昭和8年「川釣の研究」 Ⅳ
鮎たわけ様から解答集を送って頂きました
ドキドキ、ワクワクしながら
その高解像度のデータを見させていただきました
結果
思い入れと思い込みが入り混じる個人の浅はかさを痛感致しました
及第点にも及ばない先の答案に対しての恥から来る涙では無く
届いたばかりのそのA-3用紙を開いた時に涙が出てしまいました
・・・爺になると涙脆いのです(笑)
戦前の日光湯川のFF釣法まで紹介されている魚住氏だから
バタ臭い毛鉤と思っていましたが純然たる和式毛鉤の数々
ハス毛鉤と岩魚・山女魚用の毛鉤の間を繋ぐその姿
鮎たわけ様の仰られたハス毛鉤風とのご指摘が心に染みます
下段の傘巻き毛鉤三体
右側の胴を見て安曇野で1950年代に輸出用として作られていた
その同じ胴の姿がありありと出ています
講釈よりは真実をご覧ください

左上、順毛鉤三体はブラウンマラードが正解でした
右側の傘巻毛鉤は赤のシルクフロスが二段では無く三段でした
下段 普通毛鉤三体は傘巻に中金入り、花入附、赤胴に孔雀の荒巻
鮎たわけ様はじめ皆様のご指導を受け少しでも間違いの無いようにしてまいります
今後ともご指導よろしくお願いいたします、ありがとうございました
確かに「伝説の書」でした
連綿と続く日本の毛鉤文化を示すとても素晴らしい書です
以下爺の戯言 ——————————-
近代の歴史を節穴の様な小さな毛鉤目線から覗いていくと
江戸時代の太平楽と庶民の生活水準の豊かさから
革命に近い廃藩置県の際の変革と相反する外敵に対する為の静かなる粛清
自身の存亡を賭けた明治新政府の西洋文明への傾倒と吸収
高度成長期の地方文化の空洞化以前に断続された地方文化
地方に残る古い文化を押しやる程の文化的革新(文明開化)を感じてしまう
それに比べたら地方に残る毛鉤なんて小さなシミにも劣るかもしれない
でもその中で残った毛鉤は雄弁に真実を今に伝えると思う
Kebari and Fly さんと鮎たわけさん、お二人の共同作業は雲に覆われた夜空の中に手を伸ばして星を手元に取り出してくるような見事さです。 素敵なやり取りを拝読させて頂き私も幸せです\(^o^)/ いつもありがとうございます。
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満月様
「拝読」などとトンデモナイ言葉です
あくまでも「ご笑覧」ください、お願いいたします
・・・今回の回答は及第点以下で30点位と自己採点しました(笑)
FF釣法のフライを再考するのに海外のFF釣法の方々のウェブサイトが役立ちました
皆さん、個人の趣味で行われている事ですがその確かな知識とその蓄積は素晴らしいです
出来ればその感謝を”Kebari”で返したいと思っています
日本の鮎毛鉤の敷居の高さは彼の地でのフェザーウィングフルドレスサーモンフライ並みです
毛鉤を縁にご指導いただける身に余る幸運は満月様はじめ眩影様、F師匠様のお陰です
七重の膝を八重に折り今後ともよろしくお願いいたします
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こちらこそ、ありがとうございます。
私の知識と技術では到底再現などできないものに代わりにチャレンジしていただき、色々お教えいただける幸運を感じております。
また、画像データなどメール添付で送れる世の中に、わざわざ拡大コピーして郵送するなどの愚行を笑ってください(笑)
しかし、これも85年前の先輩が言葉でなく、カラー画像をペーパー(本)で残してくれたお陰だと思います。
直接話せませんが、天国に向かって御礼を言いたいです。
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同じ思いを封筒を開ける時に感じました
高解像度データをアナログの封筒で受け取るこの嬉しさは格別です
それをさらに画像ソフトで補正を掛けて・・・堪りません
凄い世界になったものだと思いますがそれが出来るのも先達の御陰ですし
それを公開していただける鮎たわけ様の御陰です
○○○様の件、たわけに様を付けるとたわけの程が極まります(笑)
美味しそうな、否美味いアマゴの姿をありがとうございました
久々に旨いと思える魚の姿を見させていただきました
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