テンカラ毛鉤の大きさについて・・・Tenkara hook and fly hook size
針の大きさを表す号数とフライフックサイズ「#」について
・・・#=fly hook size
判り易い目安はないかとの問い合わせが有りました
Japanese Tenkara Hook Sizes Compared to US Hook Sizes?
蚊頭なら#18~それ以下
蠅頭毛鉤なら#16~14
蜂頭毛鉤なら#12~10程度又はそれ以上
テンカラ毛鉤のサイズとなれば
餌針で7号~8号程度
鈎形・製造元等で同じ号数でも違いが有るので
何とも説明が附き難い
実物を見て確認するしか方法は無いけれど
感覚的に並べてみれば
何とも説明が出来ないもどかしさ
鈎についても世界共通の基準が無い・・・There is no universal standard
独断と偏見で(多分に感覚的)・・・Own interpretation
一般的な袖型ならば
・・・A general “sode”
3号・・・#16
4号・・・#15
5号・・・#14
6号・・・#13
7号・・・#12
7.5号・・#11
8号・・・#10
9号・・・#9
10号・・・#8
狐型鱒針だとフライフックサイズが一段上がる
・・・”Kitune” one step size up
3号・・・#15
4号・・・#14
5号・・・#13
6号・・・#12
7号・・・#11
7.5号・・#10
8号・・・#9
9号・・・#8
10号・・・#7~6
昔の毛鉤サイズは 10号(fly hook size#7~6)・・・前出済み
今の毛鉤サイズは 7~8号(fly hook size#12~10)
それでもFF釣法に比べたら大きいサイズを普通に使っている
ドライフライとウェットフライのサイズ感の違い?
来期用に用意したのが鮎掛け鈎の6号~7号(fly hook size#13~12)
・・・小型毛鉤の世界が広がる(笑)
追記
蛇口を付けてとなると・・・?
付記
小型毛鉤が広がる世界観を拝見したいものです。楽しみにしておりますねー\(^o^)/
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何度か試みましたがイザとなれば心許なくて何時も使うサイズに戻ってしまいます。でも今年はテンカラ竿で鮎毛鉤も楽しめましたので、確かに世界が広がりました(笑)
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私も針の号数の基準については、ずっと不思議に思っていました。
先ほど調べたら、関東は10匁(約37.5g)の地金から10本のハリが取れたら1本は1匁(もんめ)、100本取れたら1分、1000本なら1厘と呼ばれていて、関西で作られていたハリは、1本を作るときの地金の長さを基準にして大きさが決められていたと知りました。
(関東:重さ 関西:長さ)
だからバラバラで複雑になってしまったんですね。
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ありがとうございます
対象魚・製造メーカー・形・細軸太軸等で説明できないもどかしさ、比較するフライフックも様々となれば無理を承知の独断(笑)です。勿論クレームは受賜ります。
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毛鉤の話では無いのですが、関東、関西の言葉の違いで(ありがとう)はいわゆるthank you、(おおきに)は(大いに)から転じたvery much、 質をとるか量を重んじるのか、、長さと重さのお話で思い出しました、、失礼\(^o^)/
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コメントありがとうございます、今迄考えもしませんでしたが言われてみると確かに。考えさせられます。
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ハリの大きさに関してはバイスなどの道具の歴史に左右されているのでしょうか? フライのバイスも歴史は浅く、なかった時は手巻きだったそうです。(自分では調べていない。)手巻きだと小さいサイズは難しいので、昔のハリは大きめというのも納得できますね。もし現在でもバイスがなかったら自分なら机の上に置ける安定感のある木に針を刺して巻くか、といったところでしょうか。、いずれにしてもハリをバイスに固定して毛鉤を巻くことが当たり前の時代の人間の考える事なので参考にはならないかもしれません。
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フィシャーマンズ・カース(釣人の呪い)と呼ばれる小さなフライが有りますが使うのも巻くのも釣人にとっては呪いの様なフライです、針の製造技術も伴わず掛けても折れるとか。その点では鮎毛鉤に見られる様にチモト側を柔らかい木に差して毛鉤を仕上げてからその残った鈎軸を折りサイズを合わせる。どちらもフライフックなら#18~20程度かと思います。各地で作られていた鮎毛鉤ですが今は集約されてごく一部だけが伝統工芸品として残っているのが現状ですから昔より今の方が厳しいかもしれません(笑)
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やはり意地になって手巻きのミッジ巻いた人がいるんですね。呪われてるのか引きずり込まれたのか。テンカラ釣り師おそるべし。
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