ブラックベアー ウィング・フライ salmon fly

荒川鮭釣り用のストックを確認
意外と消耗していたのが
自分では余り使わない黒系
フライボックスだけ釣行する事も多々有るので

・・・お陰で色々な情報も集まります

まずは定番、ブラックベアー

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ブラックベアー

 

アンダーテーカー

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アンダーテーカー

スティールヘッドフライの様な

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アークロイド風

 

スチールヘッドフライ そのまま

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スチールヘッド フライ

 

サーモンフライとスチールヘッドフライの違いは
ただの思い入れ、若しくは・・・

過去に製作された鮭用毛鉤パターンの中で
今だから使える唯一の物が、蛍光色

少しは集めた、各種ナチュラル素材
それでも根気があれば集められる
それに反して必需品の
金属ティンセル・ワイヤーの類
ましてや、エンボスやらツイストは
店頭で見かける事が無くなって久しい

ビニヤードの厚いティンセルに手こずり
エッジで何回、スレッドを切ったものか

薄さと濁った色調のラガータン
それすら、遥か彼方
ビニヤードのエンボス・ティンセルの模様が
変わった辺りから慌てて集め始め
取り敢えず今は、大袋いっぱい

その頃のビニヤードの価格
フラット・ティンセル 300円
エンボス・ティンセル 420円
ラウンド・ティンセル 600円

その頃のクラッシク・ティンセルは今と同じ高価格
それでも、ラウンド・ティンセルは撚りが悪い
(フライに巻けば目立たなくはなったけど)
ビニヤードの品質は高かった
(勿論、はずれも在りました)

金属ティンセルの下拵え
緑ミューシュリンで先ずは錆止め、変色防止
透き通った輝き

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秘策 毛鉤

毛鉤の中で岩魚の好む、オレンジ・黒・赤・金

擦れた岩魚に効果的な毛鉤
キラーフライとまでではないけれど
夏場のこの時期に・・・

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ホット オレンジ アント

鈎 グラブフック #18
ボディ   ホットオレンジスレッド
ハックル  ホットオレンジ

このためだけにサドルハックルをホットオレンジに染めてみました
手持ちのネックでもウェット用にホットオレンジは有るのですが
手頃なサイズが取れないのでミッジサドルのホワイトで

興が乗り過ぎ、半分も・・・

それだけ釣果も確認できた御陰とします
代り映えしない
シンプルなアント・フライの色だけ変更
底石の黒に少し緑がかかった流れの中
#18サイズでも良く見えます
さすが全身、インジケーター

妙高 関川

甲信越も梅雨明け宣言
現実は雷雨と増水
その増水も収まった7月29日
久しぶりのホームグラウンド、妙高関川
悲しい事に、本年初
それも、連れの都合で午後入渓
信濃町Noのカブが、先行者の存在を告げる

それでも岩と流れは変わらず、足裏の感覚と目に馴染んだままの姿

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水中型インジケータ毛鉤(横)プロトタイプ

シンプルな形に気持ちが向いた時はテンカラが有り難い

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水中型インジケータ毛鉤(上)プロトタイプ

毛鉤も極力、シンプルパターン
浮かせて良し、沈めて良し
色のコントラストが、流れの中でも見える

この時期、おいそれとは水面に出て来ない
底やよれの下に居つくイワナ狙い
捨て針代わりに表層を流し
反応を見ながら、本命筋の中層に流す
毛鉤を確認しながら、ピンポイントで流れに乗せる

ラインの長さが一定のテンカラなればこその
ボディに仕込む、最低限度のインジケータ

けして、オドリバエとか羽蟻のパターンでは無く
今、現在の関川の流れと水色の中で
中層の流れでも、毛鉤が現認できるサイズと色のコントラスト
FLイエローが好みではあるけど、ピンク・オレンジ・黄色
人によって好みと、見える色が違う

プロトタイプの結果に満足すると
釣欲以上に違う欲が出てきて

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水中型インジケータ毛鉤(横)
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水中型インジケータ毛鉤(上)

鈎 パートリッジ TS2ST #12
タグ・リブ    カッパーワイヤー
ボディ      クラレットファー
インジケータ   FLイエロー(カウボディのアンダーファー)
ハックル     ダイド黒 コックネック

いつもながら、勿体無いとパラシュートフライで使う
ポスト素材のアンダファーを溜めて今回、リユース
スノーシューならアンダファーの方が使い道が沢山

夏 関川
夏 関川

ティーニーニンフ Teeny Nymph

春先からの不安定な天気と暑さ
本来なら北アルプスの峰はまだ白い模様が残る時期
水量の変化が春先より落ち着かず
増水と渇水を繰り返し、茶色に染まる流れ
そんな中でも増水が収まり出し
笹濁りになればティーニーニンフ

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TEENY CUSTOM FLY HOOKS No.4
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TEENY CUSTOM FLY HOOKS No.6

 

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TEENY CUSTOM FLY HOOKS No.4
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TEENY CUSTOM FLY HOOKS No.6

本来なら大振りなティーニーニンフ・フックがオリジナル
フェザントテールだけのシンプルな毛鉤
アトランティック・サーモンからニジマスまで
ブリーチダイドのフェザントテールの
白やらオレンジ、黄色が印象に強く残るパターン

普通サイズのウエット・フックに
ナチュラルで巻くと
フェザントテールニンフの洋風と違い
懐かしい和式毛鉤の匂いがするフライ
テールを附けたくなる気持ちを抑えて
オリジナルパターンの小振りサイズ
増水を避けて瀬脇の深みに潜むイワナの拾い釣
自然とスタイルも餌釣と一緒

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ティニーニンフ Teeny Nymph

フェザントテールもナチュラルより蛍光灯に焼かれて
色が抜けグレーとダンに変色した売れ残りの方が
反応が良く、わざわざ探した記憶が残る
ブリーチだと羽根の先の紫色も抜ける

大物狙いの犀川や荒川用なら
鯉の吸い込み用鈎に見えて仕方が無い
ティーニーニンフ・フックも良いかもしれない

逆さ毛鉤・順毛鉤・普通毛鉤

テンカラ毛鉤の形態として
逆さ毛鉤・順毛鉤・普通毛鉤の3形態
勿論、材料と針によって中間型も有る
剣羽根毛鉤は形態が普通毛鉤でも
ここまで堅い羽根だと違和感というか、別格というか・・・
エルクヘヤーカディスの様に羽根を束ねたものは
順毛鉤の亜種としても
遠刈田毛鉤も含まれるかと思うと・・・
取り敢えず
蓑毛の向きで広く分けたとして3種類
飯山の奥、秋山手前で見かけた
カケスのフェザーをスペント型よりファンウィング型に近く広げた
まるで蝶のような毛鉤もあるし・・・
以後、実物を巻いて写真で上げていこうと思う

普通毛鉤           逆さ毛鉤         順毛鉤

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普通毛鉤・逆さ毛鉤・順毛鉤
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普通毛鉤・逆さ毛鉤・順毛鉤

そこにヤマメ用毛鉤とイワナ用毛鉤の違い
伝承毛鉤も独断では
西日本はヤマメ用毛鉤、東日本はイワナ用毛鉤が
主に伝えられてきたと感じている
そこに外国人避暑地のその当時のフライの影響
古式と言える、その地方、その川用の個人作成の毛鉤
縫い針を曲げての時代までとなると広すぎるので
市販の餌針がある時代からとしても
釣法、竿、仕掛けの違いから様々な毛鉤

テンカラもグラファイトロッド全盛となりフライロッドと同じく
画一的な、投射性重視の毛鉤ばかり
釣果重視ならそれも仕方がないけれど
バンブーロッドにシルクラインで楽しむフライフィッシングの様な
もう少し、幅広い楽しみ方も面白い
昔しテンカラでは無いにせよ
マッチ箱に毛鉤を入れて川辺の手頃な枝なり、竹なりを竿にして
そんな原点のようなシンプルなテンカラも楽しい
意外に、太めの柳の枝も良く撓って面白い・・・

 

余り紹介されない順毛鉤

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順毛鉤

小さなバックテール・ストリーマーにも似る

フライの解釈はこれに近い

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順毛鉤 フライの解釈

はたまた

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順毛鉤 フライの解釈

これも

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順毛鉤 フライの解釈

もしくは

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順毛鉤 フライの解釈

普遍的なら

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順毛鉤 フライの解釈

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CROW KEBARI 烏毛鉤

こちらではあまり使う人を見かけないカラス毛鉤
フライでブラックパラシュートは定番でも
胴は黒でも、巻き毛まで黒は見かけなかった
白い底石の川ならカラス毛鉤も見えるだろうが
こちらは川底の石が黒いので、全く見えない

川底の石の色で地方色が出るのも、その土地の伝承毛鉤
アルプス系の花崗岩質に根附く烏毛鉤
ダブルハックルでレネゲイド風から
フロント側に厚めに巻いた物
トリプルハックルで各巻きは薄く巻いた物 様々
烏の独特の臭いが魚に効くと言う
(確かに、鼻に突く臭い)
素材に基づくカラス毛鉤から
色に基づくカラス毛鉤までこちらも様々

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烏毛鉤

鈎 パートリッジ社 TS2ST #12
ボディー 烏 ウィングフェザーツイスト
ハックル 烏 ウィングフェザー

油が浮き出るような独特の素材感
・・・甲虫の表面のようなテカり

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烏毛鉤

鈎 パートリッジ社 SF11 #12
ボディー 手縫い絹糸16号黒 前ピーコックハール
ハックル ヘンハックル 黒

じぶんにとっては、毛鉤のイメージの原型

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烏毛鉤 段巻き

鈎 SF1 #10
ボディー 手縫い絹糸16号黒

針先をハックルで覆わない、そんな拘りを持つ人が多かった

毛鉤のプロポーション

タイトとルーズ

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毛鉤のプロポーション

 

タイトタイプ
鈎・・・・・TMC9300 #14
テール・・・フェザントテールダイドイエロー
ボディー・・シルクフロス
リブ・・・・ゴールドワイヤー
ソラックス・シールズファー ダイドラスティブラウン
ウィング・・ヘンハックル

ルーズタイプ
ボディー・・チャドウィック477
他、同様

どちらのボディーも絞った巻きが耐久性を高める
同行者と同じ流れの縒れを同じ様に流し
素材感の違いだけで釣果に違いが出る不思議
どちらが良いではなく
その場に応じて変化する
同行者が居てくれる事で判る有難さ

毛鉤 蓑毛  Kebari Hackle

盆の3日は殺生禁止
(C&Rも似たようなもの)
どの川も夏休みで人が溢れる
地元はお客様の対応で忙しい
盆過ぎ用の毛鉤たち
とりあえず普通毛鉤、自分では蓑毛毛鉤
ソフトハックルで無く
長めのコックハックル仕様
(フライで言えばファンシー又はバリアント)
クリー・ハニーダン・バジャー・ダン・コーチマンブラウン・コックドレオン 様々

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ホフマン・ヒーバート・メッツ・スペンサー各サドル・ハックル Kebari Hackle

お勧めの蓑毛
緑の枠で囲んだハックルの部分

勿論、サドルのハックルも良いのですが
この辺りのハックルがサドルの中でも
一番、透けと艶が強いと思います
コックネックで言えば、スペードハックルの様
それでいて、強すぎないファイバーの適度な張り

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先芯黒・黄肌芯黒・胡麻・茶芯黒 様々 Kebari Hackle

光の加減で変わります

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Kebari Hackle

煌めいたり、霞んだり

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Kebari Hackle

表の色は様々でも
透けが入れば入る程
煌めくだけ

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蓑毛毛鉤 山繭胴 先芯黒
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蓑毛毛鉤 土竜胴 ダイド ダーククラレット コーチマンブラウン

バジャー系とコーチマンブラウン、ハニーダン系、胡麻系
魚を引き付ける力があるような
それとも、釣り人

以下爺の戯言 —————————–

この蓑毛毛鉤は蓑毛に拘った先達の蓄積
1900年頃に発表されたペイジェント・ブラウンでは無い
毛鉤もフライも意思を同じくした結果

逆さ毛鉤の凄さ

増水気味の水深のある瀬で
久しぶりに大振りの逆さ毛鉤を使って良く判ったのが
進化した軽いラインと竿の御陰で
逆さ毛鉤の蓑毛の動きが感覚として手に伝わる

流れを受け、逆さクラゲではないけれど
竿のコズキに呼応して逆さ毛鉤の蓑毛が
良く動く
底に居たイワナが中層まで浮かび捉えた
笹濁りの水でも判る毛鉤と魚のサイズ
重い流れの中、ソフトハックルではやりにくい
攻撃的な釣り、テンカラの楽しみ方の一つ

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逆さ毛鉤 コック デ レオン Sakasakebari Coq De Leon Dark Pardo

思った以上に流れの重さとコックドレオンの腰の強さがハマりました

ウェットのF.Fでも近い事は出来る
ただ、F.Fのラインを出しての角度と
テンカラ竿の長さでは魚を見る角度が違う
ドライに出る魚以上に掛けたとする実感も違う

標高 1000m以上でも日差しが熱い
魚の様に、秋になるまで遡って居ります