現代テンカラ毛鉤の源

現代テンカラ毛鉤の源
・・・現代テンカラ毛鉤の源は「ハス毛鉤」

日本古来の毛鉤釣り文化から見ると現在の”tenkara”は正体不明
毛鉤釣りとテンカラ釣りと現代テンカラは源を同じとしても
連続性となると疑問符ばかりが先に立つ
テンカラとして議論をしようとしても時代的変遷も有り
噛み合わない話に成り易い

現在のレベルライン至上主義も基は関西地区のトバシ
馬毛を撚りテーパーラインとして使った在野の職漁師釣法とは
狙う場所も釣り方も毛鉤すら違う
職漁師が使ったテーパーラインの進化型は富士流テーパーライン
逆さ毛鉤も60年程前までは極一部の地域で使われていた特殊型

10年程前に海外で紹介されそれ以後の推移を見ていると
一部の偏った紹介を基に”tenkara”として理解されてきている
この状態は日本のFF釣法導入期と同じ”déjà-vu”の世界
元々、FF釣法は英国伝来のはず
チョークストリームの釣り方であるDry Fly onlyを
(英国F.Cでのチョークストリームを愉しむルール)
米国の本に載っていないからそんな事は無いとした有名人も居る
その当時の勘違いに思い込みも多くそれを今だに引き摺っている
ボマーフライを今だにボンバーフライとしたり
ウェットフライでもリバーフライとロッホフライの区別も無い
アイリッシュパターンなりスコティッシュ、ウェールズともなれば
・・・今だに理解不能らしい
ハス毛鉤が源である現代テンカラ毛鉤を一足飛びに職漁師毛鉤とした
個人の安易な紹介方法自体に無理が生じ、結果的に至上主義をも生む
・・・ハス毛鉤にも職漁師毛鉤にも知識が無いからである

Real tenkara とは何か?・・・ 難しい質問である

先記事の蜂頭毛鉤 写真資料

img_1_m (1)
蜂頭毛鉤

蜂頭毛鉤の小型版・・・蠅頭毛鉤

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蠅頭毛鉤

色変わり

img_8_m (2)
蠅頭毛鉤

フライパターンであるレッドタグの和式解釈?

以下爺の戯言 ——————————–

各地様々な毛鉤釣り文化が有ったはずでも資料として残るものは少ない
毛鉤釣りを広めたとする阿仁地区のマタギ衆はアイヌ言葉を使ったとする
海外有名テンカラサイトも有る
それは「山言葉」では無いか? と尋ねると
有名なテンカラ師からだから間違いは無いと返された
又、マタギ衆がその技術を伝えたとするその資料は毛鉤に関しては少ない
各地で行われていた毛鉤釣りの情報をお持ちの方が
それを共有して頂ければ有難い

疑餌 擬餌針 カバリ 蚊針 蠅針 蝶針 上毛針 鱒針 似蠅 玉虫針
羽虫 蜂針・・・著者によって言い表しが違うが全て毛鉤の意

明治・大正時代でも飛ぶ蟲の言い表しは
小さければ蚋 普通が蠅 大が蜂又は蝶・・・難しい
蚊針自体がカバリの当て字と判る 蚊針=カバリ=毛鉤
明治時代のアイザツク、ウヲルトンなら意は判る(笑)

現代テンカラ毛鉤の源” への5件のフィードバック

  1. 鮎たわけ様の写真を説明に使わせていただきました
    それに手前勝手な説明を付けました事、ご容赦ください
    お陰様でその反応を見て自分自身の理解も深まりました
    一つの毛鉤を作り上げる時にはその人の釣りが反映される物だと思います
    それを試行錯誤する事は個人の愉しみでしょうし作られたパターンは
    大変貴重な礎だと今更ながら実感しています、それを基に自分の釣りに合わせる
    そんな些細な事が今の釣り人の釣りの愉しみだとも思います
    これが一番とか此れで無ければならないとかは密やかな釣人の愉しみとも思いますが
    この釣り方で無ければならないとかこれはテンカラ毛鉤では無いとか迄に成ると
    いささか違和感を覚えます、毛鉤は魚が咥えてくれれば良いのです(笑)

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  2. こちらこそありがとうございます。
    私よりずっとお詳しいKebari and Flyさんに説明していただいた方が、世の中の皆さんのためになります(笑)
    仰る通りで、釣りの自由度は、一番の楽しみで核心だと思います。
    それを既成概念に囚われて、やれ正道とか伝統パターンなどに執着してしまうのは、頭デッカチの堅物の考えで、もったいないですね。
    漁師や本当の趣味人は、道具も釣り方も自由で臨機応変です。
    要は魚が釣れればいいのですから。
    先人が残した資料からも、そんな自由な心を感じます。

    いいね: 1人

  3. アメリカの本にイギリスのドライフライオンリーの釣りの歴史がない。このことについては猛反対です。毛バリアンドフライさんの持っているダブルハンドワイサーモンもシングルハンドのゴールドメダルも2本のトップがあるはずですが、1本はドライトップ、もう1本はウエットトップと違う用途で折れた時のスペアではないのです。同じ用途のトップならば竹の節の部分の配列(ノード)を同一の配置で作られるのですが、ダブルハンドのワイサーモンのトップでさえこの作りがされています。1950年代の竿でさえこのような作りになっていますし、(これ以前のグリーンハートロッドにかんしては私も所持していないためわからない)シルクラインメンテナンス用の蜜蝋等がフロータントの役割にもなると考えられます。そうやって考えていくと本などの文献に無いからと言うのは、間違いで道具として残っていることを知るべきです。

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    1. 私も全く同意見です、暫し農作業は休憩中で70年代~80年代の釣雑誌をゆっくりと読み返していると色々出て参ります、その頃は積んどくだけでした(笑)結構な有名人ですが今になれば頓珍漢な話が大変多くこの様な方達がFF釣法のトップに居たのかと思うと現在の海外のテンカラも偏った一部の情報だけで出来上がっていますので同じと思わざる負えません。だから海外では一般的な逆さ毛鉤ではなく普通毛鉤を主に掲載しています。これについては海外の方から逆さ毛鉤は?と言われています、もしかすると天邪鬼な釣人の性かもしれませんがその当時、特に80年代以降のFF釣法は米国が一番の論調が多く英国の情報少なくなっていたと思います。もしかすると此れがFF釣法の廃れる原因かもしれません。もっと広く愉しみ深く自由なテンカラが一つの宗教に成ってしまっては現実に触れた時一気に熱が冷めてしまうかもしれません(笑)

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      1. 儲けに走って過去の歴史には触れても否定ばかりで、自分の釣りに関わった商品を売り込もうとするいやしいプロの姿勢にはうんざりします。フライ テンカラ共に。毛バリアンドフライさんの古いブログにもあるように京の町で栄えたテンカラなれど、最終的には、現在京の町中の川でテンカラ釣りやっている人がいるのかどうか?いないとすれば山里で暮らして楽しみつつも、仕事として引き継がれていったテンカラが、日本のテンカラ釣りなのだと私自身は思っています。

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