Catskill Kebari 序文

Catskill Kebari 序文

キャッツキル地域の有名人なら
筆頭は米国ドライフライの父
Theodore Gordon
・・・クイルゴードン
ジョアン・ウルフ嬢が伴侶だからこその
Lee Wulff(リー・ウルフ)
・・・視認性に優れたウルフ氏改善・各パターン

彼らが巻いたロイヤルコーチマンを見れば
両者の違いが良く判る

セオドア・ゴードン氏は
ダックブレストフェザーのファンウィング・ロイヤルコーチマン
後に改良され“Hair Wing Royal Coachman”となる
バックテイルであったテール素材をディアヘアに変えて
商業ベースに乗せたのがリー・ウルフ氏
その変遷はこちら
Royal Wulff
何やら
Quack CoachmanやらQuack Special等、面白い所です(笑)
どちらが云々の”Hair-winged Royal Coachman”話です
どちらにせよ
ジョン・ヘイリー氏が発案したウエット・ロイヤル・コーチマンを
初めにドライフライとして発表したのがセオドア・ゴードン氏

Wulff氏の素晴らしい点は
厳密なレシピを厳守するのではなく、
パターンのバリエーションと進化を奨励したこと

別にここでRoyal Coachman Fly Pattern Historyを
説明することが本意では有りませんが
魚も釣り人も魅了されたパターンに異論はありません
異論が有るとすれば
当初に紹介されたブラッシーなフライがキャッツキルパターン?
・・・では有りますが(笑)

飛ぶ虫の形態模写から魚を魅了させる形態変化は素晴らしい
そこに釣人からの視認性までをデザインに入れ込み
新しいタイプのフライとして現在まで続く
チョークストリームの英式ドライフライから
あらゆる地域と渓なり川なり海まで広げた功績は
米国のFF釣法の素晴らしい所だと私自身は思います
翻ってテンカラ毛鉤に求められる物はと考えると
先の伝承・伝統の件にも重複しますが
過去の資料からでなく
戦後に捏造されたテンカラ毛鉤自身が
この基を職漁師毛鉤に求めていた自己矛盾と
今様テンカラ釣り自体が日本の毛鉤釣り文化からの
乖離(Estrangement)であることは、情けなさすら感じます

毛鉤はその時に飛ぶ蟲に合わせるだけでなく
その環境に合わせ、対象魚に合わせ作られてきました
ならばCatskill Kebariとは・・・

Catskill Fly Fishing Center and Museum
キャッツキルフライフィッシングセンター&ミュージアム
・・・ドライフライの殿堂

Harry Darbee’s Andalusian Cock Hackle.とか
ロングシャンク・アップアイのフックとか
・・・何やら呪文の様な・・・

ご参考に
TOM WHITING DESIGNS
THE PERFECT FEATHERS FOR FLY TYING

Genetic Hackle

genetic_hackle

以下爺の戯言 ———————–

流し毛鉤釣りにハス毛鉤なり盛岡毛鉤
これはライズを誘う毛鉤では無い
もっと言えば
魚のライズを創り出す毛鉤

魚を釣る事には変わりがないけれど(笑)

Catskill Kebari 序文” への4件のフィードバック

  1. ロイアルウルフにコーチマン。巻いて釣りに行きいい思い出が私にも沢山あります。K.S氏の本に赤のシルクよりもグースやダックのクイルの方が良さげと書かれてあり、まねして沢山巻いた記憶があります。まだ自分でタイイング出来なかったころ初めて購入したドライフライもこれだった気がします。色彩の派手さにくびれまであるドライフライのセクシー路線と言ったところでしょうか。たたきあがりの釣りでロイアルハンピー沢山使った記憶があります。私が英語が読めないのであれなのですが、ホワイティング博士のブログの写真だけ見ていると、コックネックの横にドライフライでなくストリーマー系のフライが出ていてとても不自然に見えました。動画では少しドライフライも出ていたのですがウイングにジャングルコック。スタイルもルックスも博士。もうけたのでしょう。フライに表れていますが、肝心かなめのハックルの存在感がない。ジャングルコックのウイングの方に目が行ってしまったのは私だけでしょうか。俺の育てた鳥の羽根はフライにするとこんなにすごいんだぞ。的な動画ではありませんでした。対するハリーダービーさんはというと相変わらず怖い顔したおじさんです。寝ずに研究していたのでしょうか。ヒロポンの力を借りて。薬物中毒系のやつれた人にも見えてしまいます。< これは失礼 ダービーおじさんごめんなさい。> それほどまでに対象的に見えてしまいます。ホワイトティングファームは設備も最新鋭。ひよこに色は塗られていませんでした。対するダービーおじさんの写真を見ていると、鳥小屋での飼育風景を想像してしまいます。写真なので推測しかできませんが。それでもダービーおじさんと手に乗った鳥はこれから軌道に乗っていくことを信じ、俺が養殖でお前らフライマンに最高のドライフライハックル届けてやるよ。こんな力強さを感じる1枚です。鳥の抱き方にも温かみを感じます。

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    1. おじゃまる様 コメントありがとうございます。ロイヤルコーチマンとかクイルゴードンとか一番思い出が詰まった頃の話です。特にロイヤルコーチマンパターンは世界中で一番愛用されたパターンかもしれません。バリエーション様々で作者なりの説明も色々でそれも楽しかったと思います。今や8割方がホワイティング社の羽根ばかりであらゆるフライに使われ、頑なだった北欧のサーモンフライにも無くては成らぬ程です。色々なところに脱線ばかりになってしまいましたがそれだけ若い時の思い出に直結しておりますから限が無くなってしまいます(笑)

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  2. こんばんは。
    クイル・ゴードンにグレーフォックス・バリアント…好きな毛鉤の一つです。
    雑誌で見た、セオドア・ゴードン自ら巻いたクイル・ゴードンにはオーラを感じました。
    ハックルのファイバーは長く、薄く巻かれていて、フライを始めた当初に憧れたブラシのように密に巻かれたハックルとは別ものでした。

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    1. yugawasuki 様 コメントありがとうございます。釣り雑誌に掲載されたフライと有名河川の写真、貪る様に見ていました、びっしりと巻かれたロイヤルハンピーなんて、どんな羽根なら巻けるのかと疑問にも思いましたし当時のジェネティックハックルでも3枚~4枚巻くのだとお聞きし贅沢過ぎるとも感じました、日本の急流に合わせて尚更に厚く巻かれたフライになるにつけ、実釣で効果を感じずかと言ってぽっかりと浮かぶ訳でもなく、疑問ばかりが先立つ中、オリジナルフライは刺激的でした。憧れのQuill Gordon、Hendrickson、Red Quill、March Brown、Light Cahill、Cream Variant、Dun Variant,Adams等のスタンダードパターンが今では古典的ドライフライと呼ばれる様になってしまいましたね(笑)

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