Snowshoe Rabbit Feet

Snowshoe Rabbit Feet

pixta_31451209_M-1024x682
雪ウサギの足跡

不思議な力が宿るとされるウサギの後ろ足 Rabbit Feet
・・・子孫繁栄の恵みと精霊との交流?
ウサギの足跡を見ていると頭の中は”ユージュアル・フライ”
新年早々、毛鉤とフライで始まる2019(笑)

DSCF6498.jpg
Snowshoe Rabbit Feet

ドライフライのウィングやアンダーファーはダビング材
赤ミューシュリンやダックオイルで透き通るし
沈んでも浮かび上がる浮力の高さと耐久性は
CDCには真似が出来ない素材の良さが光ります
素材は適材適所では有りますが
昔は貧乏人のCDCと言われた程の逸材
海外のフライ・フォーラムを覗いていると
下火になりかけていた、CDCフライがまた復活気味
天邪鬼は敢えてスノーシューラビットフィート
CDCを使ったフライよりは確実に手数が早まります

鈎     パートリッジフックTS2ST #16~!8
ボディ   様々・・・
ソラックス Snowshoe Rabbitアンダーファー
ハックルは申し訳程度の一巻き・二巻き

DSCF6496

フックサイズを上げればテンカラ毛鉤にも最適
スノーシュー テンカラ毛鉤

一年の計は元旦にあり・・・

DSCF6499
染色・乾燥中 スペックルドバジャー

雪降り後の穏やかな晴天の下、輝いています

庭先の蝋梅、その透き通る黄色にイエローサリーを感じ
思い切ってライトスペックルドバジャーを
染めてしまいました・・・

DSCF6489
蝋梅

明けましておめでとうございます
本年もご笑覧のほどよろしくお願いいたします

広告

Black Hackle

Black Hackle・・・黒蓑毛の話

白・茶・黒の三部作の心算が
途中でバード模様に寄り道附き

昔から貴重な黒毛の存在
今はもっとも、貴重品かもしれない

写真は判り易いように照度を上げてみました
飛ぶ一歩手前ですがダイドは異様に黒のままです

DSCF6495
Black Hackle・・・黒蓑毛

Black Hackle variety
I raised the illuminance for ease of understanding

ナチュラルブラックが無くなり
ダイドの黒ばかりでは仕方が無く
♯14上用のサドルと♯16以下用サドルを友人と分け合う
(ミッジサドル呼称が商品化され、高額化される前)
ダイドの黒は、黒い底石であっても視認性は高く
パラシュートポストとのコントラストも有って
パラシュートタイプでは却ってよく見える

朝晩、区間を決めて同じ渓を釣る気狂いの時期
当初は見えるし釣れるし問題は無かった
何時しか出ても突つくだけ、最後には煙がられた
フックサイズを小型化しても続かない
パターンを変えても無視される・・・
解決策はナチュラルの黒蓑毛が最善の方法
黒を嫌うわけでは無くダイドの黒が嫌われる原因
・・・反応の仕方に驚きすら覚える
今更ながらのナチュラル信仰では無いけれど
ジェットブラックとかピアノブラック等の真黒では無い
その自然な黒の凄さはその黒に秘められた様々な色
黒に近いダークグレイダンにチョコレート・ダン気味の黒
そこに差し色として入る狐色なり茶色にダンの濃淡
黒味が強い、スペックルドとか今風シャンパン
芯黒先黒の各色正統バジャーハックルも黒毛の毛鉤
・・・地鶏の真白や真黒は近年の改良種・・・

各地で自分が出会ったその渓の爺様達の言
「白は白で無く、茶・黒も同じ」
「油毛は赤味が効く」
「蓑毛の腰は流れに合わす」
「蓑毛で誘って胴で喰わす」
「ゼンマイの・・・」
「カケスの青は・・・」
「蓑毛は透けが大事」
「芯黒では無く、芯黒先黒」
「青白く光る羽根が一番」
・・・等々

DSCF6495
オリジナルの黒蓑毛各種

Black Hackle variety Original photo

一見しただけでは判らない黒に隠された
その様々な色は無名の先人の言葉と同じ

以下爺の戯言 ————————

テンカラ純粋主義者が奉じる各地の名人は
何故か民宿の経営者ばかりが並ぶ
釣本で紹介される各地の毛鉤釣り名人も同じ

何故、古くから釣雑誌に紹介される釣り名人は
民宿の親爺さんばかりなのか・・・
職漁最終期まで宿泊客に提供した理由も有るが
所詮、宿泊客相手のお愛想話・・・
旅の人に漁場を荒らされた地元の釣人なら
その悪行を目にしているからこそ、口を閉ざす
お先棒担ぎの釣雑誌になら尚更・・・
それだけの傍若無人振りが過去には有った

 

Grizzly legend

Grizzly legend・・・神話というよりも伝説
旧々ホフマン(ホワイティング社の前)

白の台紙にサラリと赤字でホフマンの小さな文字
プリモウス種の滲んだ白黒と違う、これぞCuckoo
鮮烈なコントラストが一層、目に焼き付きました
値段も凄かったのですがそれ以上の煽り文句
「これで無ければ魚は釣れない」・・・
天邪鬼が邪魔をして関わらないと決めました
・・・正確には出来ませんでした・・・
その後、市場に溢れて色違いも様々
特別に値段が高い訳でもなくなり
その恩恵をありがたく頂戴しました

ハーリーダービー氏とかダービーダン系と言われる
Whiting Historic Capeシリーズ云々とは別物
・・・説明に?ですが優劣では有りません・・・

バード模様各色

DSCF6494
Grizzly legend

サドルハックル
ミッジサドルならそのバーの間隔の違いで遊び

DSCF6493 グリズリーミッジサドルハックル

ウェットフライ用に各色染色で遊ぶ

DSCF6492
ウェットフライ用グリズリーサドルハックル

今では珍しいダングリズリー

DSCF6488
ダングリズリー

バードミディアムジンジャー

DSCF6487
バードミディアムジンジャー

釣りに行けない無聊を慰め、出張先の釣具屋巡り
コック・サドル・ヘンの三位一体を目標に・・・
魚籠持ち時代の思い出を胸に秘め、集めました
その後、海外駐在が続き川すら見ずに5年間
トロ火で煮込み続けて今や熟成香すら立ち昇る(笑)

White Hackle

White Hackle・・・白蓑毛の話

DSCF4013

巻き上りが白となると思いの外、範囲は広い
純白からスモーキーに薄い色まで含まれる
毛鉤もフライも時期に合わせ
黒・白・茶とは単純に言えない件
遊漁・職漁が入り乱れる有名処
此処で聞いた爺様の言葉
「本当の一番は青白く光る毛がいい」
その頃の渓流域は旅の人に蹂躙され
地元は更に奥へと追い込まれた1970年代
木っ端山女魚なり木っ端岩魚を魚籠一杯にすれば
それを釣雑誌が煽り上げる、そんな恥ずべき時代
その青白く光る羽根は浅葱色の地鶏からと説明を受ける
(間違いやすい浅黄色は、読みはアサキなりウスキ色)
・・・本来の浅葱色はごく薄い藍色を指す・・・
1970年代の釣雑誌の毛鉤は伝え聞きなり、垣間見程度の浅さ
明治・大正の時代背景が織り成す銘文が書き綴られる釣本でも
岩魚の定番毛鉤は白毛の班入り、青白く光るとまでの文は無い
黒毛なり油毛でそれこそ、充分に岩魚は釣れた時代でもある
個人的な意見ならば好みの範疇にせよ
全く違う地域でも同じ言葉を聞くにつけ、驚くしかない
その当時、数少ない毛鉤釣の記事に書かれる
毛鉤は白毛で始まり茶毛、黒毛・・・云々等は言葉だけ
「白は白でなく、茶は茶ではない、黒も同じ」
茶毛(油毛)も赤味がかるほど釣れるは、先人の経験則
同じく、青白毛を簡便に白と言い表すだけの話・・・
金笹・銀笹種ならばゴールデンバジャーにシルバーバジャー
鈴波ともなれば貴重と言われるクリーと見紛う

DSCF5339
古い蓑毛

地鶏なり軍鶏は日本各地で愛された賜物
浅葱を簡便に銀白色と言うはそれこそ釣雑誌並み
白毛を白とする程なら、もはや常識すら違う(笑)

Brown or Red

Brown or Red・・・茶毛(油毛)の話

Coachman Brownと言われるようになって久しい
でも茶色と言われると違和感がある
Coachman Brownでは無くCoachman Red
出来ればロードアイランドレッド色が相応しい
米国原産の鶏であっても日本でも一般的な鶏
R.I.Rは格別に特殊な鶏でもなく大型卵肉兼用種
・・・交配に使われ、赤玉卵は血縁関係かもしれない
(大型種の為、小型のハックルが取れないとも聞く)
フライに使われるR.I.Rは色目重視の別物
深紅色に輝く羽根色は軍鶏にも多く見られる

コーチマンブラウン表記の染色物・・・(ホフマン)

DSCF6482
コーチマンブラウン染色

単体では判り辛いので

DSCF6485
Brown or Red

ホフマンなりホワイティング社の優れた染色技術
ブラウン系統の中では赤味を感じる
素晴らしい技術であっても
ロードアイランドレッドの赤味の深さは
真似は出来ないかもしれない・・・

DSCF6480
ロードアイランドレッド

ロードアイランドレッドの深紅色

DSCF6479
ロードアイランドレッド

ブラウンに関しての
ダーク表記は赤味が強くで有って欲しい(笑)

余り見掛けないコーチマンレッドのヘンケープ

DSCF6484
コーチマンレッドのヘンケープ

写真では判り辛い?

DSCF6483
コーチマンレッドのヘンケープ

茶色では無く赤色を感じて欲しい

DSCF6486
コーチマンレッドのヘンケープ

商品名でブラウンと呼称されても
その範囲に収まりきらないのがハックルの凄さ
ハックル呼称に良く使われる
ペール・ミディアム・ダークの色調であっても
Brown or Redに関しては別物
それを単純にブラウンなり茶色とは・・・
染色ばかりになったお陰で大事な色まで失われる
ブラウンすら染色となればもはやこれまで
一番の損失はナチュラルの黒・・・

Rusty Dun Ⅱ

Rusty Dun Ⅱ

DSCF6464
Rusty Dun

Rusty Dun 表記のジェネティックハックル

DSCF6462
Rusty Dun

自分にはカッパーオリーブ色に見えてしまいます

中にはこんなファーネスまがいも・・・

DSCF6463
ファーネス?

Rusty Dun のイメージなら

DSCF6466
Rusty Dun

ブラウンダンの茶色が強めかもしれません

DSCF6467
Rusty Dun

PMDとか、はたまた、ペールウォータリーダンとかに使う
一見、白の色違いにしか見えない薄いダン色の類から
その中では、自己主張が有るSandy Dun 表記も有ります
コカゲロウ類の表現には最適ですが
透過光の色ともなりますと、質が良い程透き通るだけです

DSCF6469
Sandy Dun

ジェネティックハックルらしい一途な発色

DSCF6470
Sandy Dun

Sandy Dun 濃淡

DSCF6471
Sandy Dun

一途な色目よりは、惹かれてしまいます

DSCF6472
Sandy Dun

一時流通したドライフライ用ヘンネックのSandy Dun

DSCF6473
Sandy Dun

リストの淡い色合いが堪りません

DSCF6474
Sandy Dun

毛鉤もフライも、その時に飛ぶ蟲に合わせる・・・
集め出すと限が有りません(笑)

この3枚のネックを重ねると
ジェネティックハックルメーカーの凄さが光ります

DSCF6475
Sandy Dun

色目の合わせ方が恐ろしい程です

ほんの一時期、流通したドライフライ用のヘンネックは
通常のヘンネック・ケープサイズの2倍程、大型でしたが
色・艶・腰・透明感・毛先の素直さ等、素晴らしい品物でした

中にはこんな色目も有りました
・・・コッキーボンデュ(coch-y-bondu)

DSCF6468
コッキーボンデュ

coch-y-bonduとGreenwell については
芯黒先黒の蓑毛と同じ類いの色違いですから
黒色のハックル類で再掲致します
・・・黒色ハックルはその黒に隠された色が面白いです

夜討ち朝駆けの頃、ハックリングはサドルハックル
テールはジェネティックハックルを使って居りました
・・・
ジェネティックハックルから
スペード・ハックルが削られてからは
次第に購入を躊躇するようになりました

今は、古い米国のコックネックの良さに身震いしますし
1980年代までの各ジェネティックハックルは
その血筋が受け継がれていると思います

手持ちは古い羽根ばかりですが
機能的な面も含めて実釣には最適
・・・視認性には難有ですけど(笑)

ラスティダンの誘惑

Rusty Dun
・・・錆色が浮かんだダン
ダンという色自体が定まらずそこに錆色が浮かぶ色
一説には茶色とダン色が混ざっていれば・・・?

毛の腰がとか質とか透光性とかは勿論としても
言葉自体が魅力的な ”Rusty Dun” 色

ラスティダンの濃い目と薄目
・・・リストのダン色が強めに出ています

DSCF6451
ラスティダン

勿論、感じ方は様々ですから違うと言われれば・・・

茶色が強めとダン色が濃い目

DSCF6455
ラスティダン

同じ色は有りませんからハックルは一期一会

DSCF6453
ラスティダン

透過光はダン色、反射光は金色・・・

ダン色に茶色が混ざると・・・ブラウンダン

DSCF6457
ブラウンダン 濃淡

ブラウンダンよりもっと色が混ざれば
一時的に流行ったチョコレート・ダン

DSCF6458
チョコレート・ダン

茶色とダン色の混合とされるラスティダンの色
ハックルは、色目も名前も難しい(笑)

ダンハックルバラエティー

dscf6513
ダンハックルバラエティー

これだけで終わらないから羽根中毒患者
使用中まで並べ出したら限がない
それでも
フルドレスフェザーウィングサモンフライは夢のその上(笑)

Portrait of a fishing dog

Portrait of a fishing dog

狩猟犬であった、二匹のイングリッシュセッター

Sakura and Maru

大型の狩猟犬であるがゆえに同じ運命を背負ってはいた

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Sakura and Maru

この当時、サクラは10歳 マルは5歳

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Maru

マルは三歳で手元に来た

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Sakura and Maru

サクラは7歳で手元に来た

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Sakura and Maru

二匹の大型犬を連れての釣行は 何処であっても

とても素晴らしく楽しい・・・ 

先回りされてライズが止んでしまっても

釣竿を持っただけの散歩になったにせよ

それも又、楽しい

元気一杯のマル

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Maru

ちょっとお疲れ気味のSakura

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Sakura
DSCF2973
Maru
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Sakura

一日の終わり

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Sakura and Maru

二匹の後ろ姿を見るだけで幸せでした

サクラは17歳まで生き、マルは今年16歳半で目を閉じた

大型犬にすれば長生きだったにせよ

彼らも共に幸せだったと思いたい

 

Flymph and Tenkara Kebari

FlymphとTenkara Kebariの概念

Flymphの概念・・・James Leisenring
“A wingless artificial fly with a soft, translucent body of fur or wool which blends with the undercolor of the tying silk when wet, utilizing soft hackle fibers easily activated by the currents to give the effect of an insect alive in the water, and strategically cast diagonally upstream or across for the trout to take just below or within a few inches of the surface film.”
・・・The Art of Tying The Wet Fly and Fishing The Flymph; J.E. Leisenring, V.S. Hidy, 1971.

これは釣り方を含めた毛鉤の有り様に近いが
“Flymphs and soft hackles”と言われる様に
ソフトハックルと組み合わせる場合が多い

毛鉤でも椋鳥に雌雉、雀等を組み合わせ
水面より水面下を狙う釣り方は多い

雀の羽根

DSCF6441
雀の羽根

スナイプと違うのが羽根先の色

DSCF6443
雀の毛鉤

・・・椋鳥を荒巻にした毛鉤も多い

寧ろ、昔乍らの毛鉤釣りならば
水面よりは水面下での釣りの方が多い

竿の長さを生かし流れを跨ぐ毛鉤釣りと
ロングラインを操り流れを制すFF釣法は
ラインを水面に置くか置かないか程度の違い

海外の”Tenkara Forum”で発表される”Kebari”は
その本質を突いているのではと思う

対して雄鶏・雌鶏毛鉤と名付けた市販の”Kebari”は
商品名と言えども何か本質から離れて形だけに感じる(笑)

毛鉤の大事なところは形よりはその地域の渓に合わせる
勿論、対象魚が決まっていればこそ・・・
釣圧が高い本流域の山女魚やアマゴにはそれ用が有り
山岳渓流の岩魚相手でも競争相手が多数ならば
それに応じて毛鉤も変わる
出来れば今なら、その工夫を愉しみとしたい

ご参考に
・・・The Art of Tying The Wet Fly and Fishing The Flymph
J.E. Leisenring, V.S. Hidy, 1971.

 

vernon_hidy

The old hackle & Old School Flies

昔のドライフライ・ハックル
The old hackle & Old School Flies

DSCF6429
昔のドライフライ・ハックル

フライタイイングハックルの素晴らしさは
昔のハックルでも良く判る
・・・もしかすれば現行物より(笑)

スペンサーハックル

DSCF6426
スペンサーハックル

コロラドはデンバーから

DSCF6428
JS Marketing

どちらも繊細・・・

DSCF6424
The old hackle

合わせるスレッドはゴッサマー

DSCF6417
ゴッサマーシルク

巻き上げたフライは英国風・・・コンドル・クイルボディ

DSCF6420
コンドル・クイルボディ

Old School Flies
・・・キャッツキルパターン初期でも、こんなハックル仕立て

1990年代にはそれこそ憧れだったクリー・ハックル

DSCF6430
クリー・ハックル

・・・メッツは懐かしい説明書入

DSCF6434
クリー・ハックル

交互に羽根の裏側・・・こちらはメッツ

DSCF6432
クリー・ハックル

此方はホフマン

DSCF6433
クリー・ハックル

ホフマンのサドルも添えて

DSCF6435
クリー・ハックル

どれも現行品より地色が黒く見えるのは
発色云々では無いのが、不思議な処
今になれば、長さより裏側が大事(笑)