本流 アマゴ毛鉤

本流 アマゴ毛鉤

鮎毛鉤の試行錯誤が面白すぎて
35℃越えが普通の天気の中
顔も手も腕も艶々の真っ赤(笑)

流石に渓流が恋しくなり先ずは毛鉤を巻いてみる

気になっていた昔の金針
鬼印 都型 金針 9号
前出の吉村アマゴほどでは無いにせよ
針先が非常に短い掛かり優先の針型にヒネリ入り

DSCF5915
鬼印 都型 金針 9号

油紙では無く銀紙に包まれている

DSCF5919
本流 アマゴ毛鉤

花入(各色)
先玉附き
下巻きのシケ糸(ライトオリーブ)が濡れると色が出る様に
胴は山繭(ナチュラル)を薄く巻く
リブはワイヤーをツイスト
蓑毛はスペックルドバジャーハックルやハニーダンにミディアム・ダン

カエシが強すぎるのでダイヤモンド砥石で削り取る手間も
これだけ個性的な鈎を使う愉しみに比べたらほんの僅かな手間
・・・カエシが強すぎると差しさわりが有り過ぎます

これをカワネズミ胴と金胡麻(スペックルドバジャー)の組み合わせ
・・・芯黒先黒の斑入り
花入をクラレットフロス
極小サイズの先玉(金)
リブをツイスト・シルバー・ワイヤー
胴は先巻をベージュ色・元巻きを銀鼠色
・・・極細身に巻きます

DSCF5921
本流 アマゴ毛鉤 金胡麻・カワネズミ胴

“Kebari” pattern about 100 years ago
Of course, I’m using even now

以下爺の戯言 ———————————

「温故知新」
・・・今、望まれるテンカラ毛鉤

何も無い各地方の山間僻地で独自に生まれた幻・・・では無い
・・・これについては拙ブログで紹介済み

鎖国時代以前の西洋毛鉤の影響を受けた毛鉤
その後の欧米文化吸収時代の明治に再度影響された毛鉤を背景に
あくまでも、日本独自の進化を遂げた毛鉤にその出生を求めた
「温故知新」
・・・今様テンカラ毛鉤

対象魚は岩魚・山女魚・アマゴ・虹鱒・ブラウン・川鱒
想定する渓は源流域から渓流域
・・・地域によっては海が見える渓も有る

過去には考えられなかった材料は有るし
・・・勿論、今では手に入らない素材も多い

ウーリーバッカーやGBヘッド等をテンカラ釣りに使うだけで
革新とか改革とかと宣う軽薄さは勘弁して欲しい
その程度なら過去の日本の毛鉤パターンにも概出済み
・・・たかだか100年程前の記述すら忘却の彼方の現状

旧来の日光テンカラに逆さ毛鉤?・・・云々も有るけれど
過去の釣雑誌なりテンカラ釣りの本を見れば判る事
・・・5~60年程前の本であれば露呈する話

道具も無く「手だけで巻く毛鉤」とかは笑止千万
・・・その当時なら、誰でもが行ってきた事

毛鉤は何でも良いなんて判り切った事
毛鉤への拘りは渓魚に対する畏敬と道具に対する矜持の顕れ
・・・毛鉤作りの一番大事な愉しみ

釣雑誌が喧伝するテンカラ毛鉤云々は問題外
日本古来の毛鉤釣り文化が根底にあるテンカラ毛鉤は素晴らしい
それを踏まえての今様テンカラ毛鉤・・・愉しみの極致

本流 アマゴ毛鉤” への4件のフィードバック

  1. まぁ美しいベジェラインの鉤\(^o^)/ 都型、気持ちよくたのしく釣れる、鬼印、、時空を超えても50円!! こんな鉤が 目の前にあるだけでも、空想の魚と遊べます!! ありがとうございます\(^o^)/

    いいね

    1. 「気持ちよくたのしく釣れる」仰られる通りです
      右から読ませる字面が示すように古い鈎ですが宝物です!

      体温を遥かに超える39℃以上のフェーン現象の中
      頭の中が茹だって妄想以上の魚が見えてしまいました
      掛かった鮎を咥えたあの尖り頭の魚は何だったのでしょう?

      いいね

  2. 日本列島どこでも暑くて隠れるところが無い程ですね(笑)
    ご自愛ください。
    その昔、ラーヂの糸と共に日本全国津々浦々まで流通した鬼印の釣針。
    勉強不足で都形の由来は知りませんが、形は秋田狐に近いように思います。
    この形なら掛かりは良いでしょうね。
    バレはどうでしょう?
    貴殿が巻かれるとどんな毛鉤もとても釣れそうです。
    是非、実際に試してみてください。

    いいね

    1. 鮎たわけ様
      見事な大鮎の写真を拝見させて頂いています、
      ありがとうございます!
      こちらも道路で標示されている気温38℃
      慣れてきました(笑)
      鮎たわけ様に”貴殿”等と言われると
      何故か恥ずかしさが・・・
      この近辺の源流域も高温と渇水ですから
      もう少し落ち着くまで待ちます

      追伸です ———–
      本文でも触れましたが強過ぎるカエシは
      バレを招く恐れが有ると感じています
      その為、リューター等削り取るのでなく
      ダイヤモンド砥石等で手調整が要です
      針先は吉村アマゴに似てきます(笑)

      いいね

ご質問、ご指導お寄せください

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください