伝統毛鉤 猩々・金ネジ

伝統毛鉤 「猩々・金ネジ」

猩々
・・・真っ赤な装束で赤ら顔の陽気な大酒飲み
金ネジ・銀ネジ
・・・胴に金糸・銀糸を荒巻き

DSCF5969
伝統毛鉤 「猩々・金ネジ」

ハス毛鉤に面影が残るが初期のテンカラ毛鉤でも
赤色の毛鉤は、度々紹介されている
・・・一般的な赤色よりは朱色に近い

魚は色彩識別研究成果で「青」に反応が強いという
鮭科は生殖行動特性で紫色への視覚細胞が活発化するとも
それを踏まえての毛鉤と思えば興味深い

フライの「ブルーフライ・チャレンジ」は
案外と時期を選べば・・・

 

以下 爺の戯言 —————————–

小さいからハス毛鉤、大きいから岩魚用毛鉤?
・・・これは「ミッジフライ」はクチボソ専用と同意
毛鉤も細く薄く巻くし小型毛鉤も有る
色も黒・茶・白ばかりで無いのは無論
印象操作としか思えないテンカラ毛鉤
フライの様なリブ巻き毛鉤も当然の事

基本的に鈎は対象魚の口に合わせる
毛鉤はその渓の飛ぶ蟲に合わせる

良く言われるその「地域独特の伝承毛鉤」
其の言われる地域の大きさも判らないけれど
本来は、もっと小さな単位の地区とか個人の毛鉤
なにより昔は渓流釣り自体が限られた人の行い
精神的背景も時代的背景も全てごちゃ混ぜが今の伝承毛鉤
それを基にしたがるテンカラ毛鉤は尚更、正体不明

猩々 補足・・・
「中国伝来の人語を解し、人面にして酒を飲む不思議な生き物」
能の演目にある「猩々」の影響により
「人間に福をもたらす神の化身」となる

彼の地の「テンカラ純粋主義者」さんへ

「鸚鵡能く言へども飛ぶ鳥を離れず。猩々能く言へども禽獣を離れず。
今、人にして礼無くんば、能く言ふと雖も亦禽獣の心にあらずや。」

簡単に言えば
昔から赤い毛鉤も有るしリブ巻きも有ります(笑)

大型毛鉤を使う事が技術的に優れているとも思えない
一般的な毛鉤はフライサイズで♯6~8程度は普通のサイズ

今のテンカラ釣りに反旗を翻す、そんな低俗な話でも無い
事実は事実であり、作為的な嘘は恥と感じているだけ

毛鉤は元々、様々な色で楽しまれている

参考文献資料等
釣り関係文献目録(明治・大正・昭和(戦前)編)

伝統毛鉤 猩々・金ネジ” への6件のフィードバック

  1. 毛バリを通じた言葉の通じない人と魚の駆け引き。
    本来、何の制約も無く、色も形も自由なはずです。
    そういえば・・・
    昔、「しばた和」さんの巻いたフライを見て、水生昆虫の姿の解釈はこんなに自由で、こんなフライでも信じて使えば釣れるんだ!(失礼だったらすみません)と霧が晴れたような気になりました。
    色も形も独特でしたから・・・

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      1. なるほど、嗜好品はお人さんによって好き嫌いはありますね、、それでもその物、その作品、の出来不出来が横綱クラスか関脇クラスか、はあるような気もいたします。 笑笑。

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  2. 猩々インスパイアとは恐れ入りました。
    朱色加減が綺麗ですね。
    舞台上と同様、ユニークなトリックスター的活躍をしてくれそうですね。

    過去記事で既出でしたら申し訳ないですが、L.R.Hさまによるビーズ考や糸蛇口考について興味があります。
    普段どんな材料なんでしょうか。私はよく釣具店で衝動買いして帰宅後、しまった!これじゃなかった!!となります故。

    p.s.
    嵐の後の増水川で、先日尺ヤマメが出ました。腹にもう卵を持っていたと思われます。縁起が良いです。

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    1. R.Y様 コメントありがとうございます

      尺山女魚、おめでとうございます❣
      本来ならそろそろ秋色かもしれませんが
      平地の気温が連日35℃越えでは(笑)

      蛇口の件ですが
      絹糸も良いのですが擦れると弱いですし撚れたりしますので
      今はフライリール用のバッキングライン20lb.の中から細身を選んでいます
      (前は17lb.とかもっと細い物が有りましたが今は見かけません)
      極小サイズにはステンワイヤー 0.32㎜も使います

      ガラスビーズについて
      手芸屋さんで特小と丸小を買っています

      メーカー HP  http://www.toho-beads.co.jp/about/type.html

      特小(1.5㎜)は先玉用、丸小(2㎜)は金玉用です
      3gー170円程度から純金メッキの700円まで様々な色が有ります
      ビーズの前後を止めただけでは割れやすいので
      内径に合わせスレッドで調整すると丈夫に成ります

      今では、手芸屋の会員証も作りました(笑)

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  3. 満月様 コメントありがとうございます

    満月様の釣果を見ながら日々精進いたします
    此方、山岳渓流でも溜水の様相で「温かいです」
    本来なら盆明けには秋のはずですが
    長野にとっては今が正規の夏気温です(笑)

    厨房内で熱中症に成らぬようくれぐれもご自愛ください

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