逆さ毛鉤 コック・デ・レオン Sakasakebari Coq De Leon Dark Pardo

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逆さ毛鉤 コック デ レオン Sakasakebari Coq De Leon Dark Pardo

逆さ毛鉤 コック デ レオン Sakasakebari Coq De Leon Dark Pardo

DSCF3753 Coq De Leon Dark Pardo&PARTRIDGE HOOK TS3A

レオンが出た時、即飛びつきました
金ゴマ・銀ゴマではないかと
スペックルド・バジャーのゴールドやシルバーと違う輝き
かの産地のフライパターンがヒゲナガそっくり
張りも有るしきらきらしているし
使ってみて
長さは調整できるけど
水馴染みが良すぎるというか
蓑毛には最適でも使える数には限りがあるし
同じパターンはツマラナイシ
で、お蔵入り
逆さ毛鉤には張りと腰が最適ではないかと思い出し
先回巻いて、早速実釣
ヤマメには試してないけど
イワナ用の毛鉤にはとても良いのではないかと
今回、定番用の#12
其れもセッジとグラブフックの中間型
逆さ毛鉤用にデザインされたのではと思うほどの
PARTRIDGE HOOK TS3Aと、組み合わせ
スペインはアンダルシアの羽根が
関川の流れを泳いでいる
贅沢の極み

剣羽根の処理  tenkara kenbane kebari

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剣羽根の処理 クリックで昔のブログへ

剣羽根毛鉤の作り方・・・基本

剣羽根毛鉤の下拵えと剣羽根の巻き方

剣羽根の処理は非常に大事です
壊れるのは ボディ後半か ハックル部分
剣羽根自体は強度がありますが
そのままだと嵩張ることで緩みやすい
立ち上がる羽根一本々に 巻糸で補強した毛鉤も見ました
それでも、剣羽根から 壊れます
羽根裏の髄が残り その厚みが水を吸う事が原因
本来は剣羽根1枚から 4本の毛鉤が余裕を持って
作れるのが剣羽根です

昔のブログで手書きの図ですが、クリックで飛びます
http://tencara.blog56.fc2.com/page-5.html
追加の説明とすれば 皮一枚となり巻き易く
2巻目を少し被らせる様に巻くことで良く締まり
(サーモンフライでのオーストリッチ・ハールと同じ要領)
ヘッドの仕上げ過程で、更にスレッドで抑えます
単色黒のヘッドも良いですが
好みでワイン色(気分はクラレット)に仕上げております

剣羽根処理
剣羽根処理
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剣羽根毛鉤

 

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毛鉤の最重要点は丈夫な事
剣羽根毛鉤も同じ事です

なぜ下拵えをするのか

ヘッドを小さくして綺麗に見せる事が目的では有りません
髄が残ると締りが悪く水を含みやすくなります
巻き過ぎも剣羽根毛鉤の重要な目的を潰します
如何に水中で細かい振動をさせて
魚の関心を集めるかが最大の目的です

逆さ毛鉤 小型 sakasakebari miniaturize

逆さ毛鉤小型

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逆さ毛鉤小型 
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逆さ毛鉤

釣り針を、カットすることで半分以下のサイズになります

ボディは山繭ダイドのブレンドですが
単色の黒より黒に近いダーククラレット・こげ茶が混ざる方が反応が良く感じます
色を認識しないと聞いてはおりますが明暗なのか透過光なのか
又タグ・リブは補強ですが有りと無では反応がはっきり変わります

エサ鉤でもイタドリ用はエサ鉤をカットし、チモト部分に馬毛で剣を着けエサ持ちを良くしました

逆さ毛鉤 sakasakebari

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逆さ毛鉤 山繭胴
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逆さ毛鉤  山繭  ナチュラル
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Coq De Leon Dark Pardo 逆さ毛鉤 山繭 ダイド各色ブレンド

単純な構造の中に先達の知恵と技が詰まっていると巻く度に思う
カバーフェザーの適度な撓りをヘッドの大きさとスレッドの絞りで
調整し、流れの中で竿の操作を表現するなどとなかなかに難しい。

①おちょこの形のハックル(開き幅・円の大きさ)
②ハックル素材がなぜウイングカバーフェザー(適度な、張りと腰)
③ハックルをアイ側はダビングボールで抑え
ボディ側はボディ素材で抑え、ハックルの動きと幅を調整しているか

全ては釣り手の思うままに
水を噛ませ、流れの中で踊らせ、魚にアピールするための工夫
擦れたヤマメをどうすれば掛けられるかの苦心の作
剣羽根毛鉤と共に
釣り手の技量が漁獲にあらわれるヤマメ用の漁師毛鉤
研ぎ澄まされた、道具としての機能美の塊

イワナは上ずっていれば
猫とネコじゃらしで遊ぶようなもの
特に源流部は尚更
只、イワナは擦れるとヤマメのすばやさに頑固さがプラス

オレンジ&パートリッジに代表されるソフトハックルは
(本来はハックル一巻きで薄い)
水の流れに馴染ませ違和感を与えず鱒の口を捕える

エサ釣りも
特に手練れはエサを飲み込まれる事を恥とする美意識
口のどこにかけるかを粋としたものだったけど
金ゴマ・銀ゴマと言われたハックル代わりにレオンで巻いて
水の中で透けて煌めく山繭を思い浮かべる程度が関の山

山手の文房具屋さん(村の萬屋)で昔はよく見かけた
「毛鉤入荷しました」
秋山郷では今でも見かけますが
シンプルな中に作り手の工夫が見えて楽しい思い出
どの毛鉤も売り物だから見栄えは勿論ですが
工夫と技で巻いたフライを見るのは楽しい
当時、バイスは手、ボビンホルダーも手、
口は第三の手、スレッドは絹16号
ヤットコは意外とすべるので結局、手
それでも仕上がりは今と一緒。改めて考えると上手くなったのか
道具を使うのが上手くなったのか、
ただ溺れているだけなのか

先日
使っている人を見かけたのが雉の尾羽をむしって先側を針に三段に結ぶ蓑虫
今でいえば、ボディハックルの無いエルクヘヤー三連逆付カディスタイプ
生き続けてるんだと驚く以上に感心
ついでに夕方はこれが一番だと言っていた爺様の
「此の頃この毛鉤が見えない」とのリクエストに
10番で巻いたブリーチしたエルクヘヤーカディスで早速
尺上ヤマメ3匹あげたあの笑顔まで思い出してしまいました。

剣羽根毛鉤  kenbane kebari

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テンカラ 剣羽根毛鉤 kenbane kebari

7月に入ったとはいえ、標高1000m越えると日陰には まだまだ泥をかぶった残雪を見かけます それでも初夏の水量になり、イワナもプールではライズを繰り返しております

良い時期になってまいりました

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剣羽根毛鉤 kenbane kebari
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剣羽根毛鉤 kenbane kebari

タッピング=叩き=ライゼリングリフト=誘い=スケーティング=浮かし

11Fやら13Fの木やら竹やらでバーチカル釣り
リール代わりにラインはジャケットのポケット
釣れなければ奥の手のミミズに小魚
馬素に蚕のテグスが無ければ木綿か絹糸
フライとテンカラ
原点はあまり変わりがないようで
鮭を釣るか釣れないかでその後の展開が変わったような
数と重さの釣果を競うか
毛鉤に出る魚の姿とその優雅さを愛でるか
下衆なのか違うのか、釣法で無く竿を握る方の素養と背景
イワナは川の蛆、釣っても釣っても湧いてくると言いながら
御馳走の一歩手前の位置付けで
病人や産前産後の滋養食
一つの糧として大事にされています

ゼンマイ綿・山繭 ボディ材 tenkara fly Body

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テンカラ毛鉤 ゼンマイ綿

古ければ古いほど良いと
先達から聞かされてきたが
30年もたてば充分
古くなればなるほど
濡れると赤味が強く出るらしい
茶色の太い(濃色)・細い(淡色)繊維自体もマーブル模様
吸水性の良さと抜けの良さ、水中での茫洋感が決めて
決して水中で銀幕を纏い魚の注意を引くわけでは無く
水を吸って重くなるから投げやすいわけでも無い
茫洋感を出すのも山繭と同じ下拵えが要

妙高関川、三ノ滝から四ノ滝までの斜面で採取
アメマス系白いドット模様のイワナが釣れる特異な場所
当時もこの場所だけは物好きが上がる場所
黒姫側は崩れてすり鉢状に変わり、残る新潟側も
ルートを間違えれば上はオーバーハング
下は三ノ滝のすり鉢

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テンカラ毛鉤  山繭

ヤママユガの繭、天蚕より繊維が太く一定でないため煌きが強い

解禁当初、林の中で探すのが年中行事
なぜか人里近くで北側の斜面の物が厚みもあって良品質

天蚕=ヤママユガとする説明が多いですが
長野・明科で林を囲って、飼育されたヤママユガの繭が天蚕
高級和服に山繭では名前が悪すぎ
一部で言われていた天蚕を広めた(商品名と同様)
ここで説明するのも変ですが野生は山繭
品質の差異が多く良品なら一つで一生分

採取時期によりペール・グリーンから
バフ・タンの色となる

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テンカラ毛鉤  山繭 各色ダイド

ローパスバチックにて染色、これが一番

湯煎なし、色止材なし、多少の油分があっても
下準備にシャンプー等で洗浄すれば
ハックル 染色から獣毛程度なら黒でも一回で染め上がり
染料の混色も自在、ジップロックとこの染料が有れば
ほぼ思い通りの結果が出せると思います

テンカラ毛鉤(1970年頃) tenkara kebari 1970

テンカラ毛鉤

勿論、この頃はハリス付きが主流
簡単なバイスも有りましたが道具とすれば鋏だけ
手で持って巻くのが普通でした
原型は50年代以前で余り変わっていません

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テンカラ毛鉤 ハリス付毛鉤

仕掛け  エサ竿 ダイワ琥珀(グラス製)4.5m 道糸3号 ハリス1号

胴 孔雀    スレッド 黒絹仕付け糸
ヘッド  漆
ハックル 軍鶏

テール  軍鶏又、チャボ(秘中の秘として日中はカケスの青)

川によって胴を黒、茶、孔雀で使い分ける
生きた毛、死んだ毛と言われたのを覚えている

「最良は老齢の生きたチャボなり軍鶏なりの
首根っこの毛を抜くのが一番、毛の輝きと透けが違う」
スペックルドとかシャンパンにレオン、バジャーにファーネス、ブルーダン

いつの世も拘りが強いのは性?業?

テール付きの毛鉤は珍しいと言われます
乙見ダム湖へ進駐軍の慰安用に、ニジマスを放流
その時使っていたフライを真似たとの事

戦後すぐのことですからテール一つに歴史があります

使った毛鉤の残りです、ハリスの反対側はちちわになっています

わざわざ赤味の強い軍鶏の毛を選ぶのですから尚更

和製レッドタグ?
クジャク胴はなるべく青味の強い物が良いとか
蓑毛は透けが強く光る方が良いとか
その頃、ただの茶色のハックルと思っていたが
今見ると、濃いめのハニーダン色変わり付き
さすが爺様、あなどれない

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東京袖 11号 エサ針

拡大してみると、パートリッジのG3Aにも見えてくる
フライフックサイズで#6~8程度

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100本入り定価 300円

播州針

おおらかな時代でした、勿論この時代は魚篭持ちでした
皿付でと言われれば鮎掛け針太に巻いた毛鉤の出番です

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テンカラ毛鉤 鮎掛け針太

大振りな毛針ですから却って派手な出方で飲み込まれるのが常でした
返しが有ると次が遅くなります、早や掛け針でないと夕方の一刻、数が揃いません

テンカラ毛鉤 箱 tenkara kebari box

テンカラ毛鉤

引き出しの多い方が、楽しい
とは言え、仕掛け巻に付いている毛鉤で一日過ごしてしまう方が多い
毛鉤入れは変われど10年物や20年物の毛鉤も多い
信念針や当り針、あの川この川、あの魚
フライなら試したいフライから定番のフライ
重いホイットレーを4箱が普通
テンカラはこの箱一個
身軽です

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テンカラ毛鉤 箱 tenkara kebari box(剣羽根 蓑毛 逆さ毛鉤)

剣羽根   パートリッジ K12ST #16

逆さ毛鉤 TMC 102Y     #13  TMC2587 #12

胴     山繭・ハックルストーク・ゼンマイ綿・コンドル・フクロウ・トンビ

山川歩きが長いと色々な羽を拾います。

猛禽類はコンドルの代用(しっかりとしたリブが立ちます)

フクロウはボディ材にビロードの毛羽立ち、

雉・鶏・兎は食用、川鵜・鴫はムーアヘンやヒーロン代用

テンカラ 毛鉤 tenkara kebari&PARTRIDGE HOOK

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剣羽根ペールイエローダイド
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剣羽根 ナチュラル
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剣羽根 黒ダイド
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蓑毛 金ゴマ

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蓑毛 芯黒

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逆さ毛鉤 黒
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逆さ毛鉤 黄

昔、妙高関川で毛鉤釣りといえばエサに出ない夏の一時、
エサ竿に提灯仕掛けで毛鉤釣り。殆んどエサの代用
今様のテンカラ竿で釣るのがなぜか恥ずかしい時代、
見様見真似もなく噂話程度の知識が先走り秋山郷の誰それはこうしている、
秋田式は毛鉤の先に空バリを付ける、関西の方は・・・5m離れてお猪口に
慣れてくるととにかく釣れた、今は石のしゃっぽ被ったじいさま達が欲しがる欲しがる

御蔭様で、魚篭持ちから竿頭

写真をクリックしていただけると昔のブログに飛びます

Hello world!

毛鉤とフライで渓流歩き
ダブルハンドで犀川本流
時期になれば荒川で鮭釣り
テンカラ・フライを楽しんでいます
天気が良ければシルクラインで昔のパラコナ持ち出します

tencara.blog56.fc2.com から
引っ越して参りました。

前ブログでもテンカラに対する興味の高まりが
世界的に広まっている事が判りました
ただ海外へ発信されている情報が
偏ったunfairなものだと思っています

その喧伝するテンカラ毛鉤が有るのなら
正体不明で誤魔化すのは不思議です
一番大事な事が抜けているのは寂しい限りです

exotic Japanese kebariと言われるそのexotic の意が
異国情緒よりは風変りが良いし、魅惑的なら尚更うれしい

身土不二
・・・この世に二つとない大事な物の意です

Kebari and Fly
・・・私の巻ける「Fly」は何時まで経っても「蠅」未満です

サブテーマは漸近自然
・・・ゆっくりと物事の本質に近づくの意です

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I can correct mistakes in fishing magazines
Information too commercial based is a disgrace,