Devon style stiff hackle wet flies.

Devon style stiff hackle wet flies.

デボンスタイルフライの公式(原則)・・・直訳其の儘です
1,ハックルから始めます。鮮やかな色のスペードまたは三角形のハックルを選びます。
2,その色に一致するダビングミックスを作成します。
3,シャンクの長さがハックルファイバーの長さまたはそれよりわずかに短いフックを使用します。
4,ハックルを2倍にします・・・(ウェットフライのスロート様にダブリングする)
5,「胸部」の曲がりくねった端の先端でハックルを結びます
6,ダビングを続けます。
7,ハックルを巻き付けるとき…襟のポイントに到達するまでスパイラルまたは「パーマー」を開始し、次にタッチラップを行います。・・・(タッチラップ、巻いたハックルをスレッドでカウンターラップ)
8,親指と人差し指を使って、包まれたハックルを「つまんで」分割し、上下だけに脚と翼を作ります。
9,ペンナイフまたは同様のツールを使用して、リボンのようにハックル先端を「カール」させます。
10,ダビングを選び、ハックル繊維に溶け込みます。

そのスティフハックルウェットフライの紹介元が・・・

「The Art of Trout Fishing on RapidStreams」1863年 H.C Cutcliffe著

The Art of Trout Fishing on RapidStreams

クライドスタイルがクラウド川で使われていた地域色溢れるフライパターンと同じく、デボン川で使われていたフライパターンらしい・・・”West Country” flies

デボン川が急流( RapidStreams )と表現されるのに些か疑問符では有るけれど日本の山岳渓流で使われた和式毛鉤にも相通じる要素を持った興味深いフライ

上記9,に書かれている様に、巻いたハックルをベンド側にカールさせるとの表記はそれこそ和式毛鉤、私なら親指の爪でカールさせてます(笑)

8,に書かれているようなハックルを上下で分割させる様式は面白い・・・フライワレットとかフライブックに残された当時のフライが有ったにせよ、そのフライが扁平となったのが敢えて形作られたのか、フライワレットで押しつぶされたのか今となっては判らないかもしれないけど・・・もし、上下でなく左右に振り分けたなら、スペントとかカディスを模した新たなパターンに成ったかも(笑)

4,のハックルを二倍?、ダブリングしなくても通常のハックリングで同様の状態のはず・・・それを敢えて二倍ハックリングと強調することの意図は?

紹介元が「The Art of Trout Fishing on RapidStreams」1863年であればデボン周辺だけでなく、当時の一般的なフライと釣り方の紹介ではなかったのかと考えてしまう・・・

この復刻版をだしたテンカラ愛好家の方とメールでやり取りをした事が有りますが日本にも来る程に真摯な研究心をお持ちで、日本の一般的なテンカラ愛好家よりも知識は豊富と感じました・・・けれど8~90年代主流のテンカラマスターからの知識ばかりで・・・

和式毛鉤の形態分類として「雄鶏毛鉤」「雌鶏毛鉤」としたことに疑問を呈したところ「日本の有名なテンカラマスターからそのように指導を受けている、無名の素人に言われる事はない」と・・・毛鉤の商品名としてなら理解のしようが有りますけど(笑)

続いて、普通毛鉤(敢えての分類名としてですけどね)をJUN-KEBARIとしたことにも疑問を投げかけました、「昔から順毛鉤は別のパターン名として日本に定着している、敢えて普通毛鉤を順毛鉤とすることは誤解を招く」、同じ返答が来ました 「テンカラマスターからそのように指導を受けている、無名の素人に言われる事では無い」 ・・・(笑)

それに対する返答として、説明図をイラストレーターで作りました・・・米国では日本定番の版下原稿「イラレ」が一般的なものでは無いと知り愕然としました、PDFとして送り直しましたが互いに修正できる元原稿でとの思いは届きませんでした

この図を喜んでくれた方も沢山いらっしゃいましたが「カエシが有る物を掲載するとはテンカラ釣りの精神にそぐわない」とこちらが思いもつかない反応に対しては「絶句」と言う思いを感じてしまいました(笑)

デボンスタイルフライから思わず大脱線の話になってしまいましたが復刻版の著作者名に思いがけない名前を見掛けてしまいましたので申し訳ありません

本題に戻しますと「 stiff hackle wet flies. 」は昔からの和式毛鉤とフライの総称ではないかと思いますし、もっと怖いのが日本に逆輸入された和式毛鉤とか伝承毛鉤とか各地の伝統毛鉤とかを含む、テンカラ釣りそのものが昔の常識とは懸け離れたものになってきているのではと・・・

山岳渓流で行われたテンカラの様にアップストリームに向けての釣り方でも無いし、例え10f半に3番ラインでテンカラ風な釣り方でと、後年の数寄者が再現したところでラインを水面に付けない標準的な山岳渓流テンカラとは釣り方が別物になってしまう・・・(笑)

・・・フランス、イタリヤ、一地域のアメリカのテンカラ愛好家とは理解し合える山岳渓流でのアップストリームの場合で、ラインを水面に漬けず出来れば毛鉤だけをポイントに置くと言う、山岳渓流テンカラ独特の釣り方は渓の様子が違う方には理解し辛いものがあります

渓が似れば釣り方もとは思いますがバルセジアーナ地方のアルプスの山々から流れ出る山岳渓流はそれこそ日本の山岳渓流と見まがうばかりですから、使うフライも釣り道具も何故かどこかで見た事が有る物ばかり・・・例え日本の釣雑誌が木製のロッドで行われているからテンカラ釣りとは別物と説明しても(バルセジアーナ地方の伝統釣法保存会では竹製で紹介してはいますけどね)

スティフハックル・・・スペードハックルや準じた先端が三角のコックハックルでも昔の鶏や軍鶏の蓑毛はメッツの様に水面に突き刺さる程、腰は強くありませんし、強いコックハックルでも先端をカールさせたならウェットフライとして、若しくはテンカラ毛鉤として面白いかと思いますけれど・・・本来の毛鉤もフライもこの様な物だったと思います

釣り方が違えば、その使う毛鉤とフライが似ていてもだから云々はちょっと方向付けが曖昧過ぎて・・・共通項としては針が有ってそこに鳥の羽根が巻き付けられている程度かもしれません

ご質問、ご指導お寄せください

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください