毛鉤釣りの間合い・・・10m

竿先を上げて毛鉤だけを水面に漂わせるには竿長3.6mにトバシ糸4,5m、針素が1m辺り迄が一番使い易いと思っているのですが、その仕掛けで魚迄の距離なら凡そ10m程度

毛鉤釣りの愉しみは如何に気難しい魚に気取られず10mのその間合いを詰める事にも有ります・・・本流域で使う長いトバシ糸を渓流域で使いこなすのとは、別の次元の話です

間合い10mで竿先の影とトバシ糸の動きで、水面を騒がせずに狙い処の1,5m上流に毛鉤を置くのですから、自身の立ち位置も魚の居場所も判っていないと10mとは言っても難しい・・・(笑)

「魚からの目線で毛鉤を見た場合、全体的な外観、見上げた時のシルエット、大きさ、基本的な色、流れる状態をその時に飛ぶ蟲に合わせる、それは外観を模倣した毛鉤よりも魚を惹きつける」・・・フランスのエメ・ドゥヴォー氏が同じことを仰せになられていたと・・・

ドライフライ好きなエメ・ドゥヴォー氏が発案したフライシリーズとは違い毛鉤釣りの毛鉤はあくまでもスティフハックルウェットフライ、それを水面に漂わせ、時に沈めるのは長い竿長を活かした竿先の竿捌き・・・勿論ですけどソフトハックル式毛鉤も有ります

その竿捌きに役立つのが無駄を排したシンプルな和式毛鉤・・・エメ・ドゥヴォー氏が目指したドライフライとは別かもしれませんけど出来ればその考え方と洗練さは和式毛鉤にも欲しい点ですし、そこに丈夫さもとなれば欲張り過ぎでしょうか

有名なパターンでA4とかC.D.Cを使ったA4Cとか有りますけど・・・

先ずは下準備から・・・

ハックル抑えは海釣り用絡み防止シリコンチューブを使っています

ハックルの角度もフォルスキャストで水切れが良く、フロータント処理剤の助けを借りなくても良く浮かぶように考えられた角度です・・・シンプルに見えても革新的なパターンです

A4式・・・

無駄を省きシンプルに見えてもそこには革新が有り洗練がある毛鉤が有ればと、出来れば丈夫さもと・・・(笑)

毛鉤釣りの間合い・・・10m” への6件のフィードバック

  1. こんばんは。
    テンカラ(毛鉤釣り)の解説本を見ると、いずれも竿の全長よりもラインを長く、バカを出すようになっています。
    本流や開けた渓流で竿を振るのであればそれも良いのですが、日光湯川の上流部などに行くと、背後や上に木の枝が被っていることが多くて、長いラインを扱うことが難しいです。
    フライでもラインをあまり出さない釣りになり、テンカラでやろうとすると、提灯釣りとまではいかなくても短いラインで釣ることになります。
    でも、こういう釣り方は何となく気が引けるのですよ。
    「テンカラ釣りではない」と言われそうで…(笑)
    伝承毛鉤などと、毛鉤のことは色々と書かれていますが、竿や道糸(馬素)の長さについてはどうなんでしょう。
    源流のイワナ釣りでは、餌釣りの場合、道糸は短くした提灯釣りが一般的かと思います。
    テンカラで釣る場合、そういう場所でも皆さん、長いラインで釣るのでしょうか。

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    1. yugawaski 様 こんばんは コメントありがとうございます
      自分の見知った狭い範囲での話ですけどトバシ糸其の物やオーバヘッドキャストは関西方面が中心の様で(竹株氏のトバシが有名です)此方の毛鉤釣りは餌竿の生餌の代わりに毛鉤を付けた釣り方ですから提灯も有れば錘を附けたりと、回し振りが基本だと思っていましたが今となりますと長さを競う方が多くなられたようです
      長くても竿長と同じか針素の長さでバカを出す程度、渓を釣り登る時もラインを地面に付けないように竿を回しながらでしたからそれより長ければそれこそ渓を駆け上れません(笑)
      竿長を活かしたタワーキャストにスネイクロールは頻繁に行いますし、サイドキャストは通常ですからそれこそラインの長さが却って裏目に出ると思います
      木化け石化けでは有りませんけど如何に間合いを詰めるかの方が面白いかと思ってもいますし何よりトバシ糸まで水面に漬けた長さを競うテンカラならFF釣法の方に分が有ると思ってもいます、長すぎるトバシ糸だと掛けた魚と最後は綱引きですから・・・(笑)

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  2. こんにちは
    おかげさまで今年も無事に終えまして、冬支度です。

    Devaux版ドライフライのポイントは
    ・筒で束ねたハックル一部を(逆さ毛鉤様に)アイ方向にテンションかけ巻く
    ・アイ→ベンド方向にテーパー状のスレッド胴
    でしょうか

    公式ですと、A4はブルーダンにイエロースレッド…?

    蜻蛉の模倣ではなく鱒の近眼傾向、両眼視野の狭さに気付いたのでしょうか。
    いずれにせよ、魅力的なフライです。

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    1. R.Y様 お疲れ様でした コメントありがとうございます
      ハックルの起こし方が逆さ毛鉤とよく似ていますね
      昔の様に小型のハックルが取れないケープの場合、調整が効くのも実利的で良く考えられていると思いました
      定番のA4はブルーダンに黄色のシルクスレッドですけど自分の場合、そこに黄色みが強いクリームをセカンドハックルに同量巻いています
      日を受けると光の花束の様に見えて水面でも良く見えます

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      1. 是非参考させて下さい。

        先日、冬季虹鱒場にて
        3m弱竿に3.5mテーパー撚糸、(岸からのみで入水禁止でしたので)ハリスを1ヒロ半とり、二重巻の細毛鉤で水面を挑んできましたが見事に撃沈…(笑)

        アタリがゴマンと起こるものの、新改良スレに中々引っ掛かってもらえず
        身を捩って刹那鉤をよけていく魚ばかり……。
        こんなこともあるのだなとこちらは口をぽっかり開けておりました。

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      2. R.Y様 コメントありがとうございます
        魚の反応は有るけれどなかなか乗らない時の切り札として水面直下型毛鉤を紹介してみました
        随分前にミッジ毛鉤としても紹介していますがお使いの鉤に合わせて号数を3号にしていますので来季の愉しみのでもしてくださいね

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