PARTRIDGE CODE CS32

PARTRIDGE CODE CS32 UP EYE
SNECKY LIMERICK MAYFLY HOOKS

今となれば古い英国製のドライフライフック
アップアイ・ロングシャンク・捻り入り・手曲げ
ドライフライはアップアイが定番の時代の名残り
CODE A ダウンアイにCODO B のアップアイとか
ハーディにオールコックス
新しい所でシーリーとかスプライト・・・
ショートシャンクにワイドゲイプのSF3等の
ブラックフィニッシュが好みの時も有りましたが
今は最初期に戻ってPARTRIDGE CODE CS32 UP EYE
製造終盤には機械曲げとなりシャンクが真っ直ぐ
・・・今の常識とは些か違います
真正手曲げの時代には鈎に命が宿っておりました

手持ちのCODO32は#16から#10まで
サイズ別7種類を一番手違いで揃っています

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PARTRIDGE CODE CS32 UP EYE

・・・素鈎だとサイズの違いが判りずらいです

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PARTRIDGE CODE CS32 UP EYE

同じドレッシングでドライフライを巻いてみます
#16・15・14・13・12のサイズ別で5種類
フライに巻くとサイズ違いが良く判ります

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PARTRIDGE CODE CS32 UP EYE

・・・コカゲロウからモンカゲロウまででしょうか

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PARTRIDGE CODE CS32 UP EYE

テール  ハニーダン
ボディ  ラムウール
ウィング ティールダック ウォーリーウィング
ハックル ゴールデン・バジャーハックル

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PARTRIDGE CODE CS32 UP EYE

以下爺の戯言 ———————-

ウェットフライ用のCODE SF11と共に
お気に入りの鈎ですから手持ちの量は
三途の川でも使いこなせない程
少しづつ買い求めた結果ですが
一生かかっても使い尽くせない量になりました
夜討ち朝駆けの頃は勿体なくて使えず
今は実釣で使っていても減る事も無く
我儘一杯のこの手のフライを喜ぶ方も居なくなり
禁漁以上に物寂しい秋の夜長になってまいりました

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當毛鉤

當毛鉤
・・・秋季管釣虹鱒用毛鉤

一般渓流が禁漁ともなれば渓流利用の管理釣り場でも
ゆったりと秋の気配を感じつつ虹鱒を相手に・・・

気持ち的には余裕を持ちながらも
餌釣り・ルアー・フライで叩かれた後の管釣りは手厳しい
まして日の短くなる季節柄、一日はあっと言う間
見える魚は釣れないと言われてはいるけれど
その見える魚を釣るのが毛鉤釣りの愉しみ
ペアリングに夢中な虹鱒ともなれば毛鉤も追わないけど
管釣りは何故か特定パターンだけに反応が限られる気がする
同時期でも場所によってその特定パターンが違うし・・・(笑)

そんな時にさる管釣り関係者の方からご連絡
「常連さんがこの時期に使う當毛鉤が有ります」
その當毛鉤は「富士流ビーズ普通毛鉤」
・・・あくまでもその
自然渓流を利用した管理釣り場限定の「當毛鉤」

「富士流 ビーズシングル普通毛鉤」
赤いビーズヘッドで
蓑毛はさらりと巻いたグリズリー
胴は明るい褐色のスレッド・ボディ
・・・ハス毛鉤と同様です

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富士流 ビーズシングル普通毛鉤

・・・補強として撚ったワイヤーを巻いてあります

彼の地のレベルライン「テンカラ純粋主義者」からは
「正統テンカラ毛鉤」として認められない佇まい
彼の地でもテンカラ毛鉤の様々を見てきた方なら
徐々にでは有りますがご理解いただけるようになりました

富士流ビーズシングル普通毛鉤が當毛鉤では有りますが
それを使い続けるとそれが「當毛鉤」でなくなっていく哀しさ
対応策として
同じ様なサイズと色目でバリエーションが増えてまいります
赤いビーズを変たり、水面に浮かべたり、沈めたり
毛鉤の変化自在をも愉しむのが「テンカラ釣り」の真髄
・・・何でも良い毛鉤では寂しすぎます
当然の事ですが毛鉤によって釣果も変わります

ビーズの色を変えて

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富士流 ビーズシングル普通毛鉤

黒玉も

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富士流 ビーズシングル普通毛鉤

富士流 ビーズシングル普通毛鉤 色変わり

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富士流 ビーズシングル普通毛鉤

水面へのからませ方を変えて

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二段巻き毛鉤

古い秋山郷毛鉤

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秋山郷毛鉤

鈎を変えて

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沈めたり浮かべたり

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これもテンカラ毛鉤です(笑)

付記 ————————————–

ロシアから翻訳の件で質問が有りました
懐かしさに溢れる本がロシアにも行っていると思うと・・・

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高森貞治郎さんの仕掛け

秋山郷は雑魚川の主「高森貞治郎さん」の仕掛け
当時の雑魚川は深みが多いため毛鉤も錘を付けて脈釣りの様に使いました
・・・竹竿でなく延べ竿となり桐の握りが40㎝
カウンターバランスとして重い竹竿なら握りは1m程でした
使う鈎も「軽井沢キツネ」ですから後年の仕掛けです

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山崎進さんの仕掛け

補助鈎仕掛け
空針仕掛けとも言われた「秋田式」です
・・・蓑毛はヤマドリとありますが雌雉と思われます

「ヤマドリ」は「山鳥」で無い場合がほとんどで
その多くは雌雉を指しています

今なら「テンカラ釣り」仕掛けの様々です
でもこの頃は「毛鉤釣り」と呼ばれていました
この説明が難しいかもしれません

The Dette Coffin Fly

The Dette Coffin Fly
・・・The Mary Dette Style Coffin Fly

“DETTE FLIES”
・・・キャッツキルフライの伝統

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The Dette Coffin Fly

有名過ぎて説明も不要かもしれません
昔のパターンに使われたロングシャンクフック
タールノット用にアイ直下を空けて・・・

バジャーハックルの違いで遊ぶくらいでしょうか
此方は正規レシピのゴールデン・バジャーハックル
ハッキリとした発色で腰が強めの米式ご推薦銘柄

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The Dette Coffin Fly

此方は英式ゴールデン・バジャーハックル
羽根質とリスト&ティップの淡い黒色・・・(笑)

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The Dette Coffin Fly

どちらも”The Dette Coffin Fly”のレシピで巻いてみました

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The Dette Coffin Fly

だからといって何も有りませんが
書き出したら切りが有りません(笑)
・・・The Mary Dette Style Coffin Fly

ご参考に

Mary Dette is the last of the original Catskill fly tyers.

以下爺の戯言 ————————————————-

ハックルの違いを下手な写真ではお伝え出来ませんが
コマーシャルフライでは無い私的豪華版と成りますと
贅沢な素材で手間を掛けて・・・(笑)
ハックルはフロント側5回転、リヤ側7回転
ハックル自体が繊細で透明感に溢れますので
写真では透き通ってしまいます

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ハックルはフロント側5回転、リヤ側7回転

ボディはコックハックルを密に巻いて整形します
補強として極細シルバーワイヤーツイストでリブ

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私家版 Coffin Fly

水面に浮かぶとキラキラと輝いて
だからと言って釣れる訳でも・・・

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私家版 Coffin Fly

英式ハックルに米式ハックル・・・
スタンダードハックルフライは好い物です
・・・自己満足の世界ですけど(笑)

ハリーダービー氏のハックル云々は説明されますが
その柔らかな羽根質と透明感に薬品処理された斑模様とか
闘鶏とか日本なら軍鶏とかの羽根がなぜ珍重されたのか
その一番大事なところが余り説明されていないのが・・・

2019 荒川鮭釣り FF

2019 荒川鮭釣り FF
・・・釣獲調査の予約が取れました

2018年は予約が取れず断念しましたので2年振り
一泊二日と言えど二日間をフルに釣りますから
前後の夜は移動時間で消えます
同行者も毎年同じで齢を取っていますので
去年、予約が取れない時に何故か、少しだけ安堵感
・・・
それでも2年振りですからその辛さも忘れて喜び一杯
人気の11月では無く12月ですから猛吹雪とか
深い轍の高速道路とかはこの際、考えておりません
・・・伝説の「黒鮭」に合えるかもしれませんし

使わず仕舞いの2018バージョンも有ります・・・(笑)

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2018 荒川 鮭釣り FF

効果確認済みの派手なフライは沢山有りますから

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2017 荒川 鮭釣り FF

アトラクター・フライ
それともイントルーダー?

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2017 荒川 鮭釣り FF

凡その天気予想では曇天で光量の少ない日差し
白黒の世界であれば今まで使わない黒系フライも

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2019 荒川 鮭釣り FF

フライ・ウォレットにも秘蔵っ子が沢山用意済み
ホイットレーフライボックスへも詰め込んで有ります

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2019 荒川 鮭釣り FF

同じパターンで派手目に

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2019 荒川 鮭釣り FF

TMC700 1/0 で巻いています

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2019 荒川 鮭釣り FF

赤とかオレンジのフライやルアーの猛攻を
掻い潜って来た鮭達なら別の反応が有るやもしれません(笑)

こんなパターンも場所によっては

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2019 荒川 鮭釣り FF

皆が使わない毛鉤&フライはキラーバージョンに化けやすい
とは聞きますがどうなりますやら・・・(笑)

以下爺の戯言 ——————

コンバインを整備して乾燥機を掃除します
去年より増えた稲刈り・乾燥・脱穀・倉入れ
コンバイン袋に籾を30㎏弱、目一杯入れて
請け負った各農家の蔵に運びますから腕と指が震えて
フライも毛鉤も巻けなくなりますので今の内です

パートリッジ&オレンジ

パートリッジ&オレンジ  Partridge&Orange
・・・Joseph Wells
1842 THE CONTEMPLATIVE ANGLER

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Partridge&Orange

パートリッジとオレンジスレッドのみ
シンプルなパターンで効果的なフライ
クライド・スタイルに巻かれたり
有名だからこそ亜種も多い

似た様な、スパイダー・パターンとならば
パートリッジをウッドコックに変えて
ヘッドにピーコックハールで”Winter Brown”
ボディをカッパーティンセル
ブラウンパートリッジを巻いて”Copper King”
ボディをイエローシルク
ハックルをグラウスで “Grouse Hackle”
・・・e.t.c

シンプルだからこそ思いが入り易い(笑)

ソラックスに染めた山繭
セカンドハックルにバード模様入り
タグ&リブに撚ったゴールドワイヤー

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Partridge&Orange

私家版 Partridge&Orange

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Partridge&Orange

どちらもPartridge&Orangeとしか・・・

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Partridge&Orange

スパイダー・パターンにはお決まりの・・・

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Partridge L2A

パートリッジ社 コードL2A
後にキャプテン・ハミルトンインターナショナル名で再販
ショートシャンクのパーフェクトベンドで少しアウトポイント
ソフトハックルパターンなら他の鈎でも良いけれど
スパイダー・パターンとして巻くならこの丸さが堪らない(笑)

Brooch pin Fly

Brooch pin Fly
・・・懐かしい方も多いと思います

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Brooch pin Fly

・・・30年ほど経っていますので色褪せて古くなっています

手持ちの物でも500円から600円で
スプロート型とリマリック型が有ります
・・・お世辞にも良い出来とは思えません(笑)
大小が有りまして中にはパートリッジ社のバルトリート1/0型を
ロウ付けしたものまでありました
・・・確か一本1000円程度で高かったと思い出します
たくさん作ったと思いますがほとんどは贈り物でしたし
気恥ずかしくて自分自身で使う事は有りませんでしたので
残る手持ちの物も僅かなものです

稲刈シーズン前のこの時期を使って
今なら何を巻こうか思案中です(笑)

丈夫な毛鉤

丈夫なのが「毛鉤」
・・・形だけでない「フライ」も同じ

この頃、お勧め「毛鉤」はないかと海外から聞かれる
パターンとか使い方なら説明も出来るけれど
それ以前の問題で毛鉤自体が壊れると言われる
日本製と言えど脆さは同じらしく
彼の地で作られたショップオリジナルの方がマシとも聞く
優秀な(?)の日本製釣鈎でも30匹も釣れば掛かりが悪くなる
50匹もとなれば目で見て判る程に針先は丸くなる
それでも本来の作りの和式毛鉤なら針先を研げば使えるはず
状況にもあるだろうがまさか数匹釣っただけでとは
・・・鈎も悪ければ毛鉤の巻きも悪すぎる

毛鉤もフライも同じとは思うけれど基本は丈夫な事
古いホイットレーの中に有った同じ位に古いフライ達
絹のスレッドに確りとワックスを効かせてあるお陰で
鈎とマテリアルが一体化してカッターの刃でも
受け付けない程の堅牢さを持っている
1950年代のホイットレーに入っていたフライは
使われている鉤等から見ても優に60年以上前の品
金属製の各ティンセルは今も輝きが失われていない

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5~60年前のフライ

シートラウト・フライ?
古いフライだから虫に食われた物もあるけれど
見直す度に色々な気付きの点が出てくるのも興味深い

同じ時期の和式毛鉤の場合はどうだろう

・・・魚をお客に供じていた「職漁師毛鉤」

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職漁師毛鉤

芋虫毛鉤の類かもしれないが壊れない道具の姿
・・・壊れないための秘訣が詰っている(笑)

今の様なバイス等では無く簡単な道具や手で持って縛られた物
この点では西洋毛鉤もクランプ程度や手で持って縛られている
フェザーウィング・フルドレスサーモンフライも同じ

不格好な和式毛鉤だからどうこうの問題でも無い
どうやら単純な構造だから和式毛鉤は丈夫とも思えない
絹糸のフライと違い地方の毛鉤は木綿糸がほとんど
シケ糸で巻かれる市販された鮎毛鉤やハス毛鉤であっても
(髪の毛より細いシケ糸は撚られていない蚕の単糸の数本)
弱点を先玉と金玉で守られた毛鉤自体は丈夫そのもの
華奢に見えても釣れたからといって壊れる事も無い
今の流行りに乗って作られたテンカラ毛鉤はどうだろう?
形だけ真似た毛鉤や作り方自体を理解されてもいない毛鉤
鈎自体も今の流行りに乗った細軸が数多い・・・
本来のテンカラ毛鉤なら、在所の物なら特にだけれど
物理的にも想定以上に耐久性の高いものがほとんど
今風の細軸で硬いだけの鈎は餌針にも使わない
・・・折れる釣針なんぞ以ての外だった筈
古来の毛鉤釣りでも
乾毛鉤として鮎掛け針に巻かれた毛鉤も有るが
対象魚のサイズと渓の状況に合わせた毛鉤
・・・鮎掛け針自体が太さも強度も靭性も今の物と違う
道具として使われたと説明する「毛鉤」なら
今の様に簡単に壊れてしまう形だけの「毛鉤」は如何なものか
SNSで瞬時に届く壊れた「和製毛鉤」の姿は情けないだけ
ラインと竿しか売物にしない”TENKARA”の弊害かもしれない
対象魚のサイズが違い過ぎるとしても
釣り上げる竿とラインが有るならそれに応じた「毛鉤」も有る
引き合いに出される「西洋毛鉤」はそれに応じた強度が有る
形だけの「剣羽根毛鉤」の脆さを見限り
丈夫な「剣羽根毛鉤」の巻き方を紹介した途端に
そのまま真似て後追い掲載し「綺麗に巻ける」としたような
そんな頓珍漢を「テンカラ師」としている釣り業界が
C&Rと気取ってはみても細軸は魚の口を裂く原因
そんな方にカエシがどうのバーブがと、説かれてみても
「ご自分の釣りをお楽しみください」としか返しようもない
肩書を背負った有名処に多い気がするのは何故だろう?
それとも
釣業界は仲良しグループ「当たらず障らず邪魔をせず」
それこそ
「テンカラ師」とは真逆の存在としか思えない(笑)

英国伝統のドライフライのウィングはシングルポスト
それを美しく(売れる?)デバイデットしたV字ウィングは
渓魚を愛でる釣人の憧れを形にしたものと感じている
「和式毛鉤」も本来は同じもの
丈夫は道具の基本でも渓魚に対する矜持が有るからこそ
精一杯の気持ちを込めて巻き上げる物
それは日本の伝統手道具と同じ
刃付けも違えば角度も違うし使い手に合わせ柄の長さも違う

The Daddy Long Legs

The Daddy Long Legs
・・・あしながおじさんです

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The Daddy Long Legs

ボディ  コンドルクイル・サブ
ウィング ブレストフェザー
レッグ  結ばれたフェザントテール
ハックル ライトダン

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The Daddy Long Legs

Single Knotted Pheasant Tailの説明を兼ねて
ダディロングレッグ・パターンを久々に巻いてみました

フェザントテールを結んで足を表し
鴨の胸毛でガガンボの翅(はね)を表します
少ない材料ながら見た目はガガンボ其の物

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The Daddy Long Legs

自身にとっては一番のリアリスティック・フライ
ただし、これだから釣れるとは限らないのが悲しい所
・・・自己満足の世界です

付記
下巻きのスレッドを敢えて長く残して巻き上がった後に
テール側からヘッドまで節に沿って巻き戻します
クイルボディならではのフライ補強方法です

以下爺の戯言 ———————-

Single Knotted Pheasant Tailを
知らない方が多くなったと感じたのが
結んだ尾羽をソフトハックルのバリエーションと
勘違いする方が居らっしゃいました
こんな面倒をする方も
余程の思い入れが無いと使わないでしょうし
CDCパターンの方が簡便ですから尚更です

それでも巻いてみると
釣れる、釣れないよりも蟲っぽさが堪りません(笑)

The Picket Pin Fly

The Picket Pin Fly
・・・by Jack Boehme

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The Picket Pin Fly

テール  スクイレルテール
ボディ  ピーコック・ハール
リブ   ゴールドワイヤー
ハックル ブラウン(パーマーハックル)
ウィング スクイレルテール
ヘッド  ピーコック・ハール

1900年代初頭のフライ
アップアイフックがオリジナルです

米国オールパーパス・フライ・パターン
通常はウェットフライとして若しくは
小型ストリーマーとして利用されている
浮力剤を付けてドライフライとしても利用される
愛称の「ピケットピン」は
地ネズミ(gophers)の尻尾を立てる様から
素材にスクイレルテールを用いて、一般化する

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The Picket Pin Fly

米式ウェットフライも面白いです

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The Picket Pin Fly

勿論、様々なバリエーションが有ります

以下爺の戯言 ———————-

このピケットピン・パターンは
海外テンカラフォーラムからの質問
「Picket Pin タイプの和式毛鉤は有るか?」
・・・再考したフライパターンです
和式毛鉤で使われる獣毛パターンは非常に稀
先掲載したモグラの尻尾をそのまま鉤に刺した
ラビットファー・ゾンカーの様な毛鉤しか知らない
古くは四つ足の殺生を避けたせいでもあるけれど
後年の狐・狸・猪・鹿・熊は勿論、鳥とされた兎
余すところなく利用されていた筈の獣毛の類を
そのまま鈎に結べば有効な和式毛鉤になると思う
まだ見ぬそんな和式毛鉤が何処かにあるかもしれない・・・

Forgotten Flies は面白いです

・・・同時期の「The Bunyan Bug」
リアリスティック・フライの元祖?

The Brown Owl Fly

The Brown Owl Fly
・・・Robert F. Broad

タスマニヤ湖水用 Brown Owl Fly

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The Brown Owl Fly

ボディ   オレンジシルクスレッド
ソラックス オリーブラビットファー
スロート  スクイレルテール
ウィング  ティールダック
ハックル  グリズリー・ダイドオリーブ
上側を短く切り揃える

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The Brown Owl Fly

オールパーパス・パターンとして気になっているフライ
歴史的には英国のアウル・スパイダーとか・・・云々
アメリカのストーン・フライとして紹介された方が
FFショップオーナーのRobert F. Broad氏
この時点でフクロウも茶色でも無いのですが
Jack Gartside氏の”The Sparrow”にも似た
釣れるフライの匂いを感じていました(笑)

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The Brown Owl Fly

新しいフライ・パターンを愉しむ場合に
地味に細くと派手に太くと巻き分けて効果を試します
今回のタスマニヤ湖水用は
どちらが魚に気に入って頂けるか楽しみです
ストーンフライよりはダムゼルフライを念頭に置いたパターンです
Dragonfly nymphs or Damselfly nymphs とか・・・
当初の”The Brown Owl Fly”は
ボディにオレンジシルク、ソラックスにピーコックハールですから
少しだけ先祖返りもしてみました(笑)

・・・このパターンに魅力を感じる処
オレンジにオリーブの組み合わせで忘れられないのが
・・・犀川本流のヒゲナガ・パターン
白っぽいウィングがとか言い出したら切りが有りません

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犀川本流のヒゲナガ・パターン

鈎を変えてお洒落をしてみました
これならダブルハンドの竹竿でも似合いそう
写真を撮って眺めているとここがとかあそこがとか
簡単に巻けるパターンですからやりたいことが色々と出てきます
それが漸近自然の意ですから慌てず騒がずゆっくりと・・・(笑)