しない。
    まるで「偏屈オヤジ」ですね。
    仕事じゃないので、プライベートはそれでいいと思っています(笑)
    独りよがりのブログですが、これからもお付き合い頂ければ幸いです。

    いいね: 1人

    1. 職漁師の釣りの件でも同じです

      白日社様出版 ===================
      イワナ・源流の職漁師 1987~
      イワナⅡ・黒部最後の職漁師 
      イワナⅢ・続源流の職漁師 
      黒部の山人
      山と猟師と焼き畑の谷
      山人の賦Ⅰ
      山人の賦Ⅱ
      山人の賦Ⅲ

      農文協様出版 =====================
      山漁
      職漁師伝 2013~ 

      朔風社様出版 =====================
      渓流釣り 年報 VOL1~

      殆どの方のネタがこの本から出ているだけ、それも初期の方は白日社様の「イワナ・源流の職漁師」だけ、最近は農文協様の「職漁師伝」だけが多いと思います。
      笑ってしまう程の類似した紹介方法と毛鉤と記事内容で終わります。
      釣雑誌でも有名な方々もいますし著書が多い方々もいらっしゃいます、○○のインストラクターであるとか顧問であるとか会長であるとかの日本の釣り業界を背負っているであろう肩書の方々です。
      それでも此処に上げた本のごく一部を自分なりに解釈して発表されている気がします。
      たかがこれだけの本ですが全て読んで理解して書いた記事に今だ私は出会えて居ません。
      ・・・全ての出版物を精緻に調べたわけでは有りませんのであくまでも個人的私感です(笑)
      釣りをメインに書かれていない地方の生活史ですから釣りについては概略だけが多いです。
      それでもそれを飯のタネにしている業界の方ならそれに見合うぐらいの知識は・・・
      コピペばかりの記事に飽きているのは私だけでは無いとも思います

      私は「とても穏やかで親切なオジサン」ですから(笑)

      仕事の件も3人の子供たちが自立したおかげも有って何か吹っ切れて、おバカな事ばかりしています。仕事しながらご提案の意味でブログを作っていましたが尻切れトンボのブログになってしまったので新しく書きだしました。仕事は偏屈で頑固ですので思いっきり貧乏です(笑)

      「農業の基本は土作り」 http://retoag.blog.fc2.com/archives.html こんな事してれば貧乏になるだろうの笑い話です

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  3. ご紹介いただいたのは良書ばかりですね。
    他人が書いた同じネタしか知識がないのに、それで議論しあうのも滑稽です。
    しかし、その時代を知る先人は亡くなり、文献が残っていないとなると・・・
    先に言った者勝ちでしょうか(笑)
    憶測や推測なら言わない方が後世に害がないでしょう。

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  4. 先日の私のコメントを再度読み直したら、盛り上がって議論している皆さんに水を差したような書き方だったかもしれません。
    ご気分を害したとしたら申し訳ございません。
    議論し合うことから新しい発見もあるはずです。
    私のブログでも一緒です。
    一人で書いているだけなら面白くもなんともないですから・・・
    言葉って難しいですね。

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    1. コメント誠にありがとうございます。とんでもありません、バケでの本流の件も含め、水を差されたとは全く思っていませんでした。余りにも似た境遇で話が盛り上がり過ぎ、貴ブログの趣旨から逸脱しそうで互いにセーブしながらも気持ちを同感し合うと言う面白さ、趣味は好いなと思います。
      その様な場所を提供頂けた幸運に感謝しています、言外の気持ちを互いに納得しながらそれこそ「同病相憐れむ?」・・・適切な言葉が見つかりませんでした。
      戦前の件、楽しみにお待ちしています。

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