雪中の虫

一般的に雪虫と言われる綿虫は冬の訪れを告げる

北越雪譜に書かれる雪虫は春を告げる
解禁を待ちわびる釣人が待つ、春告げ虫

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北越雪譜 雪中の虫

江戸時代のベストセラー「北越雪譜」 鈴木牧之著

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北越雪譜

林檎の木に付く害虫「リンゴワタムシ」も居るけれど・・・(笑)

里川の近くでは羽根附きの雪虫

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羽根附き 雪虫

春とは言え北側の斜面では胸まで埋まる粉雪の源流域では
同じ雪虫とはいえ羽根無しの雪渓カワゲラ

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雪虫 雪渓カワゲラ

春の日差しで締まった雪面にそれこそ無数の黒い虫
上流に向かう動きは小さな虫と言えど忙しない
昔乍らの輪かんじき(樏・橇・檋・梮)
桐の輪に爪附きを履いて登った時期も有りました
このパターンをフライで表現した時も有りました
・・・雪虫の言葉だけでも懐かしい・・・(笑)

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CODE CS32 #14 UP EYE

PARTRIDGE CODE CS32 #14 UP EYE
SNECKY LIMERICK MAYFLY HOOKS

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PARTRIDGE CODE CS32 #14 UP EYE

パートリッジ社 CS32 メイフライフック

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パートリッジ社 CS32 メイフライフック

捻り入のリマリックフック

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パートリッジ社 CS32 メイフライフック

ドライフライの定番アップアイに捻り入り
捻りは全体のバランスを崩すとか
アップアイは巻きにくいとか・・・とは言われますが
長目のシャンクにリマリック型の曲りが堪りません

英国伝統のトラウトフライのレシピは勿論ですが
何故か米国で特別に持て囃されるクリーハックル

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Cree(クリーハックル

ボディ素材はピーコックハール

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Cree(クリーハックル

次に好まれるスペックルドバジャーハックル

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スペックルドバジャーハックル

ホワイトバランスが崩れています
長野は今日が解禁日・・・(笑)

庭先の花梅に雪
写真では綺麗と思いますが

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花梅に雪

お山は自然禁漁中です

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花梅に雪

毎年の事ですが、春はまだまだこれからです

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花梅に雪

Tenkara-Midge

極小針毛鉤
Tenkara-Midge

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Tenkara-Midge

昔の話になりますが解禁当初の川上村
ユスリカのハッチで騒がしくなった
雪の中でのライズ狙いで効果的な毛鉤

その頃は、まだインド製の極細ワイヤー
一瞬の気の迷いで切れました
今は優れた極細ワイヤーが有りますから
もっと小さなフックサイズでも簡単です

スレッド エキストラファインワイヤー
蓑毛   サイズに有ったもの各種

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エキストラファインワイヤー

サイズは#18~22

TMC  902BL  #18

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TMC  902BL  #18

Gamakatu  S13S-M  #22

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Gamakatu  S13S-M  #22

スレッドの代わりにファインワイヤー

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スレッドの代わりにファインワイヤー

細くても切れません(笑)

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Tenkara-Midge

素材の進化は毛鉤作りも楽です

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Tenkara-Midge

先回の小型毛鉤と比べても

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小型毛鉤 & Tenkara-Midge

目が慣れてきたので・・・(笑)

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Tenkara-Midge

ついでにフライでのフェボライトパターン
ジャックデュー・マスクでハックリング
・・・Jackdaw-Masks
アブドメンはスレッドの黒
ソラックスはピーコックソード
リブは撚ったシルバーワイヤー

TMC  902BL  #18

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TMC  902BL  #18

TMC 100BL #20

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TMC 100BL #20

ジャックデュー・マスク・・・Jackdaw-Masks

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ジャックデュー・マスク Jackdaw-Masks

ユスリカ・パターン

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TMC 100BL #20 ユスリカ・パターン

TMC 100BL #20 ユスリカ・パターン

ムーア・ヘンのウェブを使ってハッチング・パターンとか
ボディ素材も色々と変えてみましたが
私にとってはこれが一番、使いやすいパターンです(笑)

小型毛鉤 2019

小型毛鉤 2019
・・・餌釣り用鈎に毛鉤巻き

オーナー社 渓流 Kappa 5号に巻いてみたり

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オーナー社 渓流 Kappa 5号
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餌釣り用鈎に毛鉤巻き

捻り入 ガマカツ マス鈎 4号に巻いてみたり

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ガマカツ マス鈎 4号
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ガマカツ マス鈎 4号

サイズ説明が難しい点です
それでもこのパッケージは親切です
線径と重さまで記載されています
宛ら昔のパートリッジ社の様です

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餌釣り用鈎に毛鉤巻き

・・・黒だけでなく茶の太い胴は反応の良さを感じます

4号とは言っても大きさは渓流鈎の7号程度
フライフックサイズでなら#13位です
各社各様でサイズ感が違います

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餌釣り用鈎に毛鉤巻き

此方の鈎に蓑毛は黒・茶・黄とクリーに斑入り
蛇口はナイロン3号を腰まで巻き添えます

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餌釣り用鈎に毛鉤巻き

胴は絹糸の黒・茶・黄に孔雀・川鼠

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餌釣り用鈎に毛鉤巻き

蛇口を附ける事による鈎選択の広がりは
フックデザインでも遊べます
キツネ型に袖型、出来れば都型・・・

孔雀胴は蜂頭・蠅頭等のハス毛鉤に使われ
特に初出が1834年の「漁猟手引」に見られる蜂頭は
同じくpeacock bodyやpeacock herl body.
1820年代初頭の”coachman fly”や
1850年代の”Red Tag”にも似ています
(Original name was the Worcestershire Gem or Wonder)
・・・宝石とか驚異とか・・・
1900年代初頭の”The Leadwing Coachman fly”は
それよりも古いハス毛鉤の蠅頭の西洋的解釈にも感じます
1854年5月に発表された”Greenwells Glory”なり
それ以前に発表された”Coch-y-Bondhu”も
ハックルに魅入られた釣人だからこそのパターン

フライのサイズ#12は毛鉤にとっては小型です
・・・でした。と言う過去形でしょうか?
敢えて、大型毛鉤を使うと宣うその大型も
サイズ#6~8程度なら、定番サイズですし
取り立てて驚く程でもありません
GBも有れば乾毛鉤も有るし
ニンフ並みの伏せ蓑に羽根附きも有るし

有名処の好みだけで毛鉤を語るには
勿体無い話です
フライの世界も同じ事になっているのが
日本の現状と思うのが、私だけなら良いのですが

フライだけでなく和式毛鉤も
鈎の選択から胴で遊び、蓑毛で遊びます
シンプルな毛鉤は魚の好奇心を掻き立てます
シンプルさは投射性と丈夫さにも繋がります

以下爺の戯言 ——————————-

節分も終わりましたが
この時の掛け声で一般的なのは
「福は内、鬼は外」でしょうが
山岳信仰、までの話では有りませんが
「鬼は内」の鬼(隠)の正体は「山ノ神」

元々、魑魅魍魎は都会の話
深山幽谷を「得体が知れない」と、都人が恐れた作り話
その、深山奥山に棲む山住には縁が無い、作られたもの

魑魅魍魎とは・・・
悪霊以上に私欲のために悪だくみをする人の例え

「鬼(キ)」=亡者・亡霊とするその考えは仏教伝来
全てに精霊・神が宿る在郷者の思想では有りません
山ノ神は水ノ神となって田畑を潤し田ノ神となる
だから家では「福は内、隠(オヌ)も内」
在所の鬼は海外伝来の「鬼(キ)」ではありません
「鬼祓い」では無く、「悪魔っぱらい(祓い)」の儀式
言葉に出すのも憚られるので心の中で唱えます

病魔退散や怨霊・生霊・悪霊退散に
十人十色とする隠れ蓑に巣食う、魑魅魍魎退散

長野にはその都人が、移り住んだからこその地名
「鬼無里村・・・キナサ村」も有ります
都人の貴人が流され鬼人となる鬼女紅葉退治の伝
・・・紅葉を楽しむ「紅葉狩り」の由来

信州にも、縄文時代まで由来が遡る地名も残ります

バケ皮毛鉤

バケ皮毛鉤・・・魚皮

〃が違う所にあるだけで
印象が変わりますので
この章だけ、バケ皮とします

バケ皮とありますが本来は「ハゲ皮」です
悩み深きお年頃をご容赦くださいませ

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バケ皮毛鉤・・・魚皮

こちらを細断します

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バケ皮毛鉤・・・魚皮

定番のスーパー山女魚針

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バケ皮毛鉤・・・魚皮

定番のバケ皮毛鉤・・・其の儘

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バケ皮毛鉤・・・魚皮

ここからイヤラシサが出て参ります
・・・色変わりで遊びます

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バケ皮毛鉤・・・魚皮

バケ皮毛鉤はコックネックを一巻き

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バケ皮毛鉤・・・魚皮

フロントハックルにパートリッジを巻き添えます

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バケ皮毛鉤・・・魚皮

フライで言う○○ハッチング・パターンと同じです

バイスとスレッドの道具立てでは有りますが
フライの趣きとは違います

海外テンカラフォーラムで
「和風と洋風、和式と洋式の違いは何?」
との話題が有りました
英語能力が全くありませんので
返答を躊躇して居りました
「毛鉤でなら返答できるかも」と巻いてみました
シンプルでも地味でもありませんが
この毛鉤は“Japanese style“と思います

以下爺の戯言 —————————

長野市にある善光寺建立起源の『善光寺縁起』
諸説は勿論ありますが浄土教を基本としながらも
古くから流派に捉われず男女平等の救済を説く
とされております
一説に、分け隔てなく全てを引き入れるのは
低下凡夫の草創だからとも説かれています
日本式毛鉤は、この意識が有るのではと思います

・・・「低下の凡夫」を英訳すると・・・
「頭の毛が後退した俗人」と教えて頂きました
英訳した方が自分には似合っています(笑)

凡夫の求道・・・
Even ordinary anglers ask for truth

ハックルについて素晴らしい紹介が有りました

正しいハックルの選択

非常に興味深い記事です

coq de peche

Trésor de pêche à la mouche

現在のホワイティング社ジェネティックハックルの進化は
ネックの根元の長さでもサドルハックル並み
日本には紹介されない色に模様は、多数ある
勿論、透明感に煌めきは巻き上りを見れば良く判る

Dirty duster – emerger pattern

Dirty duster ・・・Bob Wyatt氏考案
generic emerger flies pattern.

DHE (Deer Hair Emerger)のハックル・バージョン
オリジナルのDirty dusterのハックリングを
簡略化したのが3D (Double Dirty Duster)
・・・汎用性に富む水面に絡めたフライ・・・
グラブフックに巻くのがオリジナルでしょうが
ここではもっと鋭敏なgamakatu C14-BV #16
・・・フックデザインは鮎掛け狐針そのものです

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Dirty duster

思わずハックルの美しさに見惚れます

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Dirty duster

毛鉤自体を浮かせる考えが無いとされた古式毛鉤ですが
職漁師毛鉤としても使われた乾毛鉤の存在も有りますし
浮かせるために軽い7号の鮎掛け針に巻かれた
蓑毛を荒巻にした乾毛鉤は用法も含め
Dirty duster との類似性を感じます

乾毛鉤 一例

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乾毛鉤 一例

乾毛鉤 一例

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乾毛鉤 一例

乾毛鉤 一例

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乾毛鉤 一例

1942「山女魚つり」佐藤垢石、鈴木晃(鶴書房)の
毛鉤の図にも芯黒の蓑毛に拘った毛鉤が並びますし
秋山郷毛鉤も古い形の時から蓑毛に対する拘りが有りました
文献を調べていくと言い伝えだけでは無いと知ります
質素・簡便・貧租とされてきた和式毛鉤ですが
ハス毛鉤を含めた古式毛鉤の様式美の素晴らしさと共に
田舎の有り合わせとされてきた職漁師毛鉤ですら
今のテンカラ毛鉤とは根底に流れるものが違います
渓流なり源流の自然とそこに住む渓魚への畏怖と畏敬の念
渓魚に対する己の矜持とお天道様に対する恥の文化
これが彼の地のテンカラ純粋主義者に伝えられない(笑)

毛鉤の動態模写とフライの形態模写の面も有りますが
毛鉤とフライの違いは様式美の違いと思います
ならば伝承・伝統を礎にして毛鉤を巻く愉しみは
もっと味わい深いものが有ると感じます

戯言はこれくらいにして・・・

本題は「鮎掛け針」の毛鉤の事
信頼できる鈎なり、好みに応じての鈎選択の自由度は
蛇口を附ける事で飛躍的に広がります
世界的にも稀な存在の鮎掛け針の凄さを味わえます
表題の件に合わせれば
Dirty duster – 鮎掛け針編
・・・秋山郷毛鉤にも似通った・・・

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Dirty duster – 鮎掛け針

Emerger patternとはしていますが
春先のガガンボ・パターンにも使えます

天蚕糸・・・「テグス」

天蚕糸・・・「テグス」

テグスサンの幼虫の体内から絹糸腺(けんしせん)を取り出し、
酸で処理して得た白色透明の糸、釣り糸に古くから使われる
表面処理として茶殻等で水色に染め糸に張りを持たせる

毛鉤編・・・天蚕糸の釣鈎への巻き留め方

1、鈎軸に天蚕糸を載せ絹糸で巻き添える

2、巻き添えた天蚕糸の端をチモト側に折り返す

3、巻き進めた絹糸の端を折り曲げた天蚕糸の穴に通す

4、穴に通した絹糸と天蚕糸を引き絞り固定

5、巻き添えた糸へ乾漆を塗り、固める

この辺り迄は何処でも共通する天蚕糸の巻き留め方
此処に、一工夫あるのが釣人の愉しみ

以下は
生餌編・・・天蚕糸の釣鈎への巻き留め方

上記、1と2の間に刺さり易い様に切り口を斜めにした
馬尾を一本、一緒に巻き添える
鈎に刺したイタドリ虫の持ちを良くするための一工夫
・・・刺したイタドリ虫の固い黒のB型の下から刺し通す

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生餌編・・・天蚕糸の釣鈎への巻き留め方

イタリアはバルセジアーナ(ヴァルセジアーナ?)
逆さ毛鉤と同じ毛鉤を使い古式ゆかしく
竹竿と馬尾のトバシ糸を使う
・・・伝統釣法として保存活動もされている
竿の調子も釣り方も日本の古式毛鉤釣りと同じ
何よりも向かう渓の姿が瓜二つ!
テンカラ純粋主義者に叱られそうな話題なので
・・・ちょっと方向転換(笑)

バルセジアーナ釣り保存会の方とメールを
やり取りしていて餌釣りの話になる
天蚕糸の取り扱いとか巻き留め方もやはり同じと
笑いあった後に

お互いが驚いた事・・・
「餌持ちの工夫としてこのやり方が有る」としたら
バルセジアーナでも
同じ餌釣り仕掛けを昔からしていると返って来た!
毛鉤の話以上に盛り上がってしまいました(笑)
釣り人同志ならこれだけで楽しめます

過去に何度もバルセジアーナを
紹介した釣雑誌には無かったと思うし
釣人目線では無い記事ばかりなら存在価値も無い
まして素人ブログの記事を商売のタネにするなんて・・・

これ以上書くと・・・(笑)

フェイスブックからお借りしました、感謝申し上げます。

付記

岩魚用鈎各種

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岩魚用鈎各種

山女魚用鈎各種

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山女魚用鈎各種

喰わす形のキツネ型と掛かり優先の袖型
とは言え釣人各人の好みが一番 十人十色

以下爺の戯言 ——————

鸚鵡能言 不離飛鳥 猩猩能言 不離禽獣
今人無礼 雖能言 不亦禽獣之心乎

Catskill Fly Fishing Center and Museum Ⅱ

Catskill Fly Fishing Center and Museum Ⅱ
・・・Exhibit
“Kebari” in the middle mountain area where I live

海外の展示会ならばこそ
毛鉤の大きさとボリュウームを
見てもらいたいので
自分が住む周辺で使われていた毛鉤を
思い出しながら巻いてみる

まず初め
幼少期に安曇野で使った毛鉤
カラス毛鉤にて、前出済では有るけれど
初めての釣りで魚を得た記念の毛鉤
後年、段巻きとかカラス毛鉤等と知る
・・・その当時でも種類は豊富・・・

段巻き毛鉤 一例

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段巻き毛鉤 一例

針    桑原型テンカラ針 10号
胴    ミシン用黒絹糸 オレンジ絹糸
二段蓑毛 インディアン・コックネック 大小

段巻き毛鉤 一例

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段巻き毛鉤 一例

針    桑原型テンカラ針 10号
胴    ミシン用黒絹糸&孔雀胴
二段蓑毛 インディアン・コックネック 大小

真っ白な底石で子供でも行けたとなると
今から思えば乳川かもしれない
白銀に輝く流線形に丸い目が印象的
手内職での輸出用フライ作りも盛んだった頃

カラス毛鉤 一例

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カラス毛鉤 一例

針  袖型 渓流10号
胴  黒ミシン用絹糸 銀タグ&リブ
蓑毛 黒の色変わり首毛

カラス毛鉤 一例

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カラス毛鉤 一例

針  桑原型テンカラ針 10号
胴  黒ミシン用絹糸
蓑毛 雌雉

山住の爺様が使っていた毛鉤
不格好に折れ曲がった太軸の針と
グルグル巻きの黒い羽根
後年、本で黒部毛鉤と知る
・・・確か、上側に毛をシゴイテいたような?

黒部毛鉤 一例

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黒部毛鉤 一例

針  海津 11~13号
胴  黒ミシン用絹糸
蓑毛 インディアン・コックネック

黒部毛鉤 一例

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黒部毛鉤 一例

針  チヌ針 11号
胴  黒ミシン用絹糸
蓑毛 インディアン・コックネック

長野市に戻りハヤ・ジンケン・野鯉釣り
身内に、好きが高じて雑貨屋兼
釣具屋になった方が居た御陰で
時期ともなれば木製落合橋の橋の上から
竹竿を出して夜のハヤ釣り
黒の六角竿が重くて固いだけで
・・・やっぱり、竹の延べ竿!
毛鉤を忘れて餌釣り三昧
塩焼きハヤと鯉の鯉こくは、ご馳走でした(笑)
饐えた臭いと四斗缶の空き缶にブリキの穴あき板
テグス作りを見ていた頃
当時、養蚕が盛んで蚕はふんだんに有りました
茶殻の鉄分が云々で、張りが出て色が出るとか・・・
これも後年、海外釣り本で同様の記述を知る

近在の峠を競技用自転車で走り抜き
中学時代に自転車で東北一周する程でも
車を得てからは行動半径も一気に広がり
仕事で向かう先も大町・白馬・妙高・秋山郷
廻りながら懐かしさについつい沢を見る(笑)

通い慣れた妙高で衝撃的な毛鉤と出会う
この使われていた毛鉤が笑ってしまう程の大きさ
東京袖 11号の餌針に巻かれて、テグス付き
・・・大針には大物がとか云々・・・

妙高の毛鉤

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妙高の毛鉤

針  東京袖 11号
尾  軍鶏
胴  孔雀(ピーコックソード)
蓑毛 軍鶏

同時期に秋山郷で出会った毛鉤
マルセイゴ型や、はりよしの軽井沢狐型
その当時では驚く程の小型針
仕事のついでに、頼まれる針を届ける
使われる蓑毛も進んでいたと思い返す
その後、秋山郷は一気にFF釣法に切り替わる
それだけ釣圧も他に比べて凄ったと思う
その分、蓑毛の拘りは凄かった(笑)

秋山郷毛鉤(マルセイゴ型)

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秋山郷毛鉤(マルセイゴ型)

針  マルセイゴ型 10号
胴  木綿又は絹糸
蓑毛 芯黒先黒の油毛

芯黒先黒の油毛を荒巻します
貴重とか稀とかと言われる
コッキーボンデュ(coch-y-bondu)ですが
軍鶏には意外と普通に見られます
(ジェネティックハックルで誤魔化してはいます)

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秋山郷毛鉤(マルセイゴ型)

その後、胴の部分を切り揃える

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秋山郷毛鉤(マルセイゴ型)

秋山郷毛鉤(軽井沢狐型)
・・・当時の呼び名は「東京狐」

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秋山郷毛鉤(軽井沢狐型)

針  はりよし軽井沢狐型 7~8号
胴  孔雀・ゼンマイ綿・絹糸様々・・・
蓑毛 芯黒茶毛・黒毛・白毛様々・・・

芯黒の油毛を密に巻いて芯黒と油毛の色変わりの部分を僅かに残す
・・・使う蓑毛の芯黒の幅が大事な処と聞かされました

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秋山郷毛鉤(軽井沢狐型)

どちらの型も芯黒と油毛の色変わりの部分を僅かに残す

一緒に並べてみる
やはり画像では毛鉤の大きさとボリュウームが判らない

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中部山岳地方の毛鉤

妙高高原で使われていた毛鉤は大きい
これで苦も無く岩魚を釣っていた
爺様の笑顔を思い出す

添えた逆さ毛鉤も今とは違うバランス

出合った毛鉤は十人十色
川によって蓑毛の向きも違います
蓑毛も色々と拘りが有るので
羽根の種類と色と質が限りなく増えます
釣り方も様々、渓も様々・・・
それこそ
憚られる様な毛鉤も沢山有ります(笑)

資料として(再掲)

minogeプロポーション 各名称

テンカラ竿

 

以下爺の戯言 ————————

戸門秀雄様 著作 「職漁師伝」

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釣り廻った時期がほぼ同時期だから?
・・・かもしれないけれど
読んでいて懐かしさに溢れます
今迄、様々な方が職漁を書かれているけれど
地方史なり生活文化史の意味合いが強すぎて
釣り人目線で書かれた本に出合えませんでした
この本を読むと
仕掛けと毛鉤についての記述で
忘れていたことすら思い出します

日本語を読めない海外の方々が
買い求めるのも、良く判ります

大人気無いとは思いますが
「幻」云々で済ます
釣雑誌等とは次元が違い過ぎます
勿論、関係者では有りません(笑)

Catskill Fly Fishing Center and Museum

Catskill Fly Fishing Center and Museum
5月に行われる展示会へのご協力品一覧
此方は「鮎たわけ様」
埼玉バケ針「F師匠様」
「満月様」からの品々

吉村氏と言えば渓流用鈎にも名が残る名人
万人にテンカラを愉しんで貰う為のテンカラ仕掛け

吉村氏考案 新てんから仕掛け

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吉村氏考案 新てんから仕掛け

オーナー社 吉村山女魚針を添えて

魚心氏考案 てんから毛鉤 各種

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魚心毛鉤

同時期の(昭和30年代?)市販された盛岡毛鉤&てんから毛鉤

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盛岡毛鉤&てんから毛鉤

鮎毛鉤見本帳

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鮎毛鉤見本帳

資料として(再掲)

名称未設定-1

鮎毛鉤の一種 京毛鉤 文化針

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京毛鉤 文化針

レトロなデザインが素敵
この中にケタバス用の特大羽根附きと丸羽根附き蝶針を入れて

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針政號

ハス毛鉤各種と鉄針各種

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ハス毛鉤各種と鉄針各種

ハス毛鉤 見本帳

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ハス毛鉤&極小針 見本帳

地元の真田毛鉤仕掛け

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真田毛鉤仕掛け

真田毛鉤見本帳

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真田毛鉤見本帳

各地の毛鉤釣りがテンカラに変わった昭和30年代の品々
これだけでも近代釣り文化が勢ぞろい
「鮎たわけ様」「F師匠様」「満月様」
ありがとうございました

Catskill Kebari Ⅲ

Catskill Kebari Ⅲ

まだまだ、これから先が長いです

長野は大雪警報発令中ですので
雪掻きと雪片付けを終わらして
10本仕上げて、次のパターンを思惑中

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日光毛鉤

播州毛鉤より日光毛鉤と謳われた
オレンジ&パートリッジの蓑毛が雌雉版も有るし
定番の金胡麻・銀胡麻も有るし、悩みます

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銀胡麻・鮎掛け針バージョン

銀胡麻・鮎掛け針バージョン
その昔、日光湯川・中善寺湖で研究されたという
銀座ますやの店主、中村利吉氏に敬意をはらって
川鼠胴・銀胡麻蓑毛でスレッドはクラレット

乾毛鉤 クリーハックルバージョン

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乾毛鉤 クリーハックルバージョン

乾毛鉤 蜉蝣バージョン

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乾毛鉤 蜉蝣バージョン

シルクスレッドに黄毛 ソラックスはスノーシューアンダーファー

蜂頭 鮎掛け針バージョン

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蜂頭 鮎掛け針バージョン

菜種針

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菜種針

その他 諸々の乾毛鉤

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乾毛鉤 山繭胴
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蠅頭 朱頭
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乾毛鉤 羽根附き毛鉤

まだまだこれからです

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昭和の毛鉤釣り用毛鉤の色とりどり・・・(笑)