kebari and Mosca Ⅱ

kebari and Mosca Ⅱ

・・・de España

スペインの伝統的な毛鉤
・・・La mosca pesca tradicional en España

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Mosca clásica leonesa

・・・純粋な日本式順毛鉤も一本混ぜてみました(笑)

ご参考 Mosca clásica leonesa

多針仕掛けで鱒を狙う流し釣り
・・・眞田毛鉤と同じ飛ばし浮子釣り

Coq de Leon の産地
・・・使われる伝承毛鉤はその素材を生かす形状

Mosca Ahogada Seda Tostado 仕立テンカラ毛鉤
・・・Mosca clásica leonesa 大事な所

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Mosca clásica leonesa 大事な所

コックドレオンのファイバーが半円状に広がる様に段差を作ります

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Coq de Leon

Mosca Ahogada Seda Tostado・・・毛鉤仕立て

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Mosca Ahogada Seda Tostado毛鉤仕立て

低下凡夫の毛鉤作り・・・善光寺建立の縁起

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Kebari and Mosca

Coq de Leon Sakasa-kebari

Coq de Leon・・・愉しみは広がります

コックドレオン逆さ毛鉤「山女魚毛鉤」

Coq de Leon 逆さ毛鉤・・・山女魚毛鉤

コックドレオン逆さ毛鉤「岩魚毛鉤」

Coq de Leon 逆さ毛鉤・・・岩魚毛鉤
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Kebari and Mosca

Kebari and Fly 番外編 kebari and Mosca
・・・Mosca イタリア語・スペイン語で蠅の意

Itary Camiole flies
金色若しくは琥珀色に輝くビーズヘッドフライ

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Itary Camiole flies

京の都で流行ったという「菜種針」に見えてしまう・・・

ご参考・・・Mosca Valsesiana

件のヴァルセジアーナ又はバルセジアーナの釣り
アルプス山麓での馬の尻尾を撚ったテーパーラインに
竹竿又は木の竿?で行う固定線の釣りを言う
竿の調子も毛鉤も昔のテンカラを見ている様
・・・興味深いことです

竿捌きに釣姿
今風のオーヴァーヘッドキャスティングでは無い「回し振り」

同様の動画も有りましたが今はその大事な所がカットされ
見る事が出来なくなりました、勿体ないことです

「この釣り方は昔のテンカラ釣りと同様である」
件の説明を行ったところ彼の地の「テンカラ純粋主義者」から
これはバルセジアーナの釣りであって
tenkara釣りでは無いと猛反発を頂く
そこに釣業界関係者も入って二晩徹夜の孤軍奮闘(笑)

桐の持ち手を付ければカウンターバランスにもなる
・・・秋山郷ではそのようにして使われていた
バルセジアーナは竹では無く木の竿を使っていたと言う?
・・・このチャンネルで見られる他の動画も竿先まで竹
その竹竿の作りの説明をする動画も有る
・・・木でも竹でも釣りの本質は変わらない
そんな狭い教義に縛られる方が可笑しなことに成っていく
・・・日本のテンカラ創成期に充分経験済み

なによりも竿あしらいに釣姿は雄弁に物語る
使う毛鉤すら逆さ毛鉤に見まがう物が有る

これについては
イタリヤのショップ・ブログが2年程前に立ち上がりました

La pesca a mosca valsesiana 

こちらを紹介したブログは
http://www.fliegenfischer-forum.de/monspe48.html

お勧めするテーパーラインの動画

・・・こちらはグラファイトロッド4mですので違いは有ります
特に竿の振り方と竿先に従うラインの動きは参考になります
・・・オーバーヘッドキャスティングと違う竿先の円運動

 

Mosca Valsesiana

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Mosca Valsesiana

蓑毛はウッドコック 胴は絹糸
・・・日本・イタリヤ・スペインは共に優れた絹糸の産地

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Mosca Valsesiana

針と糸と羽根・・・作り方すら昔のテンカラ毛鉤を見ている様

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Mosca Valsesiana

魚種毎にその使われる絹糸の色を変える細やかさ
黄色・空色・紫・赤・・・様々な色に絹糸の輝き

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Only hooks and silk threads and feathers

蓑毛毛鉤 様々

蓑毛毛鉤 様々

魚が釣れる毛鉤の条件は輝きと動きと振動・・・
振動の件は次に繰り越すとして

魚種による毛鉤への好みは有るか?と謎掛けが有った
単純に岩魚は黒、山女魚は黄色では済みそうにないので
魚種により定位している水深も違えば応じて視界も違う
流れの筋に乗る山女魚に穴倉から覗き見る岩魚
魚から水面を見れば空を背景に感じる色目も変わるだろう
岩魚が黒と言われるのは
岩の影から明るい水面を見上げるからかもしれない

毛鉤はその時に飛ぶ蟲に合わせる
・・・これは毛鉤の形と大きさを合わせる事

岩魚の好みに合わせた毛鉤

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岩魚毛鉤

ずんぐりむっくり型
蛇口は赤
花入も赤に先玉に金
胴は青味が強く色変わりが強いピーコックソード
朱色の絹手縫い糸を更に撚ってリブ巻き
これを先回の本流用アマゴ毛鉤と比べてみると
(同じ金針、使っている素材は胴以外は同じ)
アマゴ毛鉤の胴は川鼠の二色

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岩魚毛鉤とアマゴ毛鉤

蓑毛は同じスペックルドでも巻き数が違う
アマゴ毛鉤は二巻き 岩魚毛鉤は三巻き

岩魚毛鉤に比べてスレンダー型 アマゴ毛鉤

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アマゴ毛鉤

赤の花入に先玉の金は岩魚毛鉤と同じ
魚種による好みは大きさと色以外にも有ると思う

ついでに蓑毛の輝きの件

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蓑毛毛鉤 様々

角度を変えると

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毛鉤 蓑毛の輝き

好みの形と色は
ブルックトラウトは岩魚の食性に似ているし
ブラウントラウトは毛鉤の動きによく反応する
レインボーは・・・大胆不敵
場所によっても状況によっても変わるけれど好みの形は感じる
・・・大型魚が小魚を餌にし出すと毛鉤自体が変わります(笑)

以下爺の戯言 ——————–

伝統的な毛鉤は赤・金の使用が多い
・・・蛇口や花入に赤糸を使う
・・・ハス毛鉤だけで無く金は先玉や金玉に使う
それも艶が有って濁りのない物が好まれる
鮎毛鉤の金玉製法は技術として受け継がれている

岩魚毛鉤に巻いた絹手縫い糸もしっかりと撚りを掛ければ
表面は水を吸っても中迄は水を吸わない
・・・色っぽいくらいの艶めかしさ(笑)
胴に使ったピーコックソードも青味が強いだけで無く
水の中で煌めく緑色に色変わり
アマゴ毛鉤に巻いたカワネズミ胴は
僅かな毛羽立ちが茫洋感を醸しながらも水を吸いにくい
伝承毛鉤で良く使われる素材にはそれなりの理由が有る

孔雀胴毛鉤 Ⅱ

孔雀胴毛鉤 Ⅱ
・・・日本人の Exotic materials for kebari

もしかすればこれが
・・・Ultimate exotic material for Japanese kebari

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白孔雀 The ultimate exotic material for Japan

勿論、独断と思い込み
白孔雀・・・不死を表し邪気を払う神の使い

定番の毛鉤 白孔雀胴毛鉤

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白孔雀胴毛鉤

白孔雀はパールマイラーの耀き

浮力と視認性 白孔雀胴蓑毛毛鉤

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白孔雀胴蓑毛毛鉤

禁漁間際は夕方が早い

白孔雀胴荒巻毛鉤

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白孔雀胴荒巻毛鉤

沈めても視認性は高い

禁断の組み合わせ
鮭族の生殖行動時に視覚細胞が高まるとする紫に日本雉メタリックブルー
白孔雀胴雉蓑毛毛鉤

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白孔雀胴雉蓑毛毛鉤

・・・白毛鉤には思い出がある
昔話だけれどもまだ水が太かった頃の関川 一ノ橋下
今なら山女魚の登る時期と言われ体重40kgにも満たなくなった
爺様の手を引いて釣りを始める
「此の頃、毛鉤が見えない」との言葉で
流行り始めたエルクヘヤーカディスをその竿先に結ぶ
それもブリーチした白いエルクヘヤー・カディスフライパターン
途端に尺山女魚を三本、あの時見た笑顔は一生忘れない

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白孔雀胴毛鉤 各種

毛鉤を巻いていてよかったなとしみじみ思う
今ならそれこそ選り取り見取り
この時期に成ると思い出す

羽根附白孔雀胴毛鉤

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羽根附白孔雀胴毛鉤

白孔雀の神々しさには敵わない
やっぱり毛鉤は魚を釣る道具

魚が釣れる毛鉤の条件は輝きと動きと振動・・・

ゼンマイ胴伝統毛鉤 Ⅱ

ゼンマイ胴伝統毛鉤 Ⅱ Zenmai body kebari Ⅱ
・・・Exotic materials zenmai for kebari

各種蓑毛のゼンマイ胴との組み合わせ

雉蓑毛 ゼンマイ胴毛鉤

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雉蓑毛 ゼンマイ胴毛鉤

日光毛鉤で代表されるゴロ蝶毛鉤

山鳥蓑毛 ゼンマイ胴毛鉤

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山鳥蓑毛 ゼンマイ胴毛鉤

斑模様が艶めかしい

斑入り雄鶏蓑毛

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斑入り雄鶏蓑毛

しなやかで透けの多い斑入り蓑毛

カルガモ蓑毛 ゼンマイ胴毛鉤

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カルガモ蓑毛 ゼンマイ胴毛鉤

質感はクート又はムーア等に似る

パートリッジ蓑毛 ゼンマイ胴毛鉤

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パートリッジ蓑毛 ゼンマイ胴毛鉤

オレンジ&パートリッジのゼンマイ版

針は軽井沢狐型 10号
下巻きにシルバーティンセル
タグ&リブはワイヤーをツイストした
ラウンドティンセルで引き締める
蛇口はFF釣法用バッキングライン17lb.

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ゼンマイ胴毛鉤

ゴロ蝶毛鉤の雉と山鳥蓑毛論争も懐かしい
毛鉤は人を釣る道具では無い
カディスアダルトなりピューパ若しくはシャック
ヒゲナガにトビケラに、汎用性に富むのが毛鉤
山住の低下凡夫ならばこそ臨機応変に全てを生かす
毛鉤は魚が咥えてくれれば・・・

羽根附きゼンマイ胴毛鉤

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羽根附きゼンマイ胴毛鉤

日本版 フラッタリング・カディス
毛鉤の世界は色も様々、形も様々

現代テンカラ毛鉤の源

現代テンカラ毛鉤の源
・・・現代テンカラ毛鉤の源は「ハス毛鉤」

日本古来の毛鉤釣り文化から見ると現在の”tenkara”は正体不明
毛鉤釣りとテンカラ釣りと現代テンカラは源を同じとしても
連続性となると疑問符ばかりが先に立つ
テンカラとして議論をしようとしても時代的変遷も有り
噛み合わない話に成り易い

現在のレベルライン至上主義も基は関西地区のトバシ
馬毛を撚りテーパーラインとして使った在野の職漁師釣法とは
狙う場所も釣り方も毛鉤すら違う
職漁師が使ったテーパーラインの進化型は富士流テーパーラインである
逆さ毛鉤も60年程前までは極一部の地域で使われていた特殊型

10年程前に海外で紹介されそれ以後の推移を見ていると
一部の偏った紹介を基に”tenkara”として理解されてきている
この状態は日本のFF釣法導入期と同じ”déjà-vu”の世界
元々、FF釣法は英国伝来のはず
チョークストリームの釣り方であるDry Fly onlyを
(英国F.Cでのチョークストリームを愉しむルール)
米国の本に載っていないからそんな事は無いとした有名人も居る
その当時の勘違いに思い込みも多くそれを今だに引き摺っている
ボマーフライを今だにボンバーフライとしたり
ウェットフライでもリバーフライとロッホフライの区別も無い
アイリッシュパターンなりスコティッシュ、ウェールズともなれば
・・・今だに理解不能らしい
ハス毛鉤が源である現代テンカラ毛鉤を一足飛びに職漁師毛鉤とした
個人の安易な紹介方法自体に無理が生じ、結果的に至上主義をも生む
・・・ハス毛鉤にも職漁師毛鉤にも知識が無いからである

Real tenkara とは何か?・・・ 難しい質問である

先記事の蜂頭毛鉤 写真資料

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蜂頭毛鉤

蜂頭毛鉤の小型版・・・蠅頭毛鉤

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蠅頭毛鉤

色変わり

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蠅頭毛鉤

フライパターンであるレッドタグの和式解釈?

以下爺の戯言 ——————————–

各地様々な毛鉤釣り文化が有ったはずでも資料として残るものは少ない
毛鉤釣りを広めたとする阿仁地区のマタギ衆はアイヌ言葉を使ったとする
海外有名テンカラサイトも有る
それは「山言葉」では無いか? と尋ねると
有名なテンカラ師からだから間違いは無いと返された
又、マタギ衆がその技術を伝えたとするその資料は毛鉤に関しては少ない
各地で行われていた毛鉤釣りの情報をお持ちの方が
それを共有して頂ければ有難い

疑餌 擬餌針 カバリ 蚊針 蠅針 蝶針 上毛針 鱒針 似蠅 玉虫針
羽虫 蜂針・・・著者によって言い表しが違うが全て毛鉤の意

明治・大正時代でも飛ぶ蟲の言い表しは
小さければ蚋 普通が蠅 大が蜂又は蝶・・・難しい
蚊針自体がカバリの当て字と判る 蚊針=カバリ=毛鉤
明治時代のアイザツク、ウヲルトンなら意は判る(笑)

ゼンマイ胴伝統毛鉤

ゼンマイ胴伝統毛鉤 Zenmai body kebari
・・・海外から見たExotic materials kebari

こちらは鮎たわけ様よりお借りした画像

昔のテンカラ毛鉤
昭和17年 1942年「山女魚つり」佐藤垢石、鈴木晃(鶴書房)

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山女魚・岩魚・鱒毛鉤

山女魚・岩魚・鱒毛鉤
・・・今では忘れ去られた毛鉤も多い

ゼンマイ胴と孔雀胴の巻き方説明

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zenmai-kebari

蓑毛の巻き方

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蓑毛の巻き方

寝巻・・・雉等の胸毛を使う
傘巻・・・軍鶏・鶏の頸毛を使う
どちらも片側の毛を使い薄く巻く事が毛鉤の蓑毛の特徴

ゼンマイ胴は大株の綿を使い年月を経た物が最良
丈夫な繊維が残り、色も赤味が強くなり、しっとりとして巻き易くなる

40年近くなったゼンマイ綿

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40年近くなったゼンマイ綿

ダークブラウンのグラディーションにダークレッドの太い繊維が混ざる
濡れると透けが出てダークレッドの繊維が際立ってくる
それはChadwick №477の素材感と同じ

大物狙いに良いとされ特にトビゲラ・カワゲラの季節に効果的
日光毛鉤のゼンマイと雌雉の蓑毛を使うゴロ蝶毛鉤も同じ
沈める毛鉤に多く使われ蓑毛も雌雉の胸毛を使う場合が多い
親水性に優れ濡れると透け(茫洋感)が出る
その素材を生かす為に下巻きに金糸銀糸を巻く場合も多い

ゼンマイ胴 伏巻蓑毛 毛鉤

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ゼンマイ胴 伏巻蓑毛 毛鉤

一般的な雉蓑毛ゼンマイ胴毛鉤

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雉蓑毛ゼンマイ胴毛鉤

参考文献 一覧
白日社様出版 ===================
イワナ・源流の職漁師 1987~
イワナⅡ・黒部最後の職漁師
イワナⅢ・続源流の職漁師
黒部の山人
山と猟師と焼き畑の谷
山人の賦Ⅰ
山人の賦Ⅱ
山人の賦Ⅲ

農文協様出版 =====================
山漁
職漁師伝 2013~

朔風社様出版 =====================
渓流釣り 年報 VOL1~10 1985年~1995年
・・・その頃の釣雑誌を賑わしていた方々の意見が面白い

「日光鈎」ゴロッチョ、ゴロチョウ毛鈎
・・・松崎明治著「釣技百科」のカラー口絵に日光毛鈎の掲載有り

『釣道具屋雑記』(昭和53年創芸社)藤原美徳氏
「日光の鱒釣り」 にて
毛鈎には「日光鈎」と「播州鈎」があり
圧倒的に日光毛鉤が釣れるとして紹介
オレンジ&パットリッジ♯12を雉の蓑毛に変えた物との説明有り
・・・同じ文中で山鳥としているがヤマドリでは無く山の鳥の意
これによるかもしれないが後日、山鳥と雌雉蓑毛論争が出る
他書籍「鱒釣り」にも掲載されている
羽根附、ヤブカ髭附、テール附き等の組み合わせで8種類
中村利吉氏の影響によるフライとの混合型かと想像したが
ヤブカ髭附き等を見ると案外に「ハス毛鉤」

金胡麻・銀胡麻も3歳以上の軍鶏の透けの入った毛が
後日、碁石矮鶏の毛を使うとされたのも同じ様なもの

孔雀胴毛鉤

孔雀胴毛鉤
・・・日本人にとって Exotic materials for kebari

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孔雀胴毛鉤
 exotic materials kebari

一般的になり過ぎて今更と思われるかもしれないが
日本人にとって最もエキゾチックな毛鉤となれば
蜂頭毛鉤を始めとする孔雀胴毛鉤
日本の在来種では無い孔雀を毛鉤に使用するのは
極めてエキゾチックな行い
・・・魅惑的・神秘的・異国情緒
独自進化を遂げたとされる毛鉤の根源にも近づく

蜂頭毛鉤・・・小型にすれば蠅頭毛鉤

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蜂頭毛鉤

地域に依って油毛・黒毛を使い分けたとされる

黒染め孔雀胴毛鉤

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黒染め孔雀胴毛鉤

敢えて孔雀を黒に染め銅色を際立たせる
沈めて使う毛鉤に多い
浮かせて使うには青味が強い物が良いと聞く

荒巻き孔雀胴

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荒巻き孔雀胴

60年代初頭、安曇追分で作られていたフライも同じ

孔雀胴隠し毛鉤

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孔雀胴隠し毛鉤

孔雀胴毛鉤は出が荒くなる等の言葉は
孔雀胴に魚が擦れたからとされ
敢えて孔雀胴を煙草の火で焼く

幻の白孔雀胴毛鉤

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幻の白孔雀胴毛鉤

孔雀胴毛鉤・・・ Exotic materials kebari for Japan

魚が釣れる毛鉤の条件は輝きと動き・・・

毛鉤の形(隠し毛鉤)

毛鉤の形(隠し毛鉤)

信頼に足りる餌針を毛鉤に巻く場合
どうしても必要となるのが毛鉤の形
同じ渓を釣る一所懸命だからこそ
・・・結局は前日の自分の影を釣る

自分自身の釣圧(Fishing pressure)対策 毛鉤の形

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毛鉤の形(隠し毛鉤)

毛鉤の基本は艶が有りしなやかな蓑毛—————-

先ずは山岳渓流用 職漁師毛鉤

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山岳渓流用 パーマーハックル

同じく山岳渓流用 段巻き

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山岳渓流用 段巻き

Fishing pressureが高い場合
胴を細めに蓑毛も薄く巻く

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バリエーションとしての秋山郷毛鉤

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秋山郷毛鉤

同じ針であっても蓑毛の巻き方で変化を付ける
それは昔の職漁師の知恵
通常に使う毛鉤と個々人の「隠し毛鉤」の違い
一所懸命だからこそ毛鉤の形で変化を付ける

毛鉤の一所懸命
今ほど交通機関なり道が整備されていない昔
山割り・川割りで入渓する場所すら決められていた
自然、何時も同じ渓で釣りをしたのが職漁師
一番の強敵は自分自身

毛鉤 「白で始まり茶、盛期は黒」

毛鉤 「白で始まり茶、盛期は黒」
・・・毛鉤の色選択で良く聞く言葉
単純な言葉だからこそ奥深いのが毛鉤とフライ

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毛鉤 「白で始まり茶、盛期は黒」

確かに時期・天候・渓によって毛鉤は変えるし
同時期でも油毛に反応する渓と黒毛に反応する渓が有る
爺様達からの要望も簡単な言葉にすればそれで終わるが
白は単なる白では無く茶・黒も同様に単なる茶・黒では無い
単純な形で有るからこそ蓑毛が大事な肝と成る

ハックルカラーに合わせた蓑毛の色説明
一律では無い色は鶏だけでなく軍鶏の中からも選ぶ
鶏も地鶏系統ならロードアイランドに軍鶏の交配種も多い
却って採卵種の白色レグホンは近来の鶏
本来は採卵・鶏肉の兼用の地鶏の方が多い
その中から選べる色は単色では無いのが普通

蝮胴・山繭包み普通毛鉤各色 —————-

白毛の毛鉤・・・スペックルド・シルバーバジャー

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白毛の毛鉤・・・スペックルド・シルバーバジャー

黄毛の毛鉤・・・ハニーダン

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黄毛の毛鉤・・・ハニーダン

油毛の毛鉤・・・茶色が強めコッキーボンデュ

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油毛の毛鉤・・・茶色が強めコッキーボンデュ

黒毛の毛鉤・・・黒色が強めコッキーボンデュ

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黒毛の毛鉤・・・黒色が強めコッキーボンデュ

毛鉤はその時に飛ぶ蟲に合わせる
川底の石色に隠されない色も大事
それ以外にも
岩魚毛鉤には白班が昔から珍重されている

先記事のコロラドからの質問状への返答
貧しい英語に自分でも為す術が無く現物で説明

何故、伝統毛鉤を愉しむか?
Do you have any favorite traditional patterns? What are they and why do you like them?
伝承であるとするその素材を使うから伝承毛鉤では無い
その素材を如何に活用してきたかを知る事が本来の伝承
それを今なら愉しめる

エキゾチックなお勧め毛鉤は?
Some patterns call for exotic materials like zenmai or mamushi skin. What is the most exotic material you’ve ever tied with and what was it like?
蝮胴まで挙げられたので、それに答えて
・・・濡れたら判る蝮胴・山繭包み

勿論これは天然素材・化成素材への返答も兼ねる
・・・蝮代わりの某素材下巻き
Some patterns call for exotic materials like zenmai or mamushi skin. What is the most exotic material you’ve ever tied with and what was it like?

山からの贈り物である天然素材の性質を生かし
如何に活用してきたかの伝承を愉しむ
What do you think a tenkara angler from the year 1700 would think if they saw the modern materials we have available today in 2018 for fly tying and our modern patterns?
幻の素材ならそれに代わる化成素材で代用する

何故、蛇口を使うのか?
When tenkara first came to the U.S., most people were tying on eyed hooks. But in the last few years, more and more people have been tying on eyeless hook with silk bead cord loops. Do you see any practical advantages to eyeless hooks (I.e. better hookset) or is it only for aesthtics.
それを巻き止める針は個々人が選択した結果
その針は餌釣りにも使うし同じ針に毛鉤も巻く
信頼に足りる針だからこそわざわざ蛇口を巻き添える

以下爺の戯言 ———————

此の頃、海外テンカラサイトの”kebari”で気になるのが
蓑毛の巻き方とその長さのバランスに違和感を感じる

日本でのFF釣法開幕初期のウェットフライを見るかの様
(針に比べてウィング・スロートハックル等が長すぎる)
当時、彼の地からも言われていた・・・デジャヴの世界

蓑毛の向きを滅茶苦茶に巻いた”kebari”も多い
蓑毛の角度が大事な”sakasa-kebari”でも同じ

西洋の美的感覚(黄金比)と東洋の美的感覚(白銀比)?
と思いたいが実際は・・・

 

kebariプロポーション
毛鉤のバランス