「Tenkara fly 」とか「 Kebari Tying 」や 「Tenkara fly Tying」 等でネットを見ると10年前とは比べ物にならないくらいに数々の動画がアップされるようになったと実感します
日本の伝統毛鉤をモチーフにしたものから西洋毛鉤式までそれこそ盛り沢山、中にはこれが和式毛鉤?も有りますが日本のFF釣法隆盛期に発表されたフライもそれこそ似たようなものでしたから楽しく拝見させていただいております
自分も実釣専用、丈夫さが要、等と割り切りスレッドのみでしあげたパラシュートパターンは必需品の時代もありましたし人様の事は言えません
それでも頭の隅には、フライの様式美に抗えない気持ちも付き纏い、スタンダードハックルフライに回帰して、グラファイト竿ではラインスピードが云々と自分自身を納得させて、自主規制を掛けていた竹竿に手を出し始めて、フライも、使うハーディー竿に合わせて1950年代以前の物ばかりとなり、今に至るわけですが・・・(笑)
実釣一点張りの機能美とは別の意味合いで 、和式毛鉤の様式美とはどこら辺に有るのだろうと・・・相も変らぬ戯言ですけどね
同じマテリアルで同じ様に巻いて、自分自身が感じているフライと和式毛鉤の違いを、ギリギリの線まで詰めてみました
二重蓑毛式・・・フロントハックルはパートリッジ、セカンドハックルはブラウン、胴は日本雉
日本雉で巻いたフェザントテールでしょうか?テールが無いとそれだけで和式毛鉤風に成りますので、敢えてテールを付けてみました
使う鈎は和式毛鉤の定番、餌針用に蛇口を付けました・・・(笑)
洋式疑似餌(フライ)らしく仕上げたもの、使った鈎は彦兵衛針 秋田袖型9号

秋田袖というよりは「都袖」に近いと感じる格好の良い鈎です

秋田袖でも都袖の優美さがと思っています(笑)
こちらは「和式毛鉤」として巻いてみました、使う鈎は彦兵衛針の山女魚鉤 7号

余り代わり映えしないかもしれません

並べて見ます
向きを変えて

自己解釈と自己満足の世界ですから判り辛いとは思います、自分自身の思い込みですから尚更です
釣りにも行けず ———————–
サクランボも収穫の時期を迎えました、朝採りですから5時開始、日中は田植え作業です・・・(笑)

落合橋下の畑にイノシシの足跡

水害後に川向うの山から此方に逃げてきました

キッチリと蹄の跡が残ります・・・県に言っても、市に言っても対策は取られていません「猪が出ました」程度の注意勧告だけですからご注意ください
逃げてくれる熊よりも向かってくる猪の怖さは経験しないと判りませんしこの足跡なら結構な大型です
この時期、山には行っても釣りよりは山菜が主力です

手前の岩魚が泳ぐ渓よりも奥の竹藪が気になります
エラボ(ミヤマイラクサ)から山葵の花にアブラメ(コシアブラ)、遅れの旬のタラの芽やフキノトウと盛り沢山、今の主力は勿論、根曲竹のタケノコ・・・(笑)