テンカラ毛鉤 カワネズミ胴

土着のテンカラ毛鉤でありながら定冠詞の様に付く語彙
良く聞く本家・元祖・総本家争いにも似た正体不明の言葉遊び?
お決まりの釣り業界の煽り文句

秘伝テンカラ毛鉤
伝承テンカラ毛鉤
幻のテンカラ毛鉤
直伝テンカラ毛鉤
古来テンカラ毛鉤
職漁師テンカラ毛鉤

次は
一子相伝のテンカラ毛鉤
伝統テンカラ毛鉤
和式テンカラ毛鉤

後は
真田毛鉤
日光毛鉤
甲州毛鉤
秋山郷毛鉤
とかの夢を感じさせる土地名が付くもの
盛岡毛鉤とか播州毛鉤、真田毛鉤から加賀・高山
現在も本家本元で商品化されているので
正体不明のごまかしが利かない

別の点では毛鉤材料
カワネズミ
雉の剣羽根
ゼンマイ
・・・山繭胴は秘儀・奥義?

ゼンマイもたかだか一・二年の乾燥程度では意味が無い
じっくり熟成させて30年もたてば
色目も変わるし
ねっとり絡みつく
勿論、採るゼンマイの株は一抱え以上に限る
繊維の太さ自体が倍ほど違う

実際はテンカラと呼ばせたのも
毛鉤釣りとか毛釣りではお金にならないので
釣り業界が目新しい言葉で煽ったお陰
一般的では無かった逆さ毛鉤を押し上げたのも戦略の一つ
本に纏めた第一人者からの紹介ではないこともそれを示す

マボロシの日光毛鉤云々はまだ多い
ゴロッチョに金胡麻・銀胡麻・カワネズミと材料が多いお陰かもしれないが
幻でもなく昔の本には現物が作者と共に紹介されていた
ゴロッチョはゼンマイ胴に雌雉のフェザー
【昭和17年「山女魚つり」佐藤垢石、鈴木晃(鶴書房)】
ヒゲナガに代表される蝶の釣り
金胡麻・銀胡麻はそれより小型の普通毛鉤
ハックルは透けの入った老齢の軍鶏の頸毛に胴はカワネズミ
(透け = 白髪と同じで地色が抜けたもの)
矮鶏それも碁石矮鶏とする後世の釣り雑誌
碁石矮鶏は芯黒や先黒の羽根
矮鶏も珍重されてはいるが・・・雄の三毛猫並みの黒毛の雄矮鶏

カワネズミは決して幻でもない
これが意外とオモチャ代わりにされて死んでいる
臭いので持ち帰る事は無いがどれかが判れば案外多い
幻でも無いフライマテリアルのモールと同じ
モール自体が日本で理解されるモグラでも無い
どちらにせよカワネズミ自体モグラと同じ堂々巡り

市販の剣羽根は食用と狩猟用に養殖されている輸入物の高麗雉
別に有難がるほどの物でも無いし雌雄ごちゃまぜ
本来は使わない雌雉の剣羽根も多い
剣羽根毛鉤を売り物にするのに
剣羽根の巻き留め方も知らないインチキラクター
2009年2月にwebで巻き留め方を紹介したら
慌てて後追い猿真似掲載も見苦しい

それまでの剣羽根毛鉤を見れば
それすら知らなかった事が明白・・・

尚更、悲しい事に

1枚でなぜ4本の剣羽根毛鉤を巻くのかが判らない
否・・・・巻き過ぎは出が悪くなる
剣羽根処理は綺麗に巻ける
否・・・・丈夫に巻ける

やっぱりピントがズレて居る
根っ子が抜けた話ばかり・・・

所詮、道楽では有っても
神格化とか幻化もいい加減にしないと闇の方が深まる
間違い以上にunfairな情報が多くなる
逃げ道代わりの呪文にも似た
十人十色に一流一派の言い種

今も流行りらしいレベルラインテンカラ至上主義
現代テンカラとか本流テンカラと昔から変わらない
もっとも
餌竿で毛鉤釣りとなれば提灯釣りでは無くても
もともと3号4号のレベルラインは普通
道糸とかトバシ糸と言っていた時代
餌釣りでも3号の道糸にハリス1.5号時代が長かった
馬の毛では無いしなやかでおつりも出ない
軽い撚糸テーパーラインが画期的
新製品の時代から切れずに使っている・・・
単糸より撚糸が強いのは明白
癖も附きにくい

地域や渓相に合わせ特色に溢れる事は当然
それでも渓を下りれば共同体の仲間
川割りも共同体だからこそのシキタリ
余所者は入り込めずに大事な事が判らず猿真似ばかり
決して
マボロシでは無く地域に根っ子が広がっている
戦後の復興に伴うインフラ整備で地方から地方の交流も盛ん
電源整備やら高速道路・・・タコ部屋・出稼ぎ時代
それ以前にも
秋田マタギの狩場だった新潟から長野の秋山郷
秋田からの移住者も多い
当然ながら狩猟技術も地域に根付く
毛鉤もその釣法も同じ事
・・・哀しい現実
マタギ衆が移住した当時の大秋山集落は
平家の落人伝説の主と共に飢饉により全村消滅・・・

DSCF5156
テンカラ毛鉤 カワネズミ胴 各色

テンカラ毛鉤 カワネズミ胴

生き物だから毛足の違いに色も違う
ナチュラルの銀ネズ色の各色と
ダイドのブラウン・ベージュ・クラレット濃淡・ブラック・オリーブ等
濡らして革を柔らかくしてからカミソリでの昔ながらよりは
その都度シザーで必要量切った方が早いし無駄も出ない
一枚から取れる量は思ったよりも少ない
これが本来のマボロシの意味・・・頓服薬程度で多いぐらい

フライマテリアルでの「モール」それを直訳して「モグラ」
ヨーロッパ圏での「モール」は川辺に住み
素早く水中に潜り水生昆虫を食べる小動物と説明されている
アイリュッシュ・パターンで有名なウォーター・ラット
おもわず「水鼠」かと思えばこれは別の小動物と説明が有る

以下ジジイの戯言 ——————————–

情報は情けに報いる事と教わってきたがこれは貸し借りの意識が底にある
釣り雑誌を読む時、愉しみを含む情報を得るために代金を払う事も含まれる
厳選された記事であっても明らかな間違いもあるがそれも楽しい
何時も目新しい情報が溢れた誌面作りには無理もあるだろう
ある程度、商業ベースになることも仕方がない事と思えるようにも成ったが
一切の釣り雑誌を買わなくなって久しい、本屋の月毎に変わる表紙を見るくらい
毎年変わらぬ月例テーマが繰り返されるのを確認はできる

ある程度の商業ベースは同好誌でもないから仕方がないかもしれないが
全編、記事も含め釣り具業界の広告集となってしまったと感じてしまう
底には貸し借り以上の流行といわれる作為的なものが流れている
フライならショートロッドで3~4番にライン必要無しのLL釣法
テンカラならレベルラインにソフトハックル逆さ毛鉤
止水域のような渓流ならそれでも足りる
対象河川は渓流域なのか山岳渓流なのか
渓流の観念が違い過ぎて・・・

このブログに40ヵ国からの来訪者が来られている事からも
テンカラは世界的に興味を得ていると思われる
間違いは修正はできるが
商業ベース過ぎるunfairな情報は恥と思う

I can correct mistakes in fishing magazines
Information too commercial based is a disgrace,

ご質問、ご指導お寄せください

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください