渇水続きの去年後半、川を見に行くだけの日々でした
山に入れば熊の気配がより一層強まっていて気の荒さが伝わってくる程
大好きな釣りどころかキノコ採りすら等と、散々な年でありましたが今年こそはと思います・・・
釣りブログとしては場違いな山仕事の道具で申し訳ありません
スチール社製 MS260 2007年製造 火入れをしただけの未使用品
今ならMS261なのですけど・・・(私にとっては僥倖のようなものです)
手持ちの爪を付けてダブル仕立てにしてみました
御供も・・・
薪作り用最終兵器も有るのですが・・・(笑)
新入りのフォレストアックス
使い易い易い様に手を加えています
大事な柄の部分には亜麻仁油・・・
ゴアテックスが一般化する前、登山靴のソールの目止めに亜麻仁油を塗っておりました
その後は、油絵具用亜麻仁油・・・(当時、亜麻仁油は一般的に流通していませんでした)
木こり定番の赤黒ブラックチェックに木こり斧を添えて・・・勿論、今はスチール社製の防護ズボンとジャケットです・・・(笑)
この伐採斧と次の木工用斧は日本ハスクバーナ社で、取り扱いが今は無い様です・・・
左側がファントム・ベベル付き木工用斧、右側が伐採用斧・・・
玉切りしておいたものを薪にしています、奥にもう一山、自宅の薪置き場にも一山
こうしておくと、伐倒依頼も飛び込んで来るのが悩みどころではあります・・・
ほとんどの材料がリンゴの成木か初代矮化リンゴですから、木股に捻じれに瘤ばかりが続き薪にするには一苦労なんてものでは無いです、梨の成木が有ると割り易いので却ってそれが休憩時間・・・(笑)
釣りに行かないと仕事は捗るのですがその分、身体が壊れます・・・(笑)
ヘルメットは・・・カスク社製
面白い物・・・木目が杢目
もう少し近寄ってみると・・・
木目に直交した線が、その杢目です(左側)・・・判り辛いですね
右側の素直な木目も意外に得難い物なのですが、杢目ともなれば流通木材の数パーセントと聞いています
三十年以上前から使っていますがこの頃は、このハスク製の柄が手に余る様になりましたので・・・
・・・(左側二本は、斧と言うよりはスプリット・モールです)
柄の太さは、手に馴染む様に各斧の用途に合わせて変えています・・・
先程の柄尻から刃先まで繋がる真っ直ぐな木目は最良ですが、多少のブレが有りつつも柄尻から刃先まで繋がる木目が有る柄なら使い続けられます
新たに買い入れた「万能斧」フォレストアックスですが柄に塗られたニスも薄目で良かったし、ステッカーや焼印等から刃先にハスクの刻印に成ったので躊躇無く整形出来るのは良いのですが結構刃先も変わりました・・・
何時の間にか刃先の加工がプロユースに成っております
これで使えない事も無いのですが折角ですから刃先角度を調整して作り直します
ある程度の削り残りは今後の予定として・・・(笑)
支障木伐採で使える・・・(本来は木製電柱用です)
付き物・・・
今年こそはと思っています
付記 ———
SA Wetterling Co.
手持ちのハスクバーナ社の斧は上記のSA Wetterling Co.社製でしたが、新たに仕入れた万能型とされるフォレストアックスはその刻印が見当たりません
そう思い出すと仕上砥石の当たりに乗りも違う、スウェーデン鋼でも印象的には粘っこい?
刻印の入れ方と、メイド・イン・スウェーデンの字体・・・どこかで見た様な?
製造元が同じスウェーデンのハルタフォルス社製に変った?
詳細等は何も判りませんが、ならばと・・・
刃先をブラックフィニッシュに戻してハルタフォルス社製らしくしてみました・・・(笑)