エルクヘヤーカディスの再考
1957年にペンシルベニア州のフライタイヤー Al Troth氏によって作成されました、今となっては半世紀以上前のクラシックなフライになっている事自体に驚きます
簡単に巻けて効果的なドライフライでありながら、沈んでも効果を発揮するという万能型では有りましたが今は・・・?
巻き止めるヘヤーの本数に云々、アイ上のヘヤーのカット角度に拘り、出来れば船の舳先型が良いとか、仲間内ではボディのパーマーハックルは余分かも?となり、もっと単純なパターンになりました
フィッシュウィンドウから見たらカディスよりはメイフライに見えるとか云々・・・効果的なフライであることは変わりません(笑)
エルクからディアーヘヤ、テキサスホワイトテイルとかコンパラダンには○○がとか、やがて日本鹿に蝦夷鹿・・・
持っている種類に色も豊富には成りましたがこの頃使っていないし、いつの間にやらフライボックスからも姿が消えておりました
前置が長くなり過ぎましたがそれだけ思い入れが有ります・・・
懐かしい、当時のパターン・・・二種
これがエルクヘヤーカディス?と言われたら返事に困ります
ボディ ラビットヘヤー
テール カウボディヘヤー
アンダーウィング ラビットシュー
ウィング エルクヘヤー(十数本程度)
ヘッド ピーコックハール
浮いても沈んでも釣れるフライですからテンカラ毛鉤には最適です
以下 戯言 ——————————
陽気に誘われ山の畑を見に行って参りました、フキノトウが今は真盛りとばかりに咲き誇り(笑)
コゴミは株が持ち上がった程度、コシアブラもタラの芽もカチカチ・・・(笑)
根曲り竹の場所は・・・
川の様子は・・・雪代前ですけど水量豊富です
日陰には残雪が・・・(笑)
付記 ————————-
1989年と旧いのですが・・・
竹株渓遊氏と天野勝利氏の動画が有りましたので備忘録として・・・
動画中に出てくる 竹株渓遊氏 の「雀毛鉤」と天野氏独特の「逆さ毛鉤」は必見です
川漁師ならではの大川でのダウンストリームは山漁師の山岳渓流でのアップストリームとは違いますがレベルラインの 竹株渓遊氏 とテーパーラインの 天野勝利氏 のトバシの違いは興味深いです
以下 戯言 —————
御二人の名人に比べて解説者の解説が?、トバシの投げ方解説は尚更???ですけど「0,2秒の早合せで無ければ渓魚は釣れない」の持論とは相容れない気がするのは自分だけの勘違いでしょう(笑)
0.2秒のあわせよりもアマゴが空を飛んでいるのにビビってしまった動画です。生まれ変わってもあの川のアマゴにはなりたくない。(笑) 大事なはずの竿の扱い方の違いもおもしろいです。福手氏にアマゴが空飛べる竿作ってくれって言ったらどんな顔するのでしょうか。科学 化学? 必要ないと思いますよ。
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おじゃまる様 コメントありがとうございます
鮎釣りもそうですけどタモを腰に差したまま其のタモに受けるのは腕の見せ所、仕掛けの針に濡れタオルを掛けて、それを魚に見立てて練習したそうですから、福手氏なら当たり前のように・・・かもしれません(笑)
まだテレビを信じる時代のそれも国営放送のNHKでしたから・・・でも各地の釣人から猛反発、でも博士(別分野ですけど)の肩書が有れば信じてしまうそんな時代でした。
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