Elk Hair (Caddis) Kebari

Elk Hair Caddis Fly
・・・エルクヘヤーカディスフライ

英国のGEMスキューズのリトルレッドセッジフライに
触発されたペンシルベニア州のフライタイヤー
Al Troth(アル・トロス)により1957年に作成されたフライ
・・・Loyalsock Creekで最初に使われる

説明するのが躊躇するほどの米国定番ドライフライ
単純にして明解が故に十人十色・・・
フィシュ・ウィンドウ理論からすると角度によっては
メイフライ・パターンとしても魚には認識される
他には
使うエルクヘヤーは質にもよるが30本以下で
パーマーハックル・フライのインジケーター程度とか
釣れるエルクヘヤーカディスはパーマーハックルを省くとか
ヘッド上部のヘヤーカット角度で浮き沈みが変わるとか
・・・名前のカディスに騙されるなとか⁈
ヘヤーカット角度は船のミサキ角度に倣い
ワックスを掛けたスレッドで最小限の巻き数
ヘッド側からエルクウィング下にスレッドを廻して
しっかりと締め上げる・・・e.t.c

自分自身が使うエルクヘヤーカディスは
と思って昔のフライボックスを開けて見たら・・・無い
あれだけ在ったエルクヘヤーカディスが一本も無い・・・

久々のエルクヘヤーカディスを毛鉤仕立てで巻いてみます

Elk Hair (Caddis) Kebari

鉤はガマカツC12  #14

DSCF7700
ガマカツC12  #14

ラビットファーをダビングして

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Elk Hair (Caddis) Kebari

思い入れのヘンネックを蓑毛に巻いて

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Elk Hair (Caddis) Kebari

鉤 カーブシャンクフック
胴 ラビットファー
翼 エルクヘヤー(ホック)
羽 ヘンケープ

下の獣毛は天然記念物「カモシカ」
昔からの山衣装「尻皮」と言えばカモシカの毛皮
・・・昔は普通に販売されていたのです
さすがにカモシカで巻いたら昨今の風潮に押し流され・・・

DSCF7703
Elk Hair (Caddis) Kebari

尻皮はカモシカが最良と言われた訳
軽く柔軟性に富み繊維が細いので切り裂きに強い
通気性も良く水に強く手入れしなくても皮革の老化を招かない
なにやら・・・

復刻された白山毛鉤・・・
カラスの羽根を柔毛まで巻き込むハッチングパターンそのもの
その柔毛のウェブが白いから視認性にも富むと説明されている

本来は水中でその柔毛が水に馴染みユラユラとするはず・・・?
昔は椋鳥の毛を使うと聞いていたのだけれど
もしかしたら椋鳥は禁鳥だからカラスに・・・(笑)

毛鉤自体は浮きも沈みもしない
ホバー状態になるのが一番、使い易いと思います
3.6mの竿に長くても4.5mのテーパーラインのトバシ糸
そこに針素が半尋から場所に合わせて一尋程度
最大長でも、インジケーター等が無くて毛鉤が見える範囲
・・・一尋(ヒトヒロ)は何mでは無く自分の両手を広げた長さ
自身の身長で竿の保持位置が変わる為に敢えて何mで無く「一尋」

毛鉤釣りは、如何に魚との間合いを詰めて
魚の出方をつぶさに見る愉しみが有ります
擦れた魚ならドアを閉めた音だけで消え去りますから
少しでも気付かれぬ様に長いトバシ糸で間合いを開けて・・・?

名人ともなるとスタスタとそのままポイントに向かいます
「この時期、ここの魚はあそこに居るから此処なら気付かれない」
・・・場数を踏んだ数が違い過ぎます(笑)

Elk Hair (Caddis) Kebari” への2件のフィードバック

  1. 最初の刷り込みは死ぬまで…
    私にとっては、どうしても「ヘアー」を抜いてエルク・カディスです。
    ティムコのカタログでそうなっていたもので…
    スタンダードパターンより巻きやすいし、何と言うか一段低い存在のように見ていた気がします。
    そんな印象を吹き飛ばしたのが、桂川の本流で大型レインボー鱒を多数掛けている地元の人が使っていたエルク・カディス…
    でっかいロングシャンクのフックに、藁の束のようにどっさりとエルクを乗せてあって…
    こんなフライでデカい鱒を釣っていたのか…驚きでした。
    ウルフパターンもそうですが、オリジナルは想像以上に薄く巻かれているものが多いですね。

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    1. yugawasuki 様 コメントありがとうございます。
      知り合いの御年76歳の爺様の要望に応じてブリーチした真っ白なエルクヘヤーカディスもといエルク・カディスを#10に巻いて、今はその片鱗も見せない程変わってしまった関川一ノ橋下プールで尺山女魚をあっという間に三本、エルクをそれこそ筆にも見える程どっさり巻いた代物。そこに出てきたのが近所の爺様、乙見ダム工事に来ていた方から教わったという羽軸を細かく裂いた毛鉤、白いストローを束にして無理矢理巻き付けた様な代物、それをプールのど真ん中に叩き込む、それを数回繰り返してむくっと出てきたのが40㎝越えの大岩魚。当時ちまちまとしたフライを巻いて悦に入っていたこちらにすれば、足元からひっくりかえされる程の衝撃でした。確かにヒゲナガは白い蝶、それがキッカケで今に至ります(笑)

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