オランダ仕掛け・・・雑感

魚の目から鈎はどの様に観られているのか、なんて事を考えていると鈎のチモト部分に玉を付けただけの「オランダ針」が気になって・・・(笑)

毛鉤の範疇では無いような、でも昔乍らの「擬餌針」の名称なら・・・

基本的には

TMC200R #20を使いました

金箔貼では有りながらガラスビーズですから破損防止の為にビーズの内径と軸径を合わせて

一般的には「金玉」とごく短めの胴

こちらは絹糸を撚って細くしました (濡れると段々に見えます)

「白玉」「赤玉」「パール玉」「蛍光玉」・・・バリエーションは様々、胴も様々

ここに「鮎バケ」バージョンなんてのも入れていくとそれこそ納まりが尽きません

フライパターン版・・・

大型魚ばかりで有名な某管理釣り場で50~60㎝辺りの虹鱒がそれこそ・・・(笑)

租の名前「オランダ仕掛け」はPhilipp Franz Balthasar von Siebold 氏(1796年2月17日 – 1866年10月18日)から関連付けて名付けられたとされてはいても 、江戸後期にオランダ東インド会社の日本商館付医員として来日したドイツで医学を学んだ生粋のドイツ人医師と記されてもいるし・・・?

日本の動植物をヨーロッパに向けて発信してはいるけど「オランダ仕掛け」との関連性は・・・?

不思議な事に「オランダ仕掛け」の名称は、昭和初期以前の釣り関連の書物には出てまいりません

突如として名前が出てくるのが昭和中期前、「テンカラ」の名称が一般化された時期と被る様な気がします。兵庫辺りの釣り具メーカーが名付けて一般化させたのではと感じてしまう・・・

後から由来附けをは「テンカラ」と一緒の様な(笑)

毛鉤とフライに共通しているシルエットで「鍵穴理論」なんてのも感じているのでそれは又、何処かで・・・(笑)

あくまでも個人の手前勝手な推量ですからご笑覧なりおバカな事をと、お納めください

稲刈りを場所によっては残しつつ、リンゴの「秋映」収穫を終え、只今「シナノゴールド」収穫シーズン開始です

犀川殖産本流は遠いのです、距離的には近いのですけどね、それが・・・(辛)

色付きの良い物は取り終えて、フジ林檎の下に反射シートを敷き詰めようとしていた時

何故か、山勘に強く惹かれて去年の場所に・・・

キノコ採りも釣りも成功体験の積み重ね(笑)

近年、この「マゴジャクシ」が老化防止とか美顔・美肌に効果が有るとかで商業ベースでは幻化

これだけを得るために山に入るのも憚られますけど有る処には有ります・・・これだけあれば数万円らしいです

商業ベースの「幻」は存在価値を高めるための常套文句ですけどね・・・(笑)

TMC503 #16 ・・・e.t.c

このサイズは終売品ですけど、クライドスタイルのソフトハックルには・・・(笑)

パーフェクトベンドつながりで・・・(笑)

#16に合うソフトハックルが沢山有れば良いのですけどね

定番のフォルスハックルで凌ぎます・・・(笑)

ファイバーだけを均一に添えてアイの元で折り返します・・・

これで結び止めるとクライドスタイルのブラックマジック逆さ毛鉤なんてことは・・・(笑)

オレンジパートリッジなら・・・

ボディを短めにハックルも薄巻きで・・・

優秀なウルトラミッジ用フックが有る現在ならとは言いながら、安心感は別格です

魚の目からフックの存在はどの様に感じているかは・・・?

こちらはTMC5212 とかTMC5210・・・本来はハックルを薄く巻いても沈みにくいドライフライ用

ロングシャンクフックに一回り以上小さめに巻いて保持力を加味する方法も有りました

TMC500 にTMC531 なんてのも好きなのですけど・・・(笑)

Partridge E1A

ショートシャンク・ワイドゲイプに目が慣れすぎるとトラディショナルなスタンダードシャンクが何やら長く見えたり・・・(笑)

Partridge E1A

Ken Hooper氏デザインによる伝統的なドライフライ・フックで北アメリカや日本をはじめとする世界各地のフライタイヤーに愛用されているとか・・・(説明文に日本が出てくる時代、それだけ云々)・・・(笑)

このフーパーシリーズ、本来はちょっと長目のシャンクが特徴ですけど製作時期によってはこちらの画像の様にスタンダードシャンクそのものに見える物も有ります(#サイズによっても)

フックは♯12でもフライサイズは#14で・・・

犀川殖産本流域の旬パターン

ハックルは長めにキッチリとウィング前5巻、後6巻・・・

判り辛いですけれど・・・(笑)

トラディショナルフックには伝統的なハックルドライフライ

これをロングシャンクの Partridge H1A #16 ・・・

昔懐かし、キャッツキルフライパターンに最適

番外編 ——————————————-

渓流釣りシーズン終了となると秋のキノコシーズン到来

「霜降りシメジ」・・・別名「葉隠れ」

アイドル的な存在「紅テングタケ」

現地名「シラカンバ」・・・シロチャナメツムタケ(ナメコより上品な甘みの有るヌメリ)

湧水の池

湧水・・・噴出口

この湧水から・・・

流れを越えて・・・走りの旬「クリタケ」 秋も中盤

今が旬「ナラタケ」・・・ツバタケ・ボリボリとか雑キノコの王道

「ヌメリスギタケ」・・・ナメコ類似

「アシグロタケ」・・・キノコ自体は食べられませんがこれで出汁を取るのが蕎麦ツユの極み

遅れの旬「ハタケシメジ」・・・草叢に株が出ますから怖がられます(笑)

禁漁期間とは言え何時でも山に居たいです・・・(笑)

一回分のキノコ御飯とキノコ汁程度・・・

下準備が終わりましたので午後は頼まれ仕事の稲刈りです・・・(笑)

多少は倒れてますけど今年にしては良い方で、圃場が固いだけでもありがたいです

Partridge L2A・・・e.t.c

終売品ばかりの話を思い込みで・・・

キャプテンハミルトン・ベンド Partridge社 L2A Hooks

これを丸形だからパーフェクトベンドと呼ぶのもつまらない・・・(笑)

ミディアムウェイトのウェットフック

同型の鈎型でドライ用には・・・

ウェットフック・ミディアムウェイトとドライフック・スタンダードウェイトの違い

フェザーウェイトL4Aと比べた方が判り易かったかもしれません

英国のパターン帳には出てきても日本では一般的では無いですが、ハーディ社御用達・・・(笑)

スパイダーパターンに最適なインターナショナルに、SF1とかSH1とか・・・

スプライト・フックにも有りました

#14とか#16なんてクラウドスタイルには欠かせません

同類系には感じるTMC508 #16(終売品)・・・

短命に終わったTMC111 ・・・オープンポイントの割には(笑)

何が違うと思われるかもしれませんが、こんな鈎型の違いだけでどれだけ思う事が湧いて出てくるか・・・(笑)