蓑毛毛鉤 様々

蓑毛毛鉤 様々

魚が釣れる毛鉤の条件は輝きと動きと振動・・・
振動の件は次に繰り越すとして

魚種による毛鉤への好みは有るか?と謎掛けが有った
単純に岩魚は黒、山女魚は黄色では済みそうにないので
魚種により定位している水深も違えば応じて視界も違う
流れの筋に乗る山女魚に穴倉から覗き見る岩魚
魚から水面を見れば空を背景に感じる色目も変わるだろう
岩魚が黒と言われるのは
岩の影から明るい水面を見上げるからかもしれない

毛鉤はその時に飛ぶ蟲に合わせる
・・・これは毛鉤の形と大きさを合わせる事

岩魚の好みに合わせた毛鉤

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岩魚毛鉤

ずんぐりむっくり型
蛇口は赤
花入も赤に先玉に金
胴は青味が強く色変わりが強いピーコックソード
朱色の絹手縫い糸を更に撚ってリブ巻き
これを先回の本流用アマゴ毛鉤と比べてみると
(同じ金針、使っている素材は胴以外は同じ)
アマゴ毛鉤の胴は川鼠の二色

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岩魚毛鉤とアマゴ毛鉤

蓑毛は同じスペックルドでも巻き数が違う
アマゴ毛鉤は二巻き 岩魚毛鉤は三巻き

岩魚毛鉤に比べてスレンダー型 アマゴ毛鉤

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アマゴ毛鉤

赤の花入に先玉の金は岩魚毛鉤と同じ
魚種による好みは大きさと色以外にも有ると思う

ついでに蓑毛の輝きの件

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蓑毛毛鉤 様々

角度を変えると

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毛鉤 蓑毛の輝き

好みの形と色は
ブルックトラウトは岩魚の食性に似ているし
ブラウントラウトは毛鉤の動きによく反応する
レインボーは・・・大胆不敵
場所によっても状況によっても変わるけれど好みの形は感じる
・・・大型魚が小魚を餌にし出すと毛鉤自体が変わります(笑)

以下爺の戯言 ——————–

伝統的な毛鉤は赤・金の使用が多い
・・・蛇口や花入に赤糸を使う
・・・ハス毛鉤だけで無く金は先玉や金玉に使う
それも艶が有って濁りのない物が好まれる
鮎毛鉤の金玉製法は技術として受け継がれている

岩魚毛鉤に巻いた絹手縫い糸もしっかりと撚りを掛ければ
表面は水を吸っても中迄は水を吸わない
・・・色っぽいくらいの艶めかしさ(笑)
胴に使ったピーコックソードも青味が強いだけで無く
水の中で煌めく緑色に色変わり
アマゴ毛鉤に巻いたカワネズミ胴は
僅かな毛羽立ちが茫洋感を醸しながらも水を吸いにくい
伝承毛鉤で良く使われる素材にはそれなりの理由が有る

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蓑毛毛鉤 様々” への4件のフィードバック

  1. Kebari and Flyさんの記事、写真は私のような初心者にも合理的でわかりやすく、その世界に引き込んでくださいます、、きっと上級者の皆さんでもきっと一緒の想いだと想像いたします、技術のみでなく本筋がきっちりと通っているからなんでしょうね!

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  2. 貪欲な源流イワナ
    狡猾な本流アマゴ・ヤマメ
    釣れるときはどちらもあっけないですが、それぞれ気難しいときに口を使わせるスイッチが違うのは確かです。
    環境も食性も違うからでしょうか・・・
    難しいです(笑)

    いいね

    1. 朝夕2回若しくは1回は必ず、同じ川で同じ区間を釣り続ける気狂いの時期が有りました。釣っては放しを繰り返していると色んなスイッチが有る事に気が付いて来ました、同じ魚種でも一匹毎に個性が有る様にも感じていたことが有ります。禁漁期間に頭を冷やしながら毛鉤を巻くのですが全てあの時にどう動いて毛鉤を咥えたか迄、思い出しながらでした(笑)

      いいね

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