テンカラ毛鉤の鈎

テンカラ毛鉤の鈎について

様々なFF釣法用の鈎選択と同じく
好みと釣り方に合わせる選択の愉しみと
蛇口を付ける事によりもっと広がる毛鉤の鈎選択
自身も袖に始まり袖で終わりそうな気がしているからこそ
終わりの無い、毛鉤曼荼羅にその元となる鈎曼荼羅

実戦用に鮎掛け鈎の太軸を使ってきたけれど
今は軽量細軸の鮎掛け鈎しか見かけません
太軸が手に入らなくなり
扱っていた釣具屋さんも無くなり
目を転じて「ヘラブナ用鈎」
袖型金鈎3~4号は小型毛鉤に使っておりました
小型毛鉤用だからスレ針(バーブレス)が有難い
刺さりと保持力に満足はしていたけれど
もう少しアクが有る太軸の大型を探していたら
昔の鈎に6号が有りました・・・

DSCF6845
彦兵衛 改良ヘラ鮒スレ鉤

袋に印刷された価格は20本入りで70円
・・・昭和中期の品物と思われます

播州播磨 特産品
彦兵衛 改良ヘラ鮒スレ鉤
ピアノ鋼線 二方角本鍛 茶色
袖型の良さと狐型の良さを併せ持つ鈎型

DSCF6849
播州鉤の起こりと彦兵衛鉤の由来

日本酒ラベルにも見られる様な髭文字に
「無双 銘釣鉤」のデザインが堪らない

DSCF6852
播州播磨 特産品
彦兵衛 鉤

平打ちほどに角を立てず
丸軸と平軸の中間型で
掛かりが良いように針先が短い
鈎型だけでなく
大事な点は使われている鈎の素材
ピアノ鋼線は炭素率が高く強度と硬度が高い
強度・硬度だけでなく発条効果も高い

ただし、加工性に難がありその後の鈎に
ピアノ鋼線と明記された物を見掛けない
遺物と言うよりは「out-of-place artifacts」

DSCF6854
彦兵衛 改良ヘラ鮒スレ鉤 6号

TMC なら2488よりは 206BLに
全体的なフォルムが似ています
206BLの説明書きがカディス&ラーバ・ピューパ&ニンフ
なんとなくテンカラ毛鉤を総称しているようで・・・
テンカラ毛鉤用となれば
性能重視よりは物理的な強さ=耐久性
今風の刺さり優先の軽量・細軸とは一線を画す(笑)

早速に巻いてみる・・・

DSCF6856
黒部で使われたカラス毛鉤

この頃は
太い黒胴の黒部で使われたカラス毛鉤がお気に入り

山の沢ウツギの花が散り
残雪が無くなり渓流も夏の装いともなれば
それに合わせた別の毛鉤も・・・

鮎の解禁もあと少し
去年後半で効果を感じたパターンの確認も有るし(笑)

付記
巻いた毛鉤を何時もの渓流で試し釣り
抵抗感無く刺さるバーブレス
刺さりが深くなりすぎるので
少しだけタグの位置を下げて微調整

DSCF6857

ヘラ鮒用鈎も種類が豊富
手持ちのヘラ鮒用彦兵衛鈎でも

DSCF6858
ヘラ鮒用彦兵衛鈎

ソフトハックルパターンに良さそうな型も有るし
イマージャーパターンに使えそうな型も有る・・・(笑)

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テンカラ毛鉤の鈎” への6件のフィードバック

  1. 古いこの時代の針(鉤)は、テンカラには硬さと粘りのバランスが最高ですね。
    最近の針は硬すぎるのでもろく折れやすいのが難点です。
    特に細軸の鮎掛け針は、針先が弱すぎます。
    刺さり時の摩擦抵抗だけに焦点を当て過ぎたのが原因でしょうかね。
    そんなの意味が無いと思うのは私だけでしょうか・・・

    いいね

    1. 鮎たわけ様 コメントありがとうございます。
      わざわざ古い鈎を持ち出す偏屈者です。鈎は折れたら終わりと思っていますし針先が硬すぎて脆い鈎は材質が鈎として適切では無いと信じています、出来れば昔の和釘の様な捻じれに強い強靭さが望みです。懐古趣味だけでは無く何が一番大事かは鈎をバイスに挟むと良く判りますし表面加工で滑りを良くした鈎はバイスに挟むのも難しいです(笑)

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  2. 古い日本の釣り針には、とても美しいものがありますよね。
    先端も鋭いし…
    環付きのものがあると嬉しいのですが、なかなかないですね。
    宇都宮インターレークの今野翁がモンカゲロウの毛鉤「レークピット」を巻くのに使っていたのは、繊細なスレ針でした。
    大型のブラウン鱒がかかっても問題なかったそうです。

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    1. yugawasuki 様 コメントありがとうございます。
      漁業用は勿論、遊釣用のタナゴ鈎やヘラ鮒用の豊富さは更に極まりますね。
      使われた素材も贅を尽くして刀鍛冶並みに玉鋼に鍛造・手研ぎ云々・・・
      今野様が使われた繊細なスレ針もそんな逸品だったと思います、昔は普通に販売されていた鮎掛け針の太軸の強靭さと発条効果は折れずに伸びても元に戻る弾性が有りましたから・・・長文になりそうで失礼いたしました。

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  3. 満月様 コメントありがとうございます。
    こちらの鮎解禁は明日、6月16日ですが暴風雨の中で迎えることとなりそうです。焦らずノンビリと新しいパターンを確かめてみます。

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