Angling

Angling
・・・そのままアングリングです(笑)

1/0のループアイ・サモンフックのアイを伸ばして
3/0のブラインドアイフックにしたり
TMC200Rのシャンク部分の角度を変えて
クリンクハマー・フックにしてみたり
製造メーカーにすれば嫌がられる様な気がしますが
元々は縫い針を加工したのがアングリングですから(笑)

マルトNo. c71 をウェットフライ用に少し加工
アップアイをストレート・アイにして
ベンド部分のカーブを・・・等々

マルトNo. c71 #4等と加工後

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マルトNo. c71 #4等と加工後

取るに足らない事ですけどね
これに似合いのパターンを考えるだけで
美味しい珈琲が飲めます・・・(笑)

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マルトNo. c71 #4等と加工後

外出自粛や会合禁止にイベント中止が続いています
閉塞感で気持ちも穏やかでは有りませんが
タイイングバイスの横には何時でも
カーティスクリーク( Curtis Creek )が
流れていると思っています

季節になれば・・・

魚の動きを直接感じられるドライフライは好いです
FF釣法だけでなく、和式毛鉤にも「乾毛鉤」が有りますから(笑)

Great Cormorant Fly

Great Cormorant・・・川鵜

日本雉と作業内容は同じです
自然の恵みを余すことなく頂きます

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Great Cormorant・・・川鵜

高度成長期の河川水質悪化を受けて
1970年代には絶滅危惧となる
その後の公害対策による河川の水質向上
伴う餌である小魚の増加により驚異的な増加
コロニー形成のため営巣地は糞害に悩まされ
試験場での採餌量で一日、500gとされたため
漁業協同組合や養魚関係から目の敵にされる
羽毛、肉等に利用価値を見出せず
長野では駆除費として一羽2000円を支払うが
銃刀法等の規制強化によるハンター数減少により
余り効果的な対策となっていない
・・・此処までが一般的な解説
狩猟鳥利用も兼ねた毛鉤巻き好きから見たら
羽根に対する見方は違います
当初はペリカン目が今はカツオドリ目らしいけれど
水鳥らしからぬ親水性に富む羽根質で
ソフトハックルウェットフライ等には利用価値が高い

各部整理

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Great Cormorant・・・川鵜

昔なら解体作業は当たり前のこと

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Great Cormorant・・・川鵜

罪深い趣味では有ります

各部位・・・サドルフェザー

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Great Cormorant・・・川鵜

ネック部分

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Great Cormorant・・・川鵜

ネック部分近接

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Great Cormorant・・・川鵜

・・・ダークブルーダン

テール部位

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Great Cormorant・・・川鵜

テール部位は油分が最も強いため羽軸で切り離します

ウィング部位

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Great Cormorant・・・川鵜

赤銅色に輝きます
個体によってはもっと赤味が強かったり
老体ともなると白毛が混ざったりと違いが出ます
・・・こちらは成熟した若鳥と思われます

ハックル各部位

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川鵜 各部位ハックル

羽根先に緑色が輝きます
・・・日本雉にも似た緑色

コーモラントフライ?
・・・川鵜毛鉤

ウィングから胴

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Great Cormorant・・・川鵜

蓑毛はネック部分

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Great Cormorant・・・川鵜毛鉤

・・・好みのヘビクチはこの程度です

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Great Cormorant・・・川鵜毛鉤

川鵜は一見すると黒ですが様々な色が隠されています

害鳥として狩猟対象になりましたが利用はされておりません
ならば少しでも自然の恵みを余すことなく・・・

白馬の針素

白馬の針素
・・・天然テグス前ですから古い話です(笑)

今ならサラブレッド種も手に入りますが
昔は神社の神馬からとかの「罰当たり」の話も聞きます

バイスとボビン等を使っていますが
本来は手で持って作業を行います
一工程ごとの止め結びは手からの滑り防止と
弱い巻き糸と針素を守ります
天然テグスも針に結べませんから同様の巻き留め方でした

先ずは古い鈎型の狐

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古い鈎型の狐

日本で最初の釣り指南書にも同じ鈎型が出ています

鈎軸にヤスリで抜け防止の刻みを入れて
木綿糸で荒巻きした後に一度、止め結びを入れます

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白馬の針素

白馬の尻尾を添えて巻き戻して止め結びを一回

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白馬の針素

針先側へ針素を戻します

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白馬の針素

チモトから腰まで巻き戻し

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白馬の針素

輪の中に巻き糸を入れて針素を引き絞ります

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白馬の針素

残りの巻き糸を切って漆を塗り完成
・・・これで毛鉤巻きの下準備が整いました

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白馬の針素

付記として餌針の場合・・・
チモト部分の余りは敢えて残します

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白馬の針素

残した針素は餌の抜け落ち防止で使います

面白いのが竹竿4mに馬の尾毛をラインにして逆さ毛鉤を使う
イタリア・バルセジアーナ地方でも同じ使い方と巻き方でした
「餌持ちのアイデアまで一緒」と笑い合えました

自分の時代はナイロンテグスを使いましたが
ナイロン糸は馬毛に比べて柔らかいので
餌抜け防止に農耕馬の黒尾毛を巻き添えて
餌釣りの鈎も同じ工程を行っていました

馬毛は硬く、斜めに切ると生餌なら突き通ります
鈎に通したイタドリ虫の硬い頭をそこに引掛けます

馬毛の張りの強さ

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白馬の針素

白馬の尻毛なんて・・・昔話ですけどね
拘る方はチモト部分の耳を削ったり
針素の内掛け、外掛けにも蘊蓄が有りました
・・・ここでは一般的な内掛けです

昔乍らの針素付きなら

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白馬の針素

合わせる竿も竹で無いと無茶な組み合わせになります(笑)

以下爺の戯言 ——————————————–

管付きの鈎が出ても信頼する鈎を使う為に
餌針に必要な抜け防止も兼ねてですが
ナイロン針素時代になってもこの工程は続けていました
・・・自分の時代はここから始まります
1.5号の針素の長さは30㎝で片側にチチワを付けました

白馬の尻毛の良品は0.8号程度でこの太さの物は貴重品でした
2間竿を山に置き握りだけを持って山に入った時代です
自分は、すぐにグラスファイバーの竿に成りましたけど
継竿の竹竿の嫋やかな曲りは忘れられません
秋に、巣食ったイタドリを刈り取り、軒先にぶら下げて冬越しし
解禁前にその枯れたイタドリの皮を剥いて餌を備えます
沢ウツギの花が咲いてからが毛鉤の準備です
毛鉤を巻く前の準備だけでも、結構な手間が掛かります
手間を掛ける分だけ毛鉤は丈夫に巻きます・・・(笑)

Modern Tenkara fly

Modern Tenkara fly
・・・こんな愉しみ方が有っても良いと思います

飛騨毛鉤・・・彼の地の通称「高山毛鉤」

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海津鈎 8号 改

使われていた「丹吉針」型に倣い海津鈎をアングリング
・・・先回の続きになります

元巻き(ソラックス部に孔雀)を巻いた物が
彼の地のでは「高山毛鉤」と呼称され
その多くは「逆さ毛鉤」と認識されています
此処での云々は十人十色ということで避けます
ならば「ノースカントリースパイダー・パターン」で・・・(笑)

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高山毛鉤

「テンカラ」の言葉が現れだした頃の
釣れて丈夫な和洋折衷毛鉤を目標に・・・(笑)

伝統毛鉤らしい「ゼンマイ毛鉤」から「雉羽根毛鉤」

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「ゼンマイ毛鉤」&「和式毛鉤」

ゼンマイ毛鉤はカディスピューパを意識しています
カラス毛鉤はブラックペネリ
雉羽根毛鉤はオレンジ&パートリッジ又はキャロット・フライ?

逆さ毛鉤は鈎の違い・・・(笑)

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逆さ毛鉤

鮎掛け針 各種

昔に倣いチモトに「環」なり「ヘビクチ」を付ければ

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右 藤本重兵衛「新アマゴ」 左 オーナー社「吉村アマゴ」

右 藤本重兵衛「新アマゴ」8号 左 オーナー社「吉村アマゴ」7.5号
「新アマゴ」が昭和30年代、それを元に
更に先鋭化したものが40年代のオーナー社「吉村アマゴ」
詳しくはこちらの敬愛する「鮎たわけ様」のブログをご覧ください

「長良川と郡上竿の世界」

郡上漁師に使われた凄さが判ります

以下爺の戯言 ——————————

“The river where the fisherman lives is alive”
逆説的な言い方ですが「職漁師が居る川は生きている」

奥志賀高原から焼額山にかけての乱開発は
高度成長期と、伴う急激なスキーブームにより
森林伐採と道路工事の土砂の河川流入だけでなく
下水処理槽すら持たない観光ホテル群の雑排水は
雑魚川に流されていた過去が有ります
下水排水路となった雑魚川の岩魚を復活させるため
皆伐された山に崩れ防止の水路を切り木を植え
水利権者の和合会と共にホテル群の浄化槽設置を
働きかけたテンガロンハットの山本氏が居りました
他の地域でも山割、川割りで釣場を保護し
定まった漁期すらない渓流釣りでしたが
種沢を守り繁殖場所の確保を行っていました
「岩魚、山を登る」と言われたように
出水があれば下流で釣った岩魚を上にあげましたから
名ばかりの魚止ノ滝はどこにでも有ります
雪に包んだ岩魚は半日以上の仮死状態に耐えますので
山を越えて新たな沢にも多くの岩魚が放たれました
隠し沢を教わる時には誰それが此処に放したと聞かされます
もっと人間臭い話なら
「この沢は足に不具合の有る某氏が楽しむから釣るな」とか
「岩魚で喰わせてもらった」との感謝の言葉には
収奪だけの釣りではない収穫の喜びが含まれています

名ばかりのC&Rにバーブレスばかりが先に立ち
20㎝にも満たない稚魚を得意げに釣り続けたり
乾いた岩に摺り上げて・・・釣りチャンネルの話です
昔から「渓流師」と師を付けるにはそれなりの矜持持ち
だったと思います・・・の過去形は悲しいものです

最後の職漁師・・・

最後の職漁師が居酒屋の主人や民宿の親爺だけでは寂しすぎます

今なら「生きた川には釣り人が集う」でしょうが
私なら「生きた毛鉤には魚が集う」と、恥ずかしげも無く(笑)

手取川源流域におけるマス・イワナ漁について
-奥山人の渓流資源の利用例-その2
橘 礼 吉
TROUT AND CHAR FISHING AT THE SOURCES OF THE TEDORI 2Reikichi TACHIBANA

又はこちら
report33-8

今様「剣羽根毛鉤」

今様「剣羽根毛鉤」

丈夫さが取り柄の「剣羽根毛鉤」と
丈夫なカッパーボディとの組み合わせ
そこに今様UVレジンのコーティング(笑)

昔のインド製各種ワイヤーは真鍮線が地金
ゴールドはそのままでシルバーなんて・・・
英国ビニヤード製も同じ様な物でしたが(笑)
緑ミューシュリンで気持ち程度のコーティング
アルミ製のラーガータンならコーティング要らず
でもウェットフライに巻いた時の納まりが軽い
どちらも昔に終売品ですから・・・

剣羽根毛鉤に戻りまして
先ずは極細銅線を撚ったものです

鉤はスレ針の定番「彦兵衛鈎6号」
彦兵衛鈎の師匠は高知の「三代目丹吉鉤」
日本刀の鍛造技術で作られていた釣針です
・・・播州鈎の職租「彦兵衛鈎」には諸説有ります

飛騨毛鉤にはその「丹吉鉤」が使われ
そのセイゴ鈎独特の鋭さが印象的です
その「丹吉鉤」を探していましたが手に入りません
現行品のセイゴ鈎に似たものが有りますが大きすぎて・・・

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飛騨毛鉤・・・風

仕方がないので某ガマカツ「海津8号」を手前味噌のアングリング(笑)
本物はもっと小股の切れ上がった細身の別嬪さんです

剣羽根毛鉤に戻ります・・・(笑)

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極細銅線

綺麗では有りますが今一、物足りません

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今様「剣羽根毛鉤」

巻き上げても、思った感じと違いました

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今様「剣羽根毛鉤」

剣羽根の片側で「剣羽根毛鉤」は2個作れますから
ソーヤーニンフに習いエナメル線でもう一本

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ソーヤーニンフ用エナメル線

ソーヤーニンフ用エナメル線で巻いて、UVレジンコーティング

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今様「剣羽根毛鉤」

地味に見えますが光の角度で・・・

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今様「剣羽根毛鉤」

地味に光ります

どちらも今様「剣羽根毛鉤」ですけれど
自分の好みとすれば・・・(笑)

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今様「剣羽根毛鉤」

鮎用バケ針にも使えそうです

以下爺の戯言 ——————————

Stiff hackled kebari are WET flies?の続編でした
「剣羽根毛鉤」は蟲の模倣も、ですが
それ以上に効果を感じるのが止め釣りの場合です

硬い剣羽根が水流で振動して水中で踊ります
夏の夕刻、落ち込みの白泡の上で踊らせます

極小ルアーフィッシングの様な気がします
・・・スピナーベイト程には動きませんが(笑)

手前勝手な贔屓ですが

土屋様の「GO TENKARA」

スターひろじ様の愉しい各動画

愉しく拝見させていただいております

若い方々がテンカラ釣りを愉しまれている姿は
見ていても気持ちがいいものです
それに対して・・・
力を抜くのも釣りの技ですがへっぴり腰で
足元やら肩が筋張り上体は力無く垂れた釣姿は
限界すら感じる程に釣りの技量が現れます
・・・自分自身の事です
竿だ、ラインだ、毛鉤だ、の蘊蓄は爺に任せ
自身の身体こそが一番の釣り道具と感じて下さい

テンカラ釣りなら石を飛びながら竿を振ります
締まった雪なら瞬歩並みに沈まず駆け上ります
上体を決して振らず肩位置を保ったまま
足の屈伸だけで沢を釣り登ります
五寸釘の頭程度のスタンスやら
草の根一本でも自身のバランスは保てます
古式武術の話では有りません・・・(笑)

Stiff hackled kebari are WET flies?

Stiff hackled kebari are WET flies?
・・・剣羽根毛鉤はその代表格かもしれない

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剣羽根毛鉤

普通毛鉤の場合なら・・・

対比はTMC921 #12

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普通毛鉤

菊印釣針 秋田袖 7号純金

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普通毛鉤

ハス毛鉤とか和式毛鉤に見えるけれど
どれもがノースカントリースパイダーパターン
和式毛鉤とソフトハックルウェットフライの違い・・・

ドライフライに見えるらしい「秋山郷毛鉤」

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秋山郷毛鉤

ハックルを厚く巻いたドライフライ風「普通毛鉤」とか
安易に「雄鶏毛鉤」とか「雌鶏毛鉤」と区別した件もある
餌釣りの餌に反応しない、魚が上ずった時期に行われた毛鉤釣り
それを、テンカラは「誘いが大事」とかは短絡的過ぎる
毛鉤自体は浮かばず沈まず、水面に絡む位が使い易い

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秋山郷毛鉤

そもそも毛鉤の蓑毛はジェネティックハックルは使われていない
メッツ並みの硬いハックルなど見た事も無かっただろう
地鶏やら数寄者が軍鶏を使って毛鉤を巻いた物
庭先で遊ぶニワトリなど今なら見る事も無いし
まして生きた鶏を持ったことも無いだろう
軍鶏の血が入った名古屋コーチンすら
ジェネティックハックルメーカーのヘンネック程度の柔らかさ

今なら昔の毛鉤らしい羽根質の上位互換として
ジェネティックハックルメーカーのサドルが再現し易い
・・・裏側が白で羽先が尖る物では有りません

蓑毛の量

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秋山郷毛鉤

蓑毛の質

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秋山郷毛鉤

昔に言われた蓑毛で遊びます
「金黒」 ナチュラルダークダンで金色がセンターにマダラに出ます

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秋山郷毛鉤

「真黒」 一見、黒ですが光に透かすと地色が出ます

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秋山郷毛鉤

「芯黒先黒の斑」 スペックルド・ゴールデンバジャー

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秋山郷毛鉤

「芯黒先黒の金」 クリームバジャー

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秋山郷毛鉤

秋山郷毛鉤各色
・・・川に合わせて巻き分けられました

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秋山郷毛鉤各色

テーパーライン使用の山岳渓流テンカラなら
ラインを水面に置かず毛鉤だけを水面に置き
迸る白泡の上で水流に合わせ躍らせる
逆引きも有れば敢えて水面を叩き注目を惹く
毛鉤は、ドライとかウェットの括り付けを持たず
使い手の竿の動きに合わせ変幻自在・・・
釣り上がる毛鉤釣りなら基本であっても
この至極当然の事を伝えるのがなかなか難しい

「雄鶏毛鉤」とか「雌鶏毛鉤」の括り付けは
昔の毛鉤を知らないからこそ付けられた名前
「袋入りのハックル」しか知らなければ仕方が無いし
生きた鶏の艶やかな首毛の輝きとは別物

案外と今のジェネティックハックルメーカーのヘンネックは

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ジェネティックハックルメーカーのヘンネック

和式毛鉤の蓑毛には最適かもしれないとなれば
昔の和式毛鉤は、今なら「雌鶏毛鉤」?・・・(笑)

以下爺の戯言 ——————————————

海外に伝わる「テンカラ毛鉤」
異様に長いソフトハックルを逆巻にした「逆さ毛鉤」とか
何処から出てきたのか判らない孔雀が元巻きの「高山毛鉤」
形も出所も曖昧で・・・
日本にFF釣法が持ち込まれた時と同じデジャヴの世界
・・・実際に釣り業界がやっている事は同じ
十人十色とか現地に合わせてとかは「隠れ蓑」
「テンカラ毛鉤」すら可笑しな物に成り果てる
まして「雄鶏毛鉤」とか「雌鶏毛鉤」ともなれば
和式毛鉤をドライフライとウェットフライに分ける様なもの
そもそも、釣分野の第一人者とは何なのでしょう?
まして「古式ゆかしい日本の伝統釣法 テンカラ 」・・・?
それも「テンカラ」が注目を浴びた途端に現われた方々が
今では一番最初に紹介している事になってしまいました
日本のFF釣法と同じく、記憶と違い過ぎるのもデジャヴの世界
有りの儘に成るのに10年掛かったと見るべきか
ウェブサイトが有るからこそ10年で済んだと見るべきか(笑)

付記 ——————
だいぶ時間が掛かり過ぎましたが「眩影様」へのご返答
・・・某メーカーのモノスレッドの件
去年一年使ってみての感想です
昔に流行ったスパイダーウェブと基本的に変わりません
細いと言われても、モノスレッドですから撚り戻しても
太さは変わらず、太いままで滑ります
スレッドワックスで仕上げても耐久性が悪いです
指のささくれ程度でほつれが出ますが
同じ終売商品の16/0の方が結局は細く使えました
鮎毛鉤のシケ糸の細さにはかないませんが
使い易く、強い点で余りありました
同メーカーの製品で、同じく終売商品ですから
使ってみての文句も、今なら言えます
遅くなりまして申し訳ございません

リバーウェットフライ

リバーウェットフライ
・・・ロッホスタイルと区別は付けたい(笑)

スティルウォーター用スパイダーパターンとは別に
流れの重い魚野川とか犀川本流の様な河川向けのフライ

定番なら・・・CS7 #12

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リバーウェットフライ

信頼感を感じるフレンチパートリッジのフロントハックル
セカンドハックルは時期に応じて様々な色
・・・ダブルハックルの混色を愉しみます

オオユスリカに合わせてティール&ブラック・・・J1A #12

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ダックフライ

錘代わりにカッパージョンのプリンス・ニンフ仕上

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カッパージョンのプリンス・ニンフ仕上

リードフライに使います
・・・ストレッチャー・フライ?

ウェットフライの愉しみ
・・・ハス毛鉤のパターンで遊びます

ハス毛鉤「歌姫」ウェットフライ  J1A #10

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ハス毛鉤「歌姫」ウェットフライ

ハス毛鉤「流星」ウェットフライ・・・J1A #10

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ハス毛鉤「流星」ウェットフライ

実釣試験中パターンも有効なら・・・

ボディハックルに厚めのフロントハックルが定番の
アイリッシュスタイルに一時期、嵌りました
釣れることは釣れるのですがどうもしっくりきません
同じ流れで釣り比べて以来、ボディハックルは諦めました

それでもドライフライは諦められず・・・(笑)
お守り代わりにコカゲロウパターン

お似合いのホイットレーフライボックス「マッチ箱」

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ホイットレーフライボックス「マッチ箱」

コカゲロウパターン・・・

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コカゲロウパターン

TMC500U #16 こちらも「ハス毛鉤 パターン」です
シングルハンドなら無理なく切り替えがききます
・・・今風のスイッチング・ロッド呼称には違和感ですけど

ほのかに暖かい春風の中、のんびりと釣り下る予定です
・・・今日は気温21℃でも明日の天気予報は雪です(笑)

天気予報通り大雪になりました
春の雪ですから下半分がシャーベット状で重いです
電線は積雪で垂れ下がり、木の枝が折れているところも・・・

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春の大雪

・・・大雪警報になってしまいました

以下爺の戯言 ———————————————

シンクレートの重いラインにカチカチのダブルハンドとか
パワーウェットの様なシューティング風とは違う愉しみ
対岸まで飛ばしたラインが下流に流れるまでの間が
何故か手持無沙汰な気持ちになってしまう方向けでしょうか?
出来れば10Fクラスのウェットロッドがお似合いです
・・・勿論、シングルハンドでドロッパー仕立て
ダブルハンドの一群が通り抜けた後の落穂拾いかも・・・(笑)
犀川殖産管轄の犀川を土手から見ていると
一群が通り抜けた後、早くて5分、定番で10分くらいで
魚がまた同じ定位置に戻ってくるのが良く見えます
人に対して慣れているのか怖がらないのか
釣人が多過ぎるのか養殖物だからかもしれません
・・・だからこそ先行者が多くても慌てません
同じ場所で同じ魚が釣れるのも良く有ります
通い慣れれば狭いポイントにしか魚が付かないのも・・・(笑)

滔々と流れる青く澄んだ犀川本流の流れは長い竹竿が似合います
ダブルハンドですから少し重装備の面が有りますけど
LRHグリースドライン13Fなんて此処用に誂えたのかなんて(笑)
・・・本流とはいえ、小ぢんまりとした佇まい
流れに合わせた長い竹竿が似合う犀川殖産管轄の犀川は良いです

“Kebari” simple is best

和式毛鉤は”simple is best”?
・・・単純なのか?研ぎ澄まされたのか?

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“Kebari”  simple is best

良く言われるのが
“Simplicity is the ultimate sophistication.”
・・・(Leonardo da Vinci, 1452-1519)
「シンプルさは究極の洗練」

鉤に拘り、胴に拘り、蓑毛に拘る
全ては丈夫さにも繋がる
出来ればそれが選択の結果ならと思う

初めて買ったフライタイイング用の鋏
その都度、研ぎ直して使い続けている

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フライタイイング用の鋏

同時に買った予備用の鋏と比べてみる
使い続けて半分に成った刃先には出ているけれど
一つの物を自分好みにして使い易くするのも
毛鉤と同じく道具としての役割と思う

違う言い回しなら
“Everything should be made as simple as possible,
but no simpler.”
・・・(Albert Einstein, 1879-1955)
「すべての物はできるだけシンプルに作られるべきだ。
しかし必要なものが欠けたら終い」

“Keep it simple.”

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“Keep it simple.”

欲を出さない事は難しい・・・(笑)

Tenkara-Kebari?

Tenkara-Kebari?

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Tenkara-Kebari?

・・・ブルーヘン・スパイダーパターン
North Country Spiders
・・・Clyde Style としても巻かれ夏場の夕方に最適

昔なら「ハス毛鉤」と言下に否定された代物
此方にすれば「ハス毛鉤」も「テンカラ毛鉤」も
ご存知無いと思い、それ以上の話は控えました
まして「職漁師毛鉤」の話ともなると
どこぞの本からの話を繰り返して
伝統とか伝承とかとされるだけで
どうも、話が前に進まない・・・(笑)
80年代から90年代に釣雑誌に紹介された
和式毛鉤を「テンカラ毛鉤」とするだけで終わる
「テンカラ」の言葉が釣雑誌に出た頃なら
「魚心毛鉤」の様に「和洋折衷毛鉤」も多い
元々、「テンカラ毛鉤」なんてものは作られたもの
「和式毛鉤」すら明治期の中村利吉氏が
ハーディー作の鱒疑似餌、即ちトラウトフライを元に
試行錯誤しながら日本の対象魚に合わせて作られたものが多い
地域独自とされる「伝統毛鉤」すら源は「ハス毛鉤」
全国の「毛鉤釣り」を「テンカラ釣り」に統合した弊害が
「和式毛鉤」自体の存在其の物を打ち消すことになるとは
「テンカラ釣り」とした当初には考えもつかなかった話
最初期に「逆さ毛鉤」を紹介した右田氏の著書名が
昭和34年初版では「右田の逆さ毛バリ」が
その後の再版時に「正統テンカラ逆さ毛バリ」となったようなもの
そもそも、「テンカラ毛鉤」なんてものは低下凡夫の作
昔から垣根無く何でも引き入れて作られてきたもの
写真の英国伝統スパイダーパターンを
「テンカラ毛鉤」であるとは言えないけれど
「テンカラ毛鉤」では無いと迄は言えない
だからこそ
最初期の「テンカラ毛鉤」は愉しみに溢れていた(笑)

 

Japanese Tenkara flies

Japanese Tenkara flies
・・・テンカラ毛鉤(Damp Dry flies)
これも和式毛鉤です

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Japanese Tenkara flies

「和式毛鉤」・・・
これほど後世の人によって捻じ曲げられるとは
「テンカラ」を毛鉤釣りの総称とした当時では
思いもしない事だったのかもしれない
・・・当時の毛鉤談義と比べても悲しい程
それとも伝統とか伝承は我が物にしたがる方々の
「幻」と同様の体のいい隠れ蓑?
発端は後発のブームとしてのFF釣法もある
精緻なフライに対する区別化として
ズボラなとかいい加減な毛鉤でもと
バンカラを気取った一部の方々が釣雑誌に
度々登場し単なる持論を一般化したせいかもしれない
何もない質素、粗末な田舎の毛鉤としたがるのも
お町の人らしい田舎に対する当時の観方が付き纏う

悲しいかな英語圏の方のほうが理解が深い

Stiff hackled kebari are WET flies
・・・As a basic premise

和式毛鉤に多い蓑毛毛鉤(普通毛鉤)は
ハックルで浮かせるドライフライでは無いし
ソフトハックルウェットフライとも違うと
解説される方が出て来られている
その考え方の共通項として・・・

The art of trout fishing on rapid streams
・・・by English fishing author H. C. Cutcliffe

和式毛鉤の本質を古い英書で説明される
その知見が素晴らしいです

大事なことは「雄鶏毛鉤」とか「雌鶏毛鉤」では
言い表せないのが毛鉤に使う蓑毛の羽根質
これはフライも同じ・・・(笑)