職漁師毛鉤

職漁師毛鉤・・・Simplicity is a mass of wisdom

遊漁を目的としたハス毛鉤からの毛鉤も有れば
対極かもしれない実釣専門の職漁師毛鉤も有る
単純にこれをテンカラ毛鉤の元祖とするには疑問が残る

中部山岳地帯で各地共通した毛鉤の形・・・岩魚用
まったく別の地域でも
「猿の毛鉤」として本に紹介されて驚いた記憶が有る

本来は餌針にテグス付きの毛鉤では有るけれど
今なら実釣用に蛇口を付けて・・・

黒のパターン

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職漁師毛鉤 黒

白のパターン

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職漁師毛鉤 白

胴は木綿糸・絹糸等
蓑毛は荒巻
一番大事なのが蓑毛を巻いた後に胴巻糸をオーバーラップ
手持ちで巻いたからこそ一工程毎の止め結び
丈夫さが命の職漁師毛鉤の大事な処

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職漁師毛鉤 各色

色目は蓑毛・胴共様々
初期には白から茶、盛期には黒とされるが
今と違い禁漁期間の概念が無い時代で有り
生餌代わりも有れば生餌を追わない時期用も有る
使い方も
場所と時期に応じて水面から水底まで変幻自在

蓑毛は軍鶏の頸毛
・・・今風のジェネティックハックルと違いしなやかな質
椋鳥を使用するソフトハックル毛鉤も同じ形

フライで言えばストーンフライ又はカディスフライ
釣れるグリフィスナットパターン其の物
・・・岩魚の食性にハッチザマッチ(笑)

魚が擦れて来ると蓑毛を薄くする方法も定番
地域に依ってこの薄くする方法に拘り方が有る
ハサミでは駄目で煙草の火で焼く・・・
単純な形で有るからこそ蓑毛には拘りが却って強い

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職漁師毛鉤

・・・刈り込んだ形は秋山郷毛鉤の古いパターン

良く言われる職漁師毛鉤として剣羽根毛鉤
この剣羽根毛鉤すら大元はハス毛鉤の「清姫」
・・・黒染め剣羽根を使用
山女魚用として効果的とされるが
これを使う職漁師が居たのかとなると疑問が残る

長良川の職漁師毛鉤として剣羽根を使っていれば
その疑問も解消するけれど・・・

職漁師毛鉤” への2件のフィードバック

  1. 蓑毛はハサミで刈ってはいけないのですか、、なんともまぁ、、タバコで焦がすのは釣りながらスレてきた様子を見て現場で焼くのですか?

    いいね

    1. 楽しい考察だと思います
      今は有名な秋山郷毛鉤ですが
      昔の毛鉤は荒巻の蓑毛を
      煙草の火で焼いて整えていました
      岩魚が毛鉤を咥えた時に
      違和感を与えない為だと
      爺様から言われておりました(笑)

      いいね

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