普通毛鉤・・・視認性重視

普通毛鉤・・・視認性重視

浮かす毛鉤に視認性を求めると
ハス毛鉤に使われている
追毛の利用が順当かなと思います

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普通毛鉤・・・視認性重視

斜め上から

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普通毛鉤・・・視認性重視

視認性は好みに応じて

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普通毛鉤・・・視認性重視

追毛の色を変えてみました

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普通毛鉤・・・視認性重視

鈎の数だけ種類も増えていきます・・・(笑)

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和式毛鉤 各種

確かに視認性と浮力はパラシュートタイプが
良いかもしれませんが折角のテンカラなら
和式毛鉤の伝統も愉しんでください
竿先の上げ下げで水面から水面下まで自在です
・・・それが出来るのもテンカラの面白さと思います

和式乾毛鉤

和式乾毛鉤
・・・二段巻き

和式乾毛鉤には鮎掛け針に
パーマーハックル仕立て
・・・(3回以上に巻く)が有りますが
それについては前出済ですし
お気に入りの鈎が確保できたので
巻き散らかします・・・(笑)

二段巻き和式毛鉤 各種

絹糸胴
蓑毛はゴールデンバジャーハックル

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二段巻き和式毛鉤

絹糸胴 金ネジ
蓑毛  黒

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二段巻き和式毛鉤

羽根胴
蓑毛 クーリー・ハックル

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二段巻き和式毛鉤

西洋毛鉤でレネゲイドが有ります
ほぼ同じですが色の組み合わせが独特です

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二段巻き 和式毛鉤

 

和式毛鉤の鈎

和式毛鉤の鈎

思いがけず探していた
秋田袖の純金鍍金7号が手に入りました
・・・嬉しさのあまり早速に毛鉤を巻いています

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菊印釣針本舗 秋田袖 純金鍍金7号

・・・15本入り×90袋 (安心して使える数は確保しました)

純金鍍金の鈎は「磨き」が効きますので
布でこすると表面が滑らかになり輝きます
今も見掛ける表面処理で喰い込みが良いと同様です
一見、派手に見える金針の煌めきは却って
全方位反射でステルス性が高いのかもしれません(笑)
ピアノ鋼線製の釣針は折れ難さと靭性が高いのですが
当時の青焼き・茶焼き程度では対錆性が劣りますので
毛鉤に仕立てた後が大変でした
その点でも並金では無い純金鍍金は有難いです
・・・当時の金針は並金・純金・磨き(純金の磨き)の三種
硬度が高い鈎と比べますと容易に変形するほど鈎全体が柔らか
・・・刺さり優先の細軸ですと心許ない位です
これが実釣の場合、硬いだけの鈎よりは却って有利に働きます
・・・仕掛け全体のバランスも加味されますが
針先が滑らず魚の口に弾かれず染み込む様に掛かり
適度な軸長は暴れる魚に合わせ、じんわりと従います
早合わせや大振りな合わせには向きませんが
曲がったとしても容易に元に戻しもできます
通常の袖型は針先の角度が軸と並行か内側に向いていますが
この鈎は針先が少し外向きになっている点もお気に入り
障害物に引っ掛かり易く渓流釣りには不向きとされますが
反面、それだけ掛かりの良さが感じさせられます

菊印釣針本舗 秋田袖 純金鍍金7号 15本入り 定価50円
製造された頃は毛鉤釣りがテンカラになる前
1960年代辺りの和式毛鉤の面影がまだ強く残る頃でしょうか
輸出用フライも製造されていましたので、その頃の毛鉤好事家は
国内でもいち早くフライを視野に入れても居ますから
様々なパターンを楽しみ取り入れた、百花繚乱時代です
自分にとってもこの時代が毛鉤とフライの原風景
この鈎を見ていると郷愁感すら感じてしまいます・・・(笑)

和式毛鉤「猩々」 金ネジ附き

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和式毛鉤「猩々」 金ネジ附き

それ以前の毛鉤・・・一例

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過去の西洋毛鉤と同じく和式毛鉤も大概の事は試されています
それからすれば毛鉤釣りの毛鉤が元になるテンカラ毛鉤の
これが、あれが程度の拘りや蘊蓄など軽々と吹き飛びます
「職漁師毛鉤」を幻として解説するなどそれこそ・・・(笑)
まして海外に紹介された程度の毛鉤でテンカラ毛鉤を語るのは
その底に流れる和式毛鉤の在り方すら見えなくしています

ハス毛鉤 「歌姫」

ハス毛鉤 「歌姫」
・・・俗称「テンカラのキヨシ毛鉤」

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ハス毛鉤 「歌姫」

その昔、テンカラ毛鉤に使う鈎の解説は
秋田袖の黒鈎か金鈎が推奨されていました
サイズは概ね10号程度とされています
定番以外でも地域色豊かな毛鉤は
秋山郷毛鉤の様に「軽井沢狐7号」や
黒部で使われた「海津8~12号」に
乾毛鉤で使われた「鮎掛け針7号~8号」
関東地方で使われた「ヘラ鮒用スレ鈎7号」等
地域と好みに合わせて様々な鈎が使われています

盛岡毛鉤にも同様の歌姫パターンが有りました
古い盛岡毛鉤の中には鮎毛鉤式に
ピンクの中巻きに巻かれた中金仕立ても有ります
初期に紹介されたテンカラ毛鉤にも同様に
様々な和式毛鉤の技法が使われていました

原点であるハス毛鉤が有ったからこそ
古式毛鉤とテンカラ毛鉤も繋がります
毛鉤釣りがテンカラ釣りと紹介された時代は
ハス毛鉤や西洋毛鉤を基に様々な試行錯誤も有りました

テンカラ毛鉤は何でも良いとか
和式毛鉤に浮く毛鉤は無いとか
尻尾が付く毛鉤は無いとか
タグ(花入)リブ(金ネジ・銀ネジ)は無いとか
質素・簡便・ややもすると貧相とまで・・・
毛鉤よりも誘いの動きの方が大事で
単純な横引きで無く変化を付けるとか
0.2秒の早合わせでなければ釣れないとか
戦前から1970年代迄のテンカラ釣り指南書には無い
不思議な言葉が踊る様になったのは1980年代から
以前は餌釣りと同様に
立ち位置と流す筋に狙うポイントが一番とされていた筈
まして「毛鉤」は飛ぶ蟲に合わせるとも言われていた
本来は一河川でのみ使われていた逆さ毛鉤が
日本各地で昔から有ったとされて、伝統毛鉤に成ってみたり
ラインすら山岳渓流ではテーパーラインが主流のはずが
流行りに乗じて一律レベルライン至上志向に切り替わる
毛鉤釣りのはずが毛鉤よりもメーカーが儲けやすい
新製品の竿とラインのとっかえひっかえに関心を向けさせ
変わり映えしないレベルラインの範囲に縛られるテンカラは
毛鉤釣りの時代よりも選択に幅の無い商業ベースが付き纏う
「十人十色のテンカラ」は先達の影に隠れていた見習いが
一人前の口を叩くようになった1990年代からの常套句
山間僻地の毛鉤釣りすら渓流釣りに対し矜持を持った仲間なら
中部山岳地方全般の「田舎通信」で共有されていたもの
それが世俗を離れた孤高の釣りと形造られ幻とされるのは
喧伝者が自身の為に由来を誤魔化すための虚構の偶像仕立て?
商売繁盛は良いけれど
古式毛鉤から続いているテンカラ毛鉤の史実を
自身の喧伝の為に有耶無耶にしたのにだけは恐れ入る
剣羽根毛鉤を形だけ真似て第一人者として解説したり
これこそ幻の古式毛鉤「蜂頭毛鉤」としていた者が
史実を紹介された途端に「現代版蜂頭毛鉤」と変えてみたり
そんな野放図も「十人十色」とされた免罪符の影に潜みます
戦後の娯楽が乏しい高度成長期に全国の毛鉤釣りを
一般向けに「テンカラ釣り」として再編して広めたもの
釣り人社創設者は古来からの「ハス毛鉤」を基に
試行錯誤しながら「テンカラ毛鉤」として紹介している
そんな古来から続く「和式毛鉤」からの繋がりと楽しみを
断ち切ったのは1990年代後半からの自己流テンカラ喧伝者
その方々の拠り所とされるのが、幻の「職漁師毛鉤」らしいが
時代的にも職漁師が活躍したのは戦後の高度成長期から
渓魚の養殖技術が確立された1955年までの10年間程度
それ以前なら
裏白(ウラジロ)とか
火屋(ホト)で焼き枯らして里に持ち帰ったもの
渓魚そのものが鶏卵と同じく薬代わり
「山の物は山に置け、里に降ろすな」の時代(笑)

本来の毛鉤はもっと愉しい物

使う使わないに釣人の拘りは当然でも
和式毛鉤の連綿と続く史実は掛替えのない宝物
各地に残る伝承毛鉤は先人の知恵の塊
何故を知らず形だけの伝承毛鉤は「張り子の虎」
「菜種針」を初めとするハス毛鉤は全国に行商され
それが和式毛鉤のスタンダードパターンとなる
一方では鮎に特化し「鮎毛鉤」となり
他方では渓流魚用に各地に合わせ作られる
それがフィードバックされ「山女魚毛鉤」にもなる
竿とラインを売らんがためのお先棒担ぎには
一番大事な和式毛鉤の用法とその伝統は伝えようも無い
後継者として伝えられないからこそ
毛鉤は「何でも良い」とか「誘いが大事」とかの的外れ
「魚に聞け」はよく言われるがハス毛鉤は何代もの釣人が
魚に聞いて形造られ定番として残された物
ファイヤーオレンジの「猩々」すら
お町では派手に見えるが自然の中では景色に馴染む
釣りシーズン真盛りでも梅雨の中休み
和式毛鉤を見直すともっと愉しみが増えます(笑)

こんな当たり前のことを書き綴るのも
「テンカラ」が海外で「TENKARA」に変わり
それが流行りとして日本に逆輸入した今だからこそ
有耶無耶と誤魔化しで始まった総称としてのテンカラは
尚一層、金儲けに都合の良い正体不明にもなる
魚を釣りたいだけなら毛鉤は要らない
毛鉤で釣りたいからテンカラが有る

テンカラの語源すら当時の釣雑誌の企ての一つ
各地で行われた毛鉤釣りを総称してテンカラ釣りとしたもの
元々の「テンカラ」は毛鉤釣りを含めた引掛け釣が語源
「撥蛇」を「ツチノコ」と称して全国区入りさせた手法と同じ
釣雑誌が目新しい「テンカラ」を使うようになった当時
古くからの各地の毛鉤釣り愛好家が釣雑誌に対し
疑問や不満を申し述べていた事が当の釣雑誌に残されている
・・・それに対する釣雑誌の回答は「現代テンカラ」

造られた「現代テンカラ」は有っても
「テンカラ」と称する釣り方に正体は無いらしい・・・(笑)

釣雑誌や釣番組も30年来代わり映えしない方々ばかり
FF釣法と同じ有様で竿とラインの商品説明ばかり・・・

渓流釣りの道具は自身を山に招く道標の様なもの
それ以上でもそれ以下でも有りません
殊に「使う毛鉤は何でも良い」とするテンカラは
カーボン竿にレベルラインの組み合わせだけと同じく
「十人十色」と言われながらも愉しみ方が少なすぎます
毛鉤の原点であるハス毛鉤に目を向けてみると
日本古来の毛鉤釣りの奥深い愉しみが伝わります

長ければ良しとするようなロングライン一辺倒と違い
毛鉤の違いに反応する渓魚の有様を近くで見られる毛鉤釣りは
鋭敏な渓魚との間合いを詰める愉しみが有ります
立ち位置の半歩の違いで気取られたり
流す筋によって見切られたり
3㎝も無いような狙い処から外れてみたり
本流用ロングライン逆さ毛鉤の”Tenkara”とは別の愉しみが
山岳渓流のテーパーラインを使う毛鉤釣りには有ります

ご参考までに

取るに足らない爺の戯言よりも今はYouTubeですね
お断りとして、拙ブログとはなんら関係が有りません
何故かとても嬉しさを感じます

竿先の影が水面に映らぬよう竿の大振りを避け
他の魚に気取られぬ様に狙う魚向けて毛鉤を置く
神経質な程に一挙手一投足に気を使い魚との間合いを詰める
そんな狩猟の様な毛鉤釣りの醍醐味も有ります・・・(笑)

浅葱色の和式毛鉤

浅葱色の和式毛鉤

昔のハス毛鉤やら鮎毛鉤の造りを見ていて
これらを渓流用にした場合はどうなるかと
造りを真似て遊んでみました

先ずは胴素材

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浅葱色の和式毛鉤

ハス毛鉤式の場合
胴素材はグース・フェザー二色をマリードして詰め巻き
補強に自製ツイストワイヤーでカウンターラップ

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グース・フェザー二色をマリード

コンドル等のフェザーでリブを立てる方法と似ています

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鮎毛鉤式の場合
同じ胴素材を使いラメ底に荒巻
・・・
下巻きにホログラム・ティンセルを巻き
下が透ける様に隙間を開けて巻いた物
濡れると底が妖しく光ります

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浅葱色の和式毛鉤

鈎  菊印 純金鍍金 秋田袖 7号
胴  黒と浅葱色のフェザーファイバー
蓑毛 スペックルドバジャー・ダン
金玉 18金鍍金 先玉付き
花入 クラレット・シルクフロスで補強巻き

フェザント・テール等ファイバーボディのフライは多い
シルクフロス等に別色でリブを付けたフライ・ボディも多い
ハス毛鉤や鮎毛鉤の様に二色以上の
ファイバーを組み合わせたフライは余り見掛けない
鮎毛鉤の様に底(下巻き)にラメや金・銀を巻き
隙間を開ける荒巻で底を覗かせる手法をフライでは・・・?
浅葱色だけでなく組み合わせで和式毛鉤も楽しめそうです(笑)

ハス毛鉤「清姫」

ハス毛鉤「清姫」
・・・黒剣羽根仕立て

剣羽根毛鉤が釣雑誌で持て囃される以前から
蓑毛に剣羽根が使われているハス毛鉤
蓑毛の指定は剣羽根の黒染め・・・

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ハス毛鉤「清姫」
・・・黒剣羽根仕立て

鈎  菊印 純金鍍金 秋田袖 7号
胴  先巻 黒 元巻 赤
蓑毛 黒染め剣羽根
金玉 18金鍍金 先玉付き

今となればタイムカプセルの様な
ハス毛鉤を眺めていると
和式毛鉤の面白さと奥深さが良く判る
様々な試行錯誤を繰り返し確立された毛鉤
商品として全国に行商されながら
各地の要望が新たな定番毛鉤として生まれてもいる

以下爺の戯言 ——————————–

各地の共通認識で釣れると言われていた蓑毛に
「青白く光る蓑毛」が有るらしい
浅葱色で陽の光を受けると金色に光る鶏も居たと聞く
フライで言うブルーダンやハニーダンなのかもしれない
100年前の「ハス毛鉤」の注文書にも「浅葱色」の表記
前出の「日光」とか「養老」も同じ類かもしれない
想像の域でしかないけれど・・・(笑)

ハス毛鉤 「黒孔雀」

ハス毛鉤 「黒孔雀」「白孔雀」「油孔雀」

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ハス毛鉤 「黒孔雀」「白孔雀」「油孔雀」

鈎  菊印 純金鍍金 秋田袖 7号
胴  孔雀
蓑毛 黒毛・白毛・油毛
金玉 18金鍍金 先玉付き

蜂頭毛鉤をはじめとしてテンカラ釣りや毛鉤釣りでも
孔雀胴が一般化されたのはハス毛鉤の全国流通のお陰
為に、孔雀胴に擦れた岩魚や山女魚が多くなりすぎて
敢えて孔雀胴を使わなかったり
孔雀のハールの毛を煙草の火で焼いたり
・・・ストリップドピーコックハールです
孔雀胴の毛鉤は種類も様々、蓑毛の色も様々
それだけ全国で愛用されたのも判ります

類似で「赤城」も有りますがこちらは
「赤城」 + 一号・二号・三号と番号付けになります
上州周辺は古くから毛鉤釣りが盛んだったと感じます

前出「藤娘」は蓑毛の毛色に由来が有ります
(シルバー・バジャー又はスペックルドバジャーかも?)
でも演目「藤娘」なら
松の大木に絡みつき咲く藤の花の精が松の木の精を口説く
・・・可愛らしさの中に秘められた妖艶さが堪りませんけど

白黒横斑=グリズリー
日本も古くからグリズリー神話が有りました
こちらの神話は釣果云々ではなく
神々しいとか神聖な毛色として好まれています

付記 —————-

蠅頭毛鉤
フライで言えば「古式レッドタグ」です
同じくテールは赤だけでなく黄緑等も使われています
説明書きに孔雀胴は蠅(虫)色を表すと書かれています
上州周辺は油毛が適すとも有りますが
地域によっても蓑毛の色は、使い分けられています

殺生を禁じた仏教思想の呪縛を解き放つ武家社会の到来
武家社会の安定を見た江戸時代に庶民の娯楽として
全国で楽しまれたとされる毛釣り・蚊頭・毛鉤釣り
・・・でもこれはお町の人の愉しみ
仏教以前の八百万の神に司られた田舎の民にとって
物言わぬ魚であっても釣りは神道での「忌まわしい行い」
山間僻地の「山釣り」はこの点で今に伝わらない
比べて「ハス毛鉤」ともなれば余りにも一般的過ぎて
有り過ぎた故に、いざとなれば今に繋がらない・・・(笑)

ハス毛鉤  一例
・・・職人さんのハス毛鉤は見事です

ハス毛鉤 各種

鮎たわけ様のお写真をお借りしたハス毛鉤の紹介です
この中に先回のクーリー・ハックル「音羽」が有ります
蓑毛等各種別誂えも有りましたから特注品でしょうか?
模様も細かい極上品のクーリー・ハックルかと・・・

ハス毛鉤 「音羽」

ハス毛鉤 「音羽」

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ハス毛鉤 「音羽」

鈎  菊印 純金鍍金 秋田袖 7号
胴  先巻「黒」・元巻「白」
蓑毛 黒・白・?
金玉 18金鍍金 先玉付き

名前の由来は清水寺の「音羽の滝」?
それとも「音羽局」?
流し毛鉤なら五本一組で使う毛鉤にそれぞれの名前
それだけ大事にされてきたのが良く判ります
並品・上等・極上と各ハス毛鉤にも等級が有りまして
並は鉄針そのまま、上等は金針に金玉付
極上は蓑毛の二重巻に二段金・三段金、やぶ蚊髭付き
・・・金針に憧れていました(笑)

不思議な事を感じたのが「音羽」
名前はそのままで蓑毛の色が違います

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ハス毛鉤 「音羽」

上から「白蓑毛」・「?蓑毛」・「黒蓑毛」
・・・黒蓑毛ともなれば「黒音羽」ではないかと

別の問題は「?蓑毛」の・・・「?」
白・赤・黒・ジンジャー・クリームの横斑
フライハックルで言う処の「クーリー」

今でも貴重品で
最も人気の高い「クーリー」が使われています
だからどうとかの云々では無く
それだけ「和式毛鉤」も西洋毛鉤と同じく
羽根色と羽根質に差異を認めていたのかと感じています

和式毛鉤の再発見も面白いですね

ハス毛鉤 「白雪」

ハス毛鉤 「白雪」・・・私家版

 

追毛を巻き止め
下巻きにパールマイラー

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ハス毛鉤 「白雪」

先巻きに生成り絹糸を巻き止め

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ハス毛鉤 「白雪」

元巻に孔雀の羽根
黒蓑毛を巻き止め

ハス毛鉤 「白雪」

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ハス毛鉤 「白雪」

鈎  菊印 純金鍍金 秋田袖 7号
胴  先巻「生成り絹糸」・元巻「孔雀」
蓑毛 黒
追毛 赤羽根
金玉 18金鍍金

私家版とは・・・
一本毛鉤で使うために7号鈎に蛇口を附けて
一本の羽根を巻き付ける本来のハス毛鉤では無く
丈夫さを加味する為に各毛鉤に応じて素材を変えています

ハス毛鉤 「蛍」

ハス毛鉤 「蛍」・・・私家版

鈎  菊印 純金鍍金 秋田袖 7号

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菊印 純金鍍金 秋田袖 7号

金玉と蛇口を附けて

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菊印 純金鍍金 秋田袖 7号

ハス毛鉤 「蛍」

鈎  菊印 純金鍍金 秋田袖 7号
胴  山繭 先巻「黄」・元巻「黒」・銀ネジ仕立て
蓑毛 黒
金玉 18金鍍金

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ハス毛鉤 「蛍」

フライフックサイズで#14~15程度
・・・通常の7号よりは小振り
純金鍍金の鈎に合わせて金玉も18金鍍金
山繭胴にニッケルシルバーのツイストワイヤーで銀ネジ
蓑毛に、今では貴重なナチュラルブラックを一巻き
・・・贅沢三昧の割にはそう見えないのも好みです

付記 「蛍」 二態

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ハス毛鉤 「蛍」