逆さ毛鉤の蓑毛 Sakasa Kebari Hackle

逆さ毛鉤の面白さは
誘って掛ける事
底に居る魚を誘えたら
尚更、楽しい

誘いをかける蓑毛が大事

大事なのが蓑毛の張り
ファイバーの強さで巻数を調整

DSCF3969
逆さ毛鉤の蓑毛 Sakasa Kebari Hackle

目安として
蓑毛の張りで倒立できる程度
雉の羽根も同様
手前の針はTMC102Y #13
左右は寝巻の毛鉤
同じ川、同じ魚、同じ時期でも
ドライ・フライに比べれば
大きな針

DSCF3964
逆さ毛鉤の蓑毛 Sakasa Kebari Hackle

針     鮎掛け針
胴     山繭
タグ・リブ ゴールドワイヤー
蓑毛    ゴールデンバジャーバリアント(先黒の金)
アイ    バッキングライン 30LB

DSCF3967
逆さ毛鉤の蓑毛 Sakasa Kebari Hackle

蓑毛の透けを見て欲しい

蓑毛の張りで魚を誘い
胴で食わすのが逆さ毛鉤
張りの無い羽根では
ただのソフトハックル

蓑毛の腰は流れに合わせる
・・・流れの強さに合わせた蓑毛の選択は大事な事

富士流逆さ毛鉤 ヤマメ毛鉤

私にとって、衝撃的な毛鉤でした
初めて、毛鉤に対して美しいと思いました

ラインは最低4.5mから定番6m、最長 8m
ハリス 0.8号 1.5m~1.7m
アタリは手感か流しながら誘いながらの聞き合わせ
キラっと光るヤマメの反転

DSCF3860
TMC103BL #15
DSCF3862
富士流逆さ毛鉤 真似

胴はゴールドティンセルを下巻にユニ社ライトケイヒル 8/0で形を作り
ソラックスにはピーコックソード
ハックルは雉のウィングカバーフェザー
ヘッドに朱色ダイドの山繭

逆さ毛鉤 コック・デ・レオン Sakasakebari Coq De Leon Dark Pardo

名称未設定-1
逆さ毛鉤 コック デ レオン Sakasakebari Coq De Leon Dark Pardo

逆さ毛鉤 コック デ レオン Sakasakebari Coq De Leon Dark Pardo

DSCF3753 Coq De Leon Dark Pardo&PARTRIDGE HOOK TS3A

レオンが出た時、即飛びつきました
金ゴマ・銀ゴマではないかと
スペックルド・バジャーのゴールドやシルバーと違う輝き
かの産地のフライパターンがヒゲナガそっくり
張りも有るしきらきらしているし
使ってみて
長さは調整できるけど
水馴染みが良すぎるというか
蓑毛には最適でも使える数には限りがあるし
同じパターンはツマラナイシ
で、お蔵入り
逆さ毛鉤には張りと腰が最適ではないかと思い出し
先回巻いて、早速実釣
ヤマメには試してないけど
イワナ用の毛鉤にはとても良いのではないかと
今回、定番用の#12
其れもセッジとグラブフックの中間型
逆さ毛鉤用にデザインされたのではと思うほどの
PARTRIDGE HOOK TS3Aと、組み合わせ
スペインはアンダルシアの羽根が
関川の流れを泳いでいる
贅沢の極み

逆さ毛鉤 小型 sakasakebari miniaturize

逆さ毛鉤小型

名称未設定-1
逆さ毛鉤小型 
DSCF3722
逆さ毛鉤

釣り針を、カットすることで半分以下のサイズになります

ボディは山繭ダイドのブレンドですが
単色の黒より黒に近いダーククラレット・こげ茶が混ざる方が反応が良く感じます
色を認識しないと聞いてはおりますが明暗なのか透過光なのか
又タグ・リブは補強ですが有りと無では反応がはっきり変わります

エサ鉤でもイタドリ用はエサ鉤をカットし、チモト部分に馬毛で剣を着けエサ持ちを良くしました

逆さ毛鉤 sakasakebari

名称未設定-1
逆さ毛鉤 山繭胴
DSCF3711
逆さ毛鉤  山繭  ナチュラル
DSCF3712
Coq De Leon Dark Pardo 逆さ毛鉤 山繭 ダイド各色ブレンド

単純な構造の中に先達の知恵と技が詰まっていると巻く度に思う
カバーフェザーの適度な撓りをヘッドの大きさとスレッドの絞りで
調整し、流れの中で竿の操作を表現するなどとなかなかに難しい。

①おちょこの形のハックル(開き幅・円の大きさ)
②ハックル素材がなぜウイングカバーフェザー(適度な、張りと腰)
③ハックルをアイ側はダビングボールで抑え
ボディ側はボディ素材で抑え、ハックルの動きと幅を調整しているか

全ては釣り手の思うままに
水を噛ませ、流れの中で踊らせ、魚にアピールするための工夫
擦れたヤマメをどうすれば掛けられるかの苦心の作
剣羽根毛鉤と共に
釣り手の技量が漁獲にあらわれるヤマメ用の漁師毛鉤
研ぎ澄まされた、道具としての機能美の塊

イワナは上ずっていれば
猫とネコじゃらしで遊ぶようなもの
特に源流部は尚更
只、イワナは擦れるとヤマメのすばやさに頑固さがプラス

オレンジ&パートリッジに代表されるソフトハックルは
(本来はハックル一巻きで薄い)
水の流れに馴染ませ違和感を与えず鱒の口を捕える

エサ釣りも
特に手練れはエサを飲み込まれる事を恥とする美意識
口のどこにかけるかを粋としたものだったけど
金ゴマ・銀ゴマと言われたハックル代わりにレオンで巻いて
水の中で透けて煌めく山繭を思い浮かべる程度が関の山

山手の文房具屋さん(村の萬屋)で昔はよく見かけた
「毛鉤入荷しました」
秋山郷では今でも見かけますが
シンプルな中に作り手の工夫が見えて楽しい思い出
どの毛鉤も売り物だから見栄えは勿論ですが
工夫と技で巻いたフライを見るのは楽しい
当時、バイスは手、ボビンホルダーも手、
口は第三の手、スレッドは絹16号
ヤットコは意外とすべるので結局、手
それでも仕上がりは今と一緒。改めて考えると上手くなったのか
道具を使うのが上手くなったのか、
ただ溺れているだけなのか

先日
使っている人を見かけたのが雉の尾羽をむしって先側を針に三段に結ぶ蓑虫
今でいえば、ボディハックルの無いエルクヘヤー三連逆付カディスタイプ
生き続けてるんだと驚く以上に感心
ついでに夕方はこれが一番だと言っていた爺様の
「此の頃この毛鉤が見えない」とのリクエストに
10番で巻いたブリーチしたエルクヘヤーカディスで早速
尺上ヤマメ3匹あげたあの笑顔まで思い出してしまいました。

ゼンマイ綿・山繭 ボディ材 tenkara fly Body

DSCF3673
テンカラ毛鉤 ゼンマイ綿

古ければ古いほど良いと
先達から聞かされてきたが
30年もたてば充分
古くなればなるほど
濡れると赤味が強く出るらしい
茶色の太い(濃色)・細い(淡色)繊維自体もマーブル模様
吸水性の良さと抜けの良さ、水中での茫洋感が決めて
決して水中で銀幕を纏い魚の注意を引くわけでは無く
水を吸って重くなるから投げやすいわけでも無い
茫洋感を出すのも山繭と同じ下拵えが要

妙高関川、三ノ滝から四ノ滝までの斜面で採取
アメマス系白いドット模様のイワナが釣れる特異な場所
当時もこの場所だけは物好きが上がる場所
黒姫側は崩れてすり鉢状に変わり、残る新潟側も
ルートを間違えれば上はオーバーハング
下は三ノ滝のすり鉢

DSCF3674
テンカラ毛鉤  山繭

ヤママユガの繭、天蚕より繊維が太く一定でないため煌きが強い

解禁当初、林の中で探すのが年中行事
なぜか人里近くで北側の斜面の物が厚みもあって良品質

天蚕=ヤママユガとする説明が多いですが
長野・明科で林を囲って、飼育されたヤママユガの繭が天蚕
高級和服に山繭では名前が悪すぎ
一部で言われていた天蚕を広めた(商品名と同様)
ここで説明するのも変ですが野生は山繭
品質の差異が多く良品なら一つで一生分

採取時期によりペール・グリーンから
バフ・タンの色となる

DSCF3672
テンカラ毛鉤  山繭 各色ダイド

ローパスバチックにて染色、これが一番

湯煎なし、色止材なし、多少の油分があっても
下準備にシャンプー等で洗浄すれば
ハックル 染色から獣毛程度なら黒でも一回で染め上がり
染料の混色も自在、ジップロックとこの染料が有れば
ほぼ思い通りの結果が出せると思います

テンカラ毛鉤 箱 tenkara kebari box

テンカラ毛鉤

引き出しの多い方が、楽しい
とは言え、仕掛け巻に付いている毛鉤で一日過ごしてしまう方が多い
毛鉤入れは変われど10年物や20年物の毛鉤も多い
信念針や当り針、あの川この川、あの魚
フライなら試したいフライから定番のフライ
重いホイットレーを4箱が普通
テンカラはこの箱一個
身軽です

DSCF3610
テンカラ毛鉤 箱 tenkara kebari box(剣羽根 蓑毛 逆さ毛鉤)

剣羽根   パートリッジ K12ST #16

逆さ毛鉤 TMC 102Y     #13  TMC2587 #12

胴     山繭・ハックルストーク・ゼンマイ綿・コンドル・フクロウ・トンビ

山川歩きが長いと色々な羽を拾います。

猛禽類はコンドルの代用(しっかりとしたリブが立ちます)

フクロウはボディ材にビロードの毛羽立ち、

雉・鶏・兎は食用、川鵜・鴫はムーアヘンやヒーロン代用

テンカラ 毛鉤 tenkara kebari&PARTRIDGE HOOK

P1010049
剣羽根ペールイエローダイド
P1010051
剣羽根 ナチュラル
DSCF3599
剣羽根 黒ダイド
DSCF3603
蓑毛 金ゴマ

DSCF3605
蓑毛 芯黒

DSCF3606
逆さ毛鉤 黒
DSCF3608
逆さ毛鉤 黄

昔、妙高関川で毛鉤釣りといえばエサに出ない夏の一時、
エサ竿に提灯仕掛けで毛鉤釣り。殆んどエサの代用
今様のテンカラ竿で釣るのがなぜか恥ずかしい時代、
見様見真似もなく噂話程度の知識が先走り秋山郷の誰それはこうしている、
秋田式は毛鉤の先に空バリを付ける、関西の方は・・・5m離れてお猪口に
慣れてくるととにかく釣れた、今は石のしゃっぽ被ったじいさま達が欲しがる欲しがる

御蔭様で、魚篭持ちから竿頭

写真をクリックしていただけると昔のブログに飛びます

Hello world!

毛鉤とフライで渓流歩き
ダブルハンドで犀川本流
時期になれば荒川で鮭釣り
テンカラ・フライを楽しんでいます
天気が良ければシルクラインで昔のパラコナ持ち出します

tencara.blog56.fc2.com から
引っ越して参りました。

前ブログでもテンカラに対する興味の高まりが
世界的に広まっている事が判りました
ただ海外へ発信されている情報が
偏ったunfairなものだと思っています

その喧伝するテンカラ毛鉤が有るのなら
正体不明で誤魔化すのは不思議です
一番大事な事が抜けているのは寂しい限りです

exotic Japanese kebariと言われるそのexotic の意が
異国情緒よりは風変りが良いし、魅惑的なら尚更うれしい

身土不二
・・・この世に二つとない大事な物の意です

Kebari and Fly
・・・私の巻ける「Fly」は何時まで経っても「蠅」未満です

サブテーマは漸近自然
・・・ゆっくりと物事の本質に近づくの意です

dscf5007jpg

I can correct mistakes in fishing magazines
Information too commercial based is a disgrace,