紫外線反射・・・青紫?赤紫?

拝読させて頂いているブログの記事から・・・

今迄、体感的に感じていた何故か魚に好まれる色=毛鉤でもフライでも効果的な色の疑問に近づく為、紫外線ライトを当てて見直してみました

一般的なラビットファー各色・・・

ナチュラルを主に色違いを様々確かめてみました(どこが違うか判らないグレーの各色)

でも、毛の質よりも反射光の強さの違いが有ったり、青紫色や赤紫色の反射光が有る不思議

ポーラーベアは毛の構造的な性質が有るから、それこそ反射しまくりました

続いてモールとか川鼠とか・・・

面白いのが紫外線ライトを当てる前と当てた色の違い、続いてゼンマイとか山繭・・・

山繭は構造的にポーラーベア並ですから昔から水中で光ると言われた通りに光ります、面白いのが真ん中の古いゼンマイは赤紫色の反射光でした

旧来の英国パターンで使われるグレーのダビング材、フォックススクイレル・・・

勿論、見た目はグレーですよね?

こちらは何故か赤紫色の反射光が・・・カットされた上側のスキンと違うのです

見た目は全く同じなのに不思議です

何故、青紫と赤紫に拘るのかと言うと、鱒類の研究で視覚検査と共に色の違いの識別能力を調べた論文がありまして各色に染めた魚卵の何色に反応が強いか調べた結果、青色に一番反応が有ったとされています

繁殖期には青色識別細胞が出現するなんてことまで・・・

青色が何故、一番なのかな?・・・なんて疑問は釣人なら感じると思います

フライならブルーフライ・チャレンジなんてのでわかる通りあくまでも、チャレンジですよね(笑)

対して赤紫色はクリムゾンは勿論、黒に近いダーククラレットからミディアム・ライトを飛び越えてそれこそ、多種多様

実際にも岩魚毛鉤は黒に限るなんて言われてはいますが、拙が多用するのは先回の毛鉤で使ったダーククラレット・・・(笑)

冒頭で「どこが違うか判らないグレーの各色」等と書いていますが

この灰色の中でも、体験的に効果的だった色と紫外線反射光の色が目の迷いかもしれませんが合点がいくような・・・

きっと思い込みなのでしょう

ハックルに当ててみた時に羽根より光り輝くスキンなんてのも有ったくらいですから、まさか蛍光剤入り洗剤で処理して在ったなんて、オチは無いでしょうね・・・(笑)

そろそろストーブリーグの時期も終わりますし、実釣で確かめたいマテリアルが紫外線ライトを当てる事で見つかりましたからチョット、愉しみが増えました

臭う毛鉤だとか、咥え心地だとか、踊るとか将又、視覚以外の事とか支離滅裂でありました、お付き合いいただきありがとうございました

燃料費高騰でサクランボ加温栽培を諦めたら、毛鉤が増えると言う思わぬバタフライ効果が有りましたがそろそろ重い腰を上げます、ありがとうございました。

——————————- 吹雪になりました

重い腰を上げた途端、周りの山々が一気に白く煙り、大雪警報発令となってしまいました、日頃の行いを自省します

ならばヤキモキするよりタイイングベンチに戻って気になったマテリアルを使って・・・

自家染色の黒に染めたつもりのモール・・・

ハッチングザ・ブラックぺネルの私版・・・ボディにモールをループダビング

川鵜の柔毛を巻き止めて・・・

巻き止めたところに銅色に染めたピーコックハール・・・

ハックルを折り返して出来上がり・・・

紫外線ライトを当ててみます・・・

案の定、自家染色のモールも、川鵜のハックルも・・・(笑)

ニンフパターンとして巻いてみたのですが、これではイマーゴ?

前に巻いた毛鉤に手を加えて・・・

紫外線ライトを・・・(笑)

ダンとかスピナーパターンをイメージしていたのですけど、これでは空気の幕を纏ったイマージャーかもしれません

続いて・・・

化繊の某有名処のドライフライ用ダビング材は紫外線ライトの光を吸収して黒ずむという思わぬ結果

UVダビング材とかアイスダブは蛍光を発するものから思いの外の物まで・・・?

廃盤商品の某有名処のニンフダビング材全種・・・

紫外線ライトを当てると・・・

思わぬ結果が出てみたりと・・・・・一色だけUV処理されていましたっけ?

勿論、紫外線を反射し易いからと言って釣れる訳では無いかもしれないけど、人間の眼より敏感な魚の目からはどの様に感知しているのでしょう

ウェットフライのダビング材 シールズファー ・・・

ほぼ同じに見えるオレンジ色・・・

紫外線ライトを当てると・・・第一印象と順番が変わりませんか?

UV処理されたシールズファーはハッキリ判りますが、それ以上に・・・(笑)

分類していた中から出てきてしまいました・・・

人間の眼には余り違いが判らなくても、魚の目からは良く判るのでしょうから、色分類をもう一度やり直すしか無いような気がします

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紫外線反射・・・青紫?赤紫?” への2件のフィードバック

  1. L.R.H様
    紫外線が見える生物が外界の事象をどのように認識しているのかについての勉強は未だ手についておりませんが、中公文庫に「虫や鳥が見ている世界」という本があり、そこでは我々の目には同じに見える鳥や虫が雄雌で紫外線により違う色に見えるとか、雌は特に紫外線下で輝く雄に惹かれるとか(人間の目には見えない)、参考になりそうな情報が載っていそうです。
    その中でも、アブラゼミが羽化した直後はメラニン色素の生成が十分でなく紫外線を反射して目立つが、成虫になるとメラニン色素が十分生成され紫外線下でも目立たなくなるとあり、例えばドライフライの場合でしたら、羽化したてのダンがアブラゼミの様に紫外線を反射して目立つのであれば、紫外線を反射する材料でボディを作るのは意味があるのかもしれません。その際、青紫なのか赤紫なのかは別途イミテーションするエサの種類により違いがあるのでしょうが。。。
    英国でJ.W.DunneがHalford等の厳密な模倣で作られた毛鉤を陽光の下からみると皆黒くなっていて本物の透明感が無いと批判しておりましたが、J.W. Dunneも当時は知る由の無い鱒が知覚する紫外線の効果を考えると、Halfordの毛鉤の中には紫外線下で光り輝き、羽化したてのダンのイメージにピッタリのものもあったかも知れないと想像を逞しくしております。
    そもそも、山女魚が何故派手な蛍光色の目印に飛びつくのか?から始まった紫外線効果の考察ですが、これまでの豊富な経験より釣れると思われる材料が紫外線下でどのような発色をして、どのような状況(水面上・水面化等)で特に釣れるのか、等等をこれからの釣りを通して折々ご教示頂けますと幸いです。

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    1. budsek 様 ご訪問ならびにコメントを頂きありがとうございます。
      日本で感じられないカラッと澄んだ空気感の中で輝く釣魚の写真の数々、楽しませて頂いております。
      某定番ドライフライダブについては今回、再確認できました。様々な色を使い、虫の色に合わせてフライを巻くには楽しいのでしょうがそれはあくまでも人間の眼、黒ずんだその様々な色は明暗すらボヤケて・・・(笑)
      チョット見当違いの話に成りますが、蜜蜂の目から景色を見た場合、水墨画の世界が広がっていてその中に、風にそよぐ花芯だけが光り輝いてキラキラと見えるのだそうです。花の色を楽しむのは人間だけ?蜜蜂にとってはその花芯にある蜜が獲物ですからキラキラと光るその信号さえ感知できれば用は足ります。虫である蜜蜂でも飼主は識別しているのを感じます、飼い始めは疑いますから、自宅まで附いてきて見定められます。養蜂屋さんからすれば常識らしく逃げずに巣箱に入っていれば認められたんだ、と笑われました。
      人間にも「キノコの眼」なんてのも有りまして、様々な色が広がる林の中、獲物である、林の中と同じ様な色のそのキノコを見つけ出す効率の良い探し方は、そのキノコの生育する場所と形、ある程度の大きさに見当付けて後はそのキノコ特有の丸みと、伴うヌメヌメとかテラッとした反射光、自身が動いていますから動かないキノコでもキラキラと遠くからでも光ります。その信号は経験則でなお一層深まります。
      同じく、根曲竹採りでも極上品は竹林の中で、それこそ蛍光チャートリュース同様に光り輝きます。
      立場が逆の場合なんてのも有りまして、目の前すぐでも、陽光で光り輝く熊ならたとえ子連れでも安心して観ていられます。母熊に甘える子熊ときたらそれこそキラッキラのツヤッツヤの毛玉の様、見惚れますよ。
      向かってくる時はそれこそ黒を飛び越えて漆黒、見る角度の違いでしょうけど色の変わる速さときたら怖いものです、人里に降りた熊はそのストレスが如実に毛色とツヤに現われるとも感じています。
      話が脱線し過ぎましたので本題に戻りますと、毛鉤について色、形、動き等、事細かに研究されてきたのは鮎毛鉤と存じます、確かに上下の動きで誘うのですから違いは余り無いかもと思いがちですけど、尾っぽである角と胴巻きの螺旋に伴う水流の捩れとか、その川の水色に合わすとか、陽の光の明暗で使い分けるとか、細かく成りますとフライで言うカディスのアンテナ様が鮎毛鉤とか蚊頭針に有る「追い毛」「薮蚊毛」ですがそれを染色物では無く、天然色オウムそれもマコーがとか。
      水中型の毛鉤ですからドライフライには余り参考にならないかもしれませんね、でも面白いのが、その鮎毛鉤の錘に使われる色はケイムラと呼ばれる蛍光色の方が鮎を怖がらせないと言われてきました、不思議ですけど実感しました。
      ゆっくりとした上下の動きですから黒く見える通常の鉛錘より、もしかしたら光学迷彩になっているのかもと・・・(笑)
      コメントを頂く嬉しさの余り駄文が長文になり申し訳ありません。
      人間には見えない色相環で生きているであろう魚でも獲物である信号を感知するのはその光の輝く様に在るのではと、それが人間には感知できない紫外線反射にある、それもその動くキラキラが大きな信号になっているのかもと、細かくなりますとその時期に飛ぶ虫の、その反射光は人間から見る、青紫であったり赤紫色だったりするかもしれません。
      背景にある西洋と東洋の空気感の違い、伴う色そのものの受け方の違い、そこに棲む虫の色の違い等は様々でしょうけど、蜜蜂は花芯の光り輝きに呼び寄せられ花色が青であっても赤であっても構わず、蜜を得るのですから一番はその反射光の光り輝き方に有るのかな等と感じています。
      人間だって朱色が入る昔のフェラーリレッドは日本でも見映えますけどそれよりも現地で見るフェラーリレッドはそれこそ光り輝きませんかと・・・赤い車が少ないから尚更(笑)
      脱線しながら更に脱線して申し訳ありません、お付き合いいただきありがとうございました。

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